人生で一度も、嫉妬を抱いたことがないという人はいないのではないでしょうか。嫉妬と聞くとどうしてもネガティブなイメージがわきます。ただ、少し視点を変えて「嫉妬心」と向き合えれば、プラスに変えることも充分に可能性です。
どうも、ねこひげ(@dr_catwhisker)です。
今回は、本当の自分を知るための「嫉妬心」との向き合い方について書きたいと思います。
目次
ネガティブな嫉妬心
あなたは「嫉妬」という言葉を聞いてどのようなイメージを抱くでしょうか。おそらく、ネガティブなイメージを抱く人も少なくないです。
「あんなやつ、いなくなればいいのに!」
「どうして、いつも邪魔なんだ!」
世の中には、こんなふうに嫉妬を抱く人もいます。
「嫉妬をする」こと事態がマイナスのではなく、嫉妬をきっかけにマイナス感情を抱いてしまうのです。逆を返せば、嫉妬をきっかけにプラス感情を抱くことができるというのが今回のお話です。
なぜ、人間は嫉妬を抱くのか
なぜ、人間は嫉妬を抱くのでしょうか。まず、嫉妬には大きく分けて2種類あると思います。
①第三者が関わる嫉妬
②他者と自分を比較した嫉妬
例えば、前者の嫉妬心は恋愛関係や友人関係において起こります。好きな相手に彼氏(第三者)ができたら嫉妬を抱くようなイメージです。
後者の嫉妬心は、社会的な比較で生じる嫉妬心です。例えば、同じの部署の同僚が自分より成績がよかったら嫉妬心を抱くようなイメージです。
このような嫉妬心は、多くの場合「攻撃性」として現れます。例えば第三者のことをネチネチと悪口を言ったり、ライバルの足を引っ張るような態度をとることです。そのような場面を自分が経験していなくても、周りで見聞きした人もいるのではないでしょうか。
今、たまたま「ココロクエスト」の記事を読んでくださっているあなたには、攻撃性の嫉妬心として終わらせるのではなく、少し視点を変えてみてほしいと思います。では、どのように嫉妬心と向き合っていけばいいのでしょうか。
嫉妬心が教えてくれる本当の自分
興味があるから嫉妬をする
他者に嫉妬をするのは興味がある証拠です。つまり、相手が自分の関心を寄せる分野で自分よりも優位に立っているということです。
例えば、あなたがビジネスに興味がないとしましょう。その場合、ビジネスで成功している人を見ても嫉妬はしません。ただ、もしあなたがビジネスに興味があれば、同じ分野のビジネスで成功している人をみると嫉妬を抱いてしまうのです。
このような場合、実は嫉妬を抱く対象人物は「憧れの人物」とも言いかえられます。ただ、ネガティブな感情でみる嫉妬心のときは、とても憧れの人物とは思えません。それは、認めたくないという感情が先行するからです。
だからこそ、自分よりも先を歩く人だと認めてみましょう。意識して、憧れていることを認めてしまうのです。そうすると、憎い嫉妬の対象者が、学びの対象者に変わります。自分の興味がある分野で先に進んでいるわけですから、そこにはノウハウや成功法があるはずです。
嫉妬をする対象者は「憧れの人物」だと受けれいてしまえば、あとはその人物から学ぶ努力をすればいいのです。これが嫉妬をプラスに変える方法です。
類似性の高い近い存在だから嫉妬をする
嫉妬を抱くのは類似性の高い近い存在だからこそ起こります。全く、かけ離れた人に嫉妬はいだきません。
例えば、「ジョニー・デップ!あんなにモテやがって!!」とは思わないですよね。ジョニー・デップほどのスターと、自分は似ても似つかないからです。だいたい、嫉妬を抱くのは身近な人や同じ分野で一歩先を進む人に対してです。
言い方を変えれば、よきライバルになるのです。
明るい嫉妬心を抱こう
嫉妬心には「あんやついなければ!」という暗い嫉妬心と、「自分もがんばろう!」という明るい嫉妬心があります。
「いいなー!自分もうまくいきたいなー^^」という明るい嫉妬は抱いていいのです。ただ、ネチネチと悪口を行ったり、ライバルを陥れようとしてはいけません。
悪口を言ったり、ライバルを陥れたりするのは時間も体力も消耗します。そんな暇があれば、前に進む努力をしたほうが有意義なのは間違いありません。
嫉妬心は本当に自分を知るためのきっかけになります。なぜなら、嫉妬を抱くのにも意味があるからです。嫉妬を抱く多くの場合が「自分と類似性のある人が同じ分野で優位にたっている」ときです。
あなたは、どのようなときに嫉妬を抱きますか。
恋愛のライバル、営業成績がいい同僚、好きなことをして成功している友人など、人それぞれいるかと思います。「なんだよ、あいつ!」と思うのではなく、「スゴいな。自分も頑張ろう!」と思ってみませんか。
「嫉妬を抱く→憧れ・尊敬していると認める→学べるところを考える→目標にしてベストを尽くす」このように考えると良いのです。
そのほうが良好な人間関係が築ける上に、あなたにとってもプラスの作用が働くと思います。
最後に
嫉妬を抱いてもいいのです。ただし、強く嫉妬を感じたときは、相手を攻撃するのではなく、自分自身と向き合うようにします。嫉妬心と向き合えたとき、本当の自分を知るきっかけになりますよ。
今日のクエスト~LevelUpポイント~
●その人は自分に興味を持っていて、その人がしたいことを自分がしている!
●「あの人さえいなければ…」といったマイナスではなく、「僕も頑張ろう!」というプラスで向き合う!
●今、自分ができることにベストを尽くす!