人の話し方・内容には特徴があります。それは「口癖」となって、その人を印象付けています。この口癖に注目すると「人間の性格や心理」が見えてきます。
どうも、ねこひげ(@dr_catwhisker)です。
今回は「接続詞に注目して、隠れた性格を見てみましょう」というお話です。
目次
よく使う接続詞で隠れた性格がわかる
職場で同僚や上司と話しているときに「この人、理屈っぽいな」「この人、いつも自信がないな」と感じることはありませんか。
それは実は、あなたが知らず知らずのうちに「相手の口癖」に注目していたからです。
口癖のなかでも、とくに「接続詞」には性格が表れます。
接続詞って?
接続詞とは語句や文章をつなげるために使う言葉です。
例えば、
「そして」
「しかし」
「でも」
「ちなみに」
といったような大雑把に言えば文と文の間に用いる言葉です。対話のなかでこの「接続詞」に注目すると、相手の性格が見えてくると思うのです。絶対ではないのですが、ある程度の参考にはなるはずです。
気になる異性や会社の上司・同僚が使う「接続詞」に注目してみてください。隠れた性格が垣間見えてきます。
では、どのような「接続詞」を使う人が、どのような「性格」の持ち主なのかを見ていきましょう。
「てか」の使い手
てか…
話していると「てか、〇〇じゃない?」という風に「てか」の使い手が存在します。このような人は好奇心旺盛な性格だと思われます。だからこそ、話題が次から次へと変わります。
新しい話題に移りたがらるので飽きっぽいようにも見受けられます。
「ようするに」の使い手
ようするに…
会話をしているときに、相手が「ようするに、こういうことだよね」と言ってきたら「せっかちさん」の可能性があります。
「ようするに」という言葉の次には結論がきます。つまり結論を急ぎたがる人です。だから「ようするに」を多様するに人は「せっかちさん」かもしれません。
「でも」の使い手
でも…
「でも」が口癖の人もいますね。こちらが意見を言っても「でも、それって…」というふうに受け入れてくれません。
「でも」の使い手は、他人の意見を素直に受け入れられない「少し頑固者」の可能性があります。
「だから」の使い手
だから…
会社の上司でいませんか?「だから、〇〇なんだ!」というような「だから」の使い手。
「だから」を使いたがる人は、自己主張が強い人です。自分の意見を通そうとすることは良いのですが、多用するとわがままで「自分の主張を他人に押し付けたい人」と印象がついてしまいます。
「だって」の使い手
だって…
「だって、〇〇じゃん!」という接続詞を使う人もいますね。このような「だって」の使い手は、自己防衛本能が強い可能性があります。
「だって」という言葉は、言い訳をするときに使う接続詞でもあります。自分が傷つくのを恐れ、正当化させようとして使っているのではと思うのです。
「つまり」の使い手
つまり…
「つまり」 の使い手は、少々「理屈屋」に思われる可能性があります。ロジカルな考え方ができる一方、それがうんちくを語りたがる人に思われることもあるでしょう。
接続詞に注目しよう
以上のように、接続詞には意味があり、その接続詞を多様する人には性格的な特徴が表れます。とは、言っても別に悪いことではありません。
例えば、「てか」を多様する人は次から次へと話題が変わりますから楽しい人だと思われます。「ようするに」を使う人は会議の場では本質を貫く重要な人物となるでしょう。
接続詞に良いも悪いもありません。
どの言葉を多様するかで、相手の性格がある程度わかるぐらいです。もちろん、完璧にわかるものでもありませんのであしからず。
あと、逆を返せば「接続詞」を上手に使いこなせば、相手に上手に伝えることも、自分を印象づけることも可能です。コミュニケーションの手段としても「接続詞」は便利です。
例えば、自分の意見を通したい重要な場面では「だから、〇〇です」と使えばいいですし、慎重に話を進めたいときは「でも、〇〇ということも考えられないか」と使い分ければいいのです。
最後に
人の口癖って面白いですね。内容そのものよりも、あまり意識せずに使いがちな「接続詞」にこそ人の性格が表現されているのかもしれません。
明日から会話をするときに、相手がどのような「接続詞」を多様するのか注目してみてはいかがでしょうか。また、違ったコミュニケーションの形が作れるようになると思います。
今日のクエスト~LevelUpポイント~
●接続詞に注目してみよう!
●接続詞で人間の隠れた性格がわかる!
●上手に接続詞をつかってコミュニケーションを図ろう!