仕事や趣味などでアイデアを出したいけど、なかなか良いアイデアが思い浮かばないと悩むことはありませんか。とくにクリエイティブな仕事をしている人はアイデア勝負なところもあります。
どうも、ねこひげ(@dr_catwhisker)です。
今回は、アイデアの出し方に困ったら「ウォーキング」がいいよ、というお話です。
目次
アイデア出しのコツは「ウォーキング」
あなたは良いアイデアを出して仕事に活かしたいと思うことはないでしょうか。仕事ではなくても、例えばブログのネタとして良いアイデアを出すことができればと思う人は少なくないはずです。
とくに日頃からクリエイティブな環境で作業をしている人にとってアイデアを出すことは重要な課題の一つです。
アイデアを出すためには脳を最適化する必要があります。近年の研究では、創造性を高めるためには「運動」が良いと言われています。
それ証明するスタフォード大学の研究チームが行った実験があります。
歩くとアイデアを出すの能力が増す
スタンフォード大学の研究チームが行った実験では、176名の被験者が参加し、創造性を測る数種類のテストを受けました。この結果、被験者が歩きながらテストを受けた場合、5人に4人の割合で好成績を挙げたようです。
ブレインストーミングと新しいアイデアを出すの能力において、歩きながらテストを受けた被験者の成績は、歩かずに受けた被験者をおおよそ60%も引き離した。
出典:一流の頭脳
この研究で面白いのは歩く場所は関係なかったということです。つまり、大学キャンパス内を歩く人も、屋内で灰色の壁とにらみ合いながら歩く人も、両者とも創造力が増したのです。
◆スランフォード大学の実験結果まとめ
・歩くと5人に4人の割合で好成績を挙げた
・歩いた場所に関係なく、創造性が増す
・創造性において「環境の変化」よりも「運動」のほうが影響力が大きい
アイデアの出し方に困ったら歩こう
運動やトレーニングをすると、アイデアを活かす力が高まるだけでなく、アイデアそのものがあふれ出るようです。
激しい運動をする必要はありません。むしろ、疲れきるまでの運動は、そのあとの数時間は逆に創造の力が衰えます。これは激しい運動によって脳の血流量が逆に減ることが原因にあります。
簡単にできる「ウォーキング」で充分なのです。
では、「雨が降っている日はどうするのか」「そもそも外出が苦手だけどどうすればいいのか」という人もいるでしょう。
大丈夫です。創造性を高めるのには「歩く場所は関係ない」でしたよね。であれば、職場や自宅といった屋内を歩きましょう。
自宅で歩くのに便利なアイテム
「スタンディングデスク」と「ステッパー」があれば屋内でも歩けます。
Bauhutte (バウヒュッテ) 昇降式 スタンディングデスク (幅70cm×奥行45cm) BHD-700
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僕の場合は、ちょうどよい高さの本棚が自宅にあります。この本棚の上にパソコンを置き、ステッパーに乗りながら作業をしています。本も、ステッパーで歩きながら読みます。
これをかれこれ1年以上やっていますが、自宅でいながら健康的な運動もでき、作業効率もアップしているのですから自信をもってオススメする方法です。
もちろん晴れた気候の良い日は近所の公園を歩くようにしています。
どのぐらい歩けばいいのか?
では、どのぐらい歩けばよいのでしょうか。これには個人差はありますが、今回、ご紹介した書籍「一流の頭脳」によると以下のよう述べられています。
ウォーキングが軽いジョギングを週にトータルで150分、あるいは30分ずつ週に5回行うのが望ましいとされている。20分のランニングを週に3回行っても、同じく効果がある。
出展:一流の頭脳
本書によると、とにかく認知症の予防・脳の衰えを防ぐためには有酸素運動が大事だということです。個人的には、毎日8000歩以上を目指したいところです。
最後に
難しいことは考えずに「歩くことが大事」ということです。もしアイデア出しに苦しんだときは、パソコンや本を閉じて歩きましょう。運動がもたらす脳への影響力は未知数ですが、脳に良いのは間違いありません。
それを知っても「運動なんてめんどくさいから、やらない」と思いますか。歩くのは5分からでも良いと思うので、あなたが楽しいと思える活動から始めてみてはいかがでしょうか。
今日のクエスト~LevelUpポイント~
●歩くと創造性が増す!
●歩く場所は関係ない!
●室内で歩くならステッパーがおすすめ!