子供の頃に教科書のすみに落書きをしていませんでしたか。教科書ではなくてもノートやチラシの裏などに落書きをしていた人もいるかと思います。
ぜひ大人になっても「落書き」をしましょう。なぜなら落書きには脳を活性化させる作用があるからです。
どうも、ねこひげ(@dr_catwhisker)です。
今回はすぐに実践できる!「落書き」で脳を活性化させようというお話です。
目次
大人も「落書き」で脳を最適化
子供の頃に「落書き」をした経験を持つ人も多いかもしれません。ぜひ大人になった今も「落書き」をしてみませんか。
実は「落書き」をすることで脳の血流がアップすると言われています。
米・ドレクセル大学のギリア・カイマさんらが2017年に発表した論文によれば、落書きは前頭前皮質への血流を促すということです。
ドレクセル大学(フィラデルフィア)が発表した新たな論文によると、落書きには、脳に良い影響を与える効果があるようです。この研究によると、自由奔放な落書きや芸術活動は、脳の報酬系と繋がっている前頭前皮質への血流を促進し、踊る、笑う、チョコレートを食べるなどの行為中と同じ反応が得られることが分かりました。
出典:エディテージ・インサイト
落書きはチョコを食べる行為と同じ!?
ドレクセル大学の研究によれば、落書きによる血流を促進す反応は、チョコレートを食べる行為と同様の反応が得られたとのことです。
僕は普段から「落書き」もしますし、「チョコレート」も大好きなので嬉しい話です。
落書きによる反応について、ギリヤ・カイマルさんよると「芸術に取り組むことへの本能的な喜びによるものである」と結論付けています。
確かにアートへの取り組みが脳にも良いという話は他にもあります。
たとえばScienceDailyの記事によれば、平均年齢87歳の256人を対象とした実験で「芸術や工芸活動に参加し、中高年のほど脳が老けにくい」と紹介されていました。(参考)
アートはやっておいて損はない分野です!趣味にアートはどうでしょうか?
絵本作家のヨシタケシンスケさんがスケッチする時とは?
ちょっと余談なのですが、絵本作家にヨシタケシンスケさんという方がいます。累計100万部を超えるすごい人です。
BuzzFeedのインタビュー記事で「スケッチを描くペースは1日1枚とか決まっているのですか?」という質問にヨシタケさんはこう答えていました。
決まってません。ハッピーな時には描かない。
締め切りの前日だとか、嫁に怒られた時なんかに、自分を慰めるために山ほど描いたりします。試験の前の日に掃除するような感覚ですね。
なんと、スケッチをするときは締め切り前や奥さんに怒られたときらしいのです。もしかすると「落書き」によって日常のちょっとしたストレスと折り合いをつけているのかもしませんね。
少し「落書き」をしたくなってきましたか。
僕は日頃から落書き帳を持ち歩いて作業の合間や休憩中など落書きをよくしています。実は落書きって脳にも良かったんですね!
皆さんもぜひ日常に「落書き」をする習慣を取り入れてみてはいかがでしょうか。
今日のクエスト~LevelUpポイント~
●落書きで脳が活性化!
●やっぱりアートは良いらしい!
●落書きする習慣を取り入れよう!