あなたは、今年の目標は立てたでしょうか。どのような目標にしましたか。
今年もダイエットや筋トレ、勉強、仕事など人それぞれ目指すゴール(目標)があるかと思います。
目標達成には「正しい目標設定」が重要です。
どうも、ねこひげ先生(@dr_catwhisker)です。
今回は『脱・三日坊主のための目標設定!ゴールは手が伸ばせそうな距離に置こう』というお話です。いつも三日坊主になりがちな人は参考にしてみてくださいね。
目次
脱・三日坊主には目標設定が重要
「今年こそはダイエットをするぞ!」「今年こそは勉強をがんばるぞ!」と意気込んでいたはずが、月日が流れるにつれて「もういいかな……」と諦めた経験がある人もいるのではないでしょうか。
そんな三日坊主になりがちな人は目標設定が間違っていたのかもしれません。
例えば「モデル並みの超スリムな体型になる!」とか「学内で一番の成績優秀者になる!」など身の丈以上の目標を設定してはいませんでしたか。
高い目標を持つことは一見かっこいいのですが、それが原因で挫折してしまうことがあります。途中で「やっぱり、私には無理かも……」とせっかく立てた目標を投げ出してしまうのです。
はじめは意気込んでモチベーションも高かったはずなのに、目標設定を誤ったばかりに挫折してしまうのは、何とももったいないことです。
では、どうすればいいのでしょうか。
目標となるゴールは手が伸ばせそうな距離に置きましょう。
ゴールは手が伸ばせそうな距離に置く
挫折の原因が高い目標を立てすぎたことであれば、それは手が伸ばせない距離に置きすぎたということです。
逆説的になりますが、それであればゴールは手が伸ばせそうな距離に置くことが賢明な判断です。
では「手が伸ばせそうな距離」とはどのようなものでしょうか。
具体的で、無理せず、ただし簡単すぎない目標にしよう
まずは「具体的にする」ことです。
あいまいだと、どうしても目標がぼやけてしまうので、具体的な数字で示すことが理想です。
例えば「めっちゃ痩せる!」ではなく、「夏までに5キロ痩せる!」など具体的な数字でゴールをイメージしながら取り組むことが大事です。
仕事も同じです。「訪問件数を増やす!」ではなく、「月に訪問件数を20件増やす!」と具体的な数字で表してください。
次が「無理をしない」ことです。つまり、高すぎない目標にすることです。高すぎる目標は無理をし続けなければ達成が難しいでしょう。
ただ、人が無理をし続けるのには限界があります。
何が何でも達成しなければいけないという鬼気迫る目標じゃない限り、「無理しない」ゴールを設定することが大事です。これが「手が伸ばせそうな距離に置く」というです。
最後が、「簡単すぎない」ことも大事です。実は、すぐに達成できるような簡単すぎる目標もモチベーションの低下に繋がることがあります。
無理はよくありませんが、「ちょっとがんばる」ぐらいの目標設定が大事です。
ゲーミフィケーションで取り組もう
「ゲーミフィケーション」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
ゲーミフィケーションとは、ゲームの要素や考え方をゲーム以外の物事に応用することを言います。つまり、目標にゲーム性をもたせるということです。
例えば、勉強を目標にするのであれば「学習記録をとる」「友達と競い合う」「単語カードやパズルにする」などゲーム性を持たせることで勉強が楽しくなります。
では、そもそもなぜ僕たちはゲームに夢中になるのでしょうか。立命館大学映像学部准教授の渡辺修司さんと、同学部教授の中村彰憲さんは、次のように述べています。
人には「努力すれば何かが得られる」という期待感があります。そして実際に、努力に対する適切な評価や報酬が得られる場合、その行為を持続する傾向が見られます。つまり、目標と評価のバランスが適切である場合に、モチベーションが高まるというわけです。
ゲーミフィケーションを行うことにより、ツラい目標にも楽しい要素を追加することができます。
「ゴールは手が伸ばせそうな距離に置く」というのは、ゲーミフィケーションに通じるものがあるのです。
今回は「脱・三日坊主のための目標設定」についてお話しました。
せっかく「やる気」があったのに目標設定を間違ったばかりに低下させてしまうのはもったいないことです。
ぜひ今回ご紹介した「ゲーミフィケーション」の要素を取り入れて目標達成に役立てみてくださいね。
今日のクエスト~LevelUpポイント~
●高い目標は挫折の原因に!
●ゴールは手が伸ばせそうな距離におこう!
●ゲーミフィケーションで取り組むと楽しい!