はぁ……イライラするわ!!!
他人に対してイライラと「怒り」や「恨み」を抱くことはありませんか。たとえば、職場の上司や同僚、そしてパートナーに対して「イラッ」とすることがある人もいると思います。
怒りの感情を持ち続けてもいいことはありません。できれば、誰だって怒りの感情はなくしたいものです。そこで怒りの感情との付き合い方を考え直してみませんか。
どうも、ねこひげ先生(@dr_catwhisker)です。
今回は『イライラする!怒りの感情をなくす「REACHメソッド』というお話です。最近、イラっとしやすい人は参考にしてみてくださいね。
目次
怒りや恨みの感情を抱いても幸せになれない
怒りや恨みの感情を抱いても幸せにはなれません。
毎日のように「あの人、ムカつくわ!」「なんで、自分だけがこんな目にあうのよ!」「もうイラッとする!!」 とイライラしていても何も楽しくないですよね。
誰だって「怒り」や「恨み」という感情ではなく、「楽しい」「嬉しい」という感情で満たされていたいものです。
でも人間は「イラッと」感情的になってしまうことがあります。
なぜなら、どうしても僕ら現代人は多種多様の人たちと接する機会があります。そこでウマが合う人合わない人は、どうしても存在してしまうのです。
ですが、そんな他人に一喜一憂していてはストレスになってしまいます。怒りの感情をなくしませんか。そこで、おすすめなのが「REACHメソッド」です。
REACHメソッドとは?
アメリカの心理学者エベレット・ワーシントンさんが考案した「REACHメソッド」というものがあります。
この「REACHメソッド」では怒りの感情を抱いたときにた「許し」や「手放し」の気持ちが芽生える、とても役立つ方法です。
- Recall(思い出す)
- Emphasize(目立たせる)
- Altruistic Gift(視点を変える)
- Commit(許し、手放す)
- Hold(維持する)
REACHは、Recall(思い出す)、Emphasize(目立たせる)、Altruistic Gift(視点を変える)、Commit(許し、手放す)、Hold(維持する)の頭文字からきています。
紙とペンを用意して、こちらのステップを踏んでいきます。
①Recall(思い出す)
まずは、怒りや傷ついたネガティブな感情を思い出してください。良い悪いと判断するのではなく、あくまでもニュートラルな気持ちで客観的に思い出すことがポイントです。
②Emphasize(目立たせる)
次が相手の身になって考えてみます。なぜAさんはそういう行動をとったのだろうかと相手目線で想像して書き出してみましょう。
③Altruistic Gift(視点を変える)
続いて視点を変えます。あなたと相手の関係は横に置いておき、あなたがに第三者に同じような行動をとったときのことを考えてみください。そして相手から許されたときの自分の気持ちを思い出します。
④Commit(許し、手放す)
そして相手にお別れを告げる「許し」のステップです。相手に不愉快な感情を抱いたときを思い出し「恨み」「怒り」を手放しましょう。
⑤Hold(維持する)
あなたの気持ちが変わったとしても相手の行動が変わったわけではありません。もしかすると再度、相手にイライラすることもあるでしょう。そのたびに (1) ~ (4) を繰り返してネガティブな感情を手放していきます。
今回はイライラしたときの対処法として「REACHメソッド」についてお話をさせていただきました。
もしイラッとしやすいという人はRecall(思い出す)、Emphasize(目立たせる)、Altruistic Gift(視点を変える)、Commit(許し、手放す)、Hold(維持する)をメモしておき、怒り感情が抱くたびに、メモを見返してもよいでしょう。
不愉快な相手のことを考えて過ごすよりも、やはり楽しいことを考えて生きるほうがよっぽど建設的なのは間違いありません。ぜひ「REACHメソッド」ご利用ください。
参考文献(おすすめ書籍)
今日のクエスト~LevelUpポイント~
●怒りの感情に支配されても良いことない!
●怒りを手放して幸福になろう!
●REACHメソッドが手軽で有効的!