誰かに話をしたとき、「この人、ちゃんとわかろうとしてくれてるな」って思えたこと、ありますか?
逆に、自分が気持ちを伝えたのに、すぐ意見されたり、話を切り替えられたりして、ちょっとガッカリしたことは?
どうも、ねこひげ先生(@dr_catwhisker)です。
僕は最近、人間関係がうまくいく人って、話し方より“聞き方”がうまいんだって気づきました。そして、そのコツはとてもシンプル。「正そうとするより、わかろうとする気持ち」なんです。
目次
ちゃんと聞いてもらえると、ホッとする
あるとき、友だちが「ちょっと聞いてくれる?」って話しかけてきたんです。その顔がいつもより元気なくて、あれ、何かあったのかなと思いました。
僕は何て声をかけるか迷ったけど「それは、しんどかったよね」って言ってみた。そしたら、「ありがとう、ちょっと気がラクになった」って言ってくれたんです。
このとき僕は、「話をちゃんと聞いて、気持ちによりそうだけで、こんなに安心するんだな」って実感しました。
アドバイスより、気持ちによりそうこと
誰かが困ってると、つい「こうすればいいんじゃない?」って言いたくなること、ありますよね。でも、本当にしんどいときって、アドバイスより「そうだったんだ」「つらかったね」のほうが心にしみます。
大事なのは、正しいことを言うより、「その気持ち、わかるよ」って伝えること。それだけで、相手は「自分のことをちゃんと見てくれてるんだな」って思えるんです。
話を聞くときの3つのコツ
① 話の途中で口をはさまない
まずは最後まで聞く。相づちをうつだけでも「ちゃんと聞いてるよ」って伝わります。
② 気持ちをたずねてみる
「それって、どんな気持ちだった?」と聞くと、相手は「わかってくれようとしてる」って感じてくれます。
③ 正解を出そうとしない
「それって間違ってるんじゃない?」よりも、「そっか、そう感じたんだね」でいいんです。
自分の気持ちも、ちゃんと聞いてあげよう
人の話を聞くことと同じくらい、自分の気持ちにも耳をすますのって大事です。つらいのにガマンして、「大丈夫、平気」と思いこもうとすると、心が疲れてしまいます。
「今日は疲れたな」
「よくがんばったな、自分」
そんなふうに、自分に声をかけてあげるだけでも、少しずつ気持ちはほぐれていきます。人にやさしくなるには、まず自分を大事にすること。僕はそう思っています。
聞くことは、誰でもできるやさしさ
特別なことはなにもいりません。ただ目の前の人に、「ちゃんと聞くよ」って姿勢を見せるだけで、人間関係って少しずつ変わっていきます。
「それはたいへんだったね」
「その気持ち、わかるよ」
たったそれだけの言葉が、誰かの心を軽くするかもしれません。僕もまだまだ下手くそだけど、それでも「わかろうとする気持ち」を忘れずにいたいと思っています。
最後に伝えたい3つのこと
- 正しさより、気持ちを見よう
- わかろうとするだけで十分
- 自分にも、やさしい耳を
おすすめ書籍