スポーツやビジネスなどで成功している人のインタビューを聞くと、多くの成功者が「運がよかっただけです」と答えています。
本当に「運が良かっただけ」で成功をするのでしょうか。実は成功者が言う「運がよかっただけ」には隠された真実があったのです。
どうも、ねこひげ(@dr_catwhisker)です。
今回は、成功者が言う「運がよかっただけ」に隠された真実について書きたいと思います。目次
成功者の言う「運がよかった」は必然的なもの
よくテレビや雑誌など成功者のインタビューを見ていると、成功した人に限って成功した理由を「運がよかっただけ」だと話します。
なぜ成功者はみんな「運が良かった」と口を揃えて言うのでしょうか。
一つ考えられるのが謙遜もあるでしょう。「自分の実力と才能で勝ち上がったんだ」というよりは、「運が良かっただけ」と答えているほうが人として感じよく思われます。
ですが、この成功者が言う「運が良かっただけ」という言葉を、聞いている側として真に受けてしまうと「たまたま、うまくいった」として捉えてしまいます。
運がいい人は必ず、地道な努力を重ねています。成功した人が言う「運が良かっただけ」という言葉の意味は「たまたまうまくいった」ということではありません。
「運がよかっただけ」の真実は、「自分にできることはやり切った、その結果がどうなるかは運に任せた」なのです。
やることやったら、あとは運
日本には、以下のことわざがあります。
人事を尽くして天命を待つ
この意味は、人としてやれることを全てやり尽くして、あとは天の運命にまかせるという心境を言った言葉です。
成功している人の多くが、自分ができる限界まで努力をして、あとは運に任せるのです。何もしないまま「うまくいっただけ」とは違います。やることやったら、あとは運なのです。
残念ながら、すべての努力が報われるとは限りません。ただし努力しないと報われることがないのは事実です。
自分が「これでもか!」というほど努力をして、結果がよくなくても悔しい気持ちが残りますが不思議と後悔はありません。なぜなら、やりきったと心から思えるからです。しかも、その努力を次に活かそうとします。
失敗を失敗で終わらせずに、失敗から学び、次に活かそうとする姿勢も成功者の特徴の一つですね。
どう運をよくすればいいのか?
このままだと、「努力が大事だ!」「もっと努力しよう!」という精神論だけで終わりそうなので、心理学的に運を味方につける方法をお伝えします。
それは、心理学者リチャード・ワイズマン博士の考察によると、ラッキーな人には以下の4つの法則があるそうです。
①チャンスを最大限に広げる
②虫の知らせを聞き逃さない
③幸運を期待する
④不幸を幸運に変える
ワイズマン博士は、運のいい人・運の悪い人がどんな行動を観察したところ、この4つの法則を学んで実行した人ほど、運がよくなったと感じたそうです。
幸運になるためには、幸運な人たちと同じことを考えてみてはいかがでしょうか。
例えば、チャンスに気づいたらチャンスに基づいて行動をします。また不運を幸運に変えるように行動をします。つまり幸運な人とは幸運な人たちと同じように「努力」しただけなのです。
最後に
成功者がいう「運がよかっただけ」という言葉を、そのまま真に受けると「たまたま、うまくいっただけ」という風に捉えがちです。
ただ、それは違います。
実は「自分ができることはやりきった、あとは運に任せた」というのが真実だと思うのです。何かを成し遂げている人ほど「努力」を積み重ねた人たちです。
「最近、運が悪いな…」という人は、思考や行動を体系的に学ぶことができるワイズマン博士の本を手にとってみてはいかがでしょうか。

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今日のクエスト~LevelUpポイント~
●成功した人は絶え間ぬ努力をしている!
●人事を尽くして天命を待て!
●運を味方に付けたければ、ワイズマン博士の4つの法則を意識しよう!