人生の迷子です……。どうしたらいいでしょうか…?
転職や恋愛、育児、教育など「どうすればうまくいくだろう……」と迷うことがあると思います。
そんな「人生の迷子」になったとき、どうすればいいのでしょうか。
どうも、ねこひげ先生(@dr_catwhisker)です。
今回は『どうしよう……?人生に迷ったときは「10-10-10(テン テン テン)」』というお話です。
目次
人生に迷いを感じてしまったら…
人生に迷いを感じてしまう人もいるでしょう。
今、まさにこのブログ「ココロクエスト 」を読んでくれている方の中にも人生迷子中の人もいるかもしれません。
たとえば
「転職しようか悩んでいる」
「この人と付き合っていいのか悩んでいる」
「この勉強を続けるべきか悩んでいる」
など、仕事や恋愛、プライベートなことまで迷うことがあると思います。
このようなとき、人は目先の問題に囚われすぎて未来の予測まで頭が回りません。
そして「とにかく仕事が嫌だ!辞めよう!」「この人とは付き合えない。別れよう!」と目先の問題だけにフォーカスして、意思決定をしてしまい後悔することがあるのです。
確かにブラック企業に就職していたり、DV男と付き合っていたら、即座に逃げることが賢明な判断です。
ただ「何となく嫌だ」など、今の感情だけで判断すると後悔することがあります。「仕事、辞めなければよかった」「勢いに任せて恋人と別れなければよかった」など、後悔してもすでに遅いのです。
では、どうすれば「できるだけ冷静に判断ができる」ようになるでしょうか。
そこで、僕がおすすめするのが「10-10-10(テン テン テン)」という技法です。
「10-10-10(テン テン テン)」で考えよう
「10-10-10(テン テン テン)」という技法があります。
「10-10-10(テン テン テン)」とは、ジャーナリストのスージー・ウェルチさんが開発した意思決定のフレームワークです。
簡単に説明すると、「10分後」「10ヵ月後」「10年後」で、何かしらの決断をした場合、将来のそれぞれの時点において、どのような結果になるかを予測する、というものです。
もう少し詳しくみていきましょう。
一つ目の10「現在」
「この選択をしたら、10分後にはどう感じるだろう?」
最初の10は「10分後」を意味します。ただし、必ずしも10分後である必要はなく、1分後、1時間後、1週間後など直近の予測をします。
二つ目の10「予測できる将来のある時点」
「この選択をしたら、10ヶ月後にはどう感じるだろう?」
二つ目の10は「10ヶ月後」を意味します。ただ、これも上記同様に10ヶ月ぴったりではなくて構いません。
予測できる将来のある時点、つまり自分がした決断に対する反応が過ぎた後ぐらいをイメージしてください。
三つ目の10「未来のある時期」
「この選択をしたら、10年後にはどう感じるだろう?」
三つ目の10は「10年後」を意味します。最後に、ずーっと先の未来を予測してみます。
目先の迷いから客観的になる
「10-10-10(テン テン テン)」のメリットは、自分が決断した結果を10年先まで予測するところです。
10年先まで予測をするので、目先の迷いだけで意思決定をせずに客観的に問題と向き合えるようになります。
例えば「転職をすべきか」悩んでいることを例に考えてみましょう。
◆「この選択をしたら、10分後はどう感じるだろう?」
ーーー仕事を辞めると決断をしたら、気分がスッキリする!
◆「この選択をしたら、10ヶ月後はどう感じるだろう?」
ーーー大変なこともあるけど新しい職場にも慣れてきたかな。
◆「この選択をしたら、10年後にはどう感じるだろう?」
ーーー転職で悩んでいたことなんてどうでもよくなった。転職してよかった!
実際に考えるときは、もっと具体的に考えるようにしてみてください。
この場合は結果的に「転職してよかった!」という決断になっていますが、人によっては「転職はまだかも」という決断になる場合もあるでしょう。
今回ご紹介した「10-10-10(テン テン テン)」は転職のケースに限らず、恋愛や勉強、育児でも活用できるかと思います。
人生に迷っているときは「10-10-10(テン テン テン)」のフレームワークを活用して、目先だけに囚われるのではなく、漠然とでも将来を予測した決断のために試してみてはいかがでしょうか。
今日のクエスト~LevelUpポイント~
●迷っているときは目先の問題に囚われすぎる可能性も!
●いっときの感情で決断すると後悔することも!
●人生に迷ったら「10-10-10(テン テン テン)」!