ココロクエスト~レベルアップ心理学ブログ~byねこひげ先生

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興味を追求する人が勝つ!内向的な人は「探究心」をもとう

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探究心が強い人は「内発的動機付け」が大事

「今年こそはがんばるぞ!」と新しく何かはじめようと思う人も多いはずです。

 

ですが、数ヶ月もすればモチベーションが低下して、いつの間にか挫折……なんてこともあるのではないでしょうか。

 

 

どうも、ねこひげ先生(@dr_catwhisker)です。

今回は『興味を追求する人が勝つ!内向的な人は「探究心」をもとう』というお話です。

 

 

 目次

 

内向的な人は「内向的」を活かして行動しよう

当ブログ「ココロクエスト」の読者にも内向的な性格の人もいるはずです。何を隠そう僕は内向的な人間の一人です。

 

内向的な人には「内向的」な性格を活かした生き方があります。 

 

自分に合った方法で生きた方が、ずーっと生きやすくなるのは言うまでもありません。ではどうすればいいのでしょうか。

 

キーワードは「探究心」です。

 

物事について、深い知識を得たり、原因を解明したりしようという気持ちのこと。

 

出典:探究心の意味や使い方 Weblio辞書

 

僕の好きな言葉の一つでもあるのですが「探究心」がモチベーションを保つのに役立ちます。

 

内向的な人は探究心が強い

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内向的な人は探究心があると僕は思っています。

 

例えばあなたはこのようなことに当てはまるでしょうか。

 

  1. 好奇心が強い
  2. 色々なことを知りたがる
  3. 夢中になって周りが見えなくなる
  4. 物事を深く掘り下げるのが好き

 

もし、これらに該当すれば探究心が強い人と考えられます。そして往々にして内向的な人に多い特徴でもあります。

 

内向的な人が、なぜ探究心があるのでしょうか。

 

それは内向的な人ほど内省をします。つまり、自分のことや物事の本質を深く考える傾向にあるのです。

 

一つの好きな分野があれば、その分野の本を読みあさったり、勉強をします。そこにかける時間と労力は苦ではありません。

 

実際はどうなっているのか追求するのが内向的な人の強みです。

 

探究心が強い人は「内発的動機付け」が大事

探究心が強い人は「内発的動機付け」が大事

人が行動するためには動機が関わっています。そのための「動機付け」には2つあります。

 

アメリカの心理学者であるエドワード・デシ(Edward L. Deci)とリチャード・ライアン(Richard M. Ryan)は、この2つの動機付けをこのように述べています。

 

  • 内発的動機付け
  • 外発的動機付け

 

内発的動機付けとは?

まずは「内発的動機付け」です。内発的動機付けとは簡単に言ってしまえば、お金や報酬でもなく、また怒られないためでもない、その行動がしたいからするという動機付けです。

 

外発的動機付けとは?

次が「外発的動機付け」です。外発的動機付けとは、活動それ自体を楽しむのではなく、何か(お金、ポイント、承認など)のために行動をします。

 

もともと好きなものに報酬はいらない

もともと好きなものに報酬はいらない

「好きこそ物の上手なれ」という言葉があるように、好きなことをやると上達も早くなります。そして好きなことを追求するためには報酬はいりません。

 

もちろん「ある行動や活動」が楽しくない場合は、報酬を用意することで行動を促進するのに有効的になります。

 

ただ、もともと好きなものをやっているときに報酬を用意するとモチベーションが低下する恐れがあります。

 

その例としてよく挙げられるのが「アンダーマイニング効果」です。

 

アンダーマイニング効果

探究心が強い人は「内発的動機付け」が大事

アンダーマイニング効果とは、内発的に動機づけられた行為に対して、報酬を与えるなどの外発的動機づけを行うことによって、モチベーション(やる気)が低減する現象です。(参考

 

「ある行動や活動」にもともと「やりがい」や「楽しみ」を感じている場合は報酬などで動機付けをすると、逆にモチベーションが低下してしまうのです。

 

つまり、「報酬」をもらうことが目的になってしまい、報酬なしではモチベーションが上がらなくなります。

 

アンダーマイニング効果は、心理学者デシとレッパーの「幼稚園児を対象にしたお絵かきの実験」で実証されています。

 

実験では、お絵かきが好きな幼稚園児に対して、お絵かき後に「報酬を与えるグループ」「報酬を与えないグループ」にわけました。

 

結果、お絵かきすることに対して外的な報酬を与えた幼稚園児は、報酬を与えない場合よりも、お絵かきをしなくなるということがわかりました。

 

この実験から、外発的動機付けが本来持っていた内発的動機付けを阻害してしまう可能性を示されています。

 

内発的動機付けは、報酬のあるなしに関わらずに、根気よく努力を続ける要因になるので、物事を継続するためには重要な要素になります。

 

ねこひげ的まとめ

今回は「内向的な人は探究心をもとう」というお話でした。

 

そのためには「内発的動機付け」が大事です。つまり、「内発的動機付け」だと「ある行動や活動」が楽しく、持続しやすいということです。

 

僕の見解としては「報酬が絶対ダメ!」というより、報酬ばかりを追い求めるとモチベーション(やる気)が下がるぐらいなら、何かを知りたい・学びたい・達成したいという探究心を忘れずに行動していくことが大事だと思います。

 

「報酬があるからやる」のではなく、「それをすること自体が面白くて楽しいからやる」ことが先で、その後に報酬が得られるのはありです。

 

まず優先する目的をどちらにするかなのではないでしょうか。

 

今日のクエスト~LevelUpポイント~

●内向的な人は探究心が強い!

●内発的動機付けを大事にしよう!

●まずは「楽しい!」を優先する!