あなたの職場で「信頼されている人」を思い出してみてください。きっと「誠実」で「正直」な人が多いのではないでしょうか。
どうも、ねこひげ(@dr_catwhisker)です。
今回は『職場で信頼される人は誠実で正直な人』というお話です。
目次
職場で信頼される人の特徴
どの職場でも「信頼される人」と「信頼されない人」の２種類の人間がいます。この人たちの違いはどこにあるでしょうか。
冒頭でもお伝えしたとおり、それは「誠実さ」「正直さ」があるかないかの違いです。往々にして職場で信頼される人は「誠実で正直な人」が多いのです。
カリフォルニア州立大学の実験
カリフォルニア州立大学のポール・シンドラー博士の興味深い実験があります。この実験では職場の人間関係において、何が重要とされるのかを調べたのです。
博士が、ある製薬会社で調査させてもらったところ、人間関係で相手に求めるものは、次のようなランキングになりました。
①誠実さ（正直さ）
②優秀さ
③忠誠心を示してくれること
④一貫していること
⑤オープンであること
この実験データからもわかるとおり、職場で信頼される人は「誠実で正直な人」ということです。
面倒な相手にも誠実に接するの？
職場で誠実でいましょう、とは言っても難しいと感じる人もいるでしょう。とくに職場の面倒な人の前ではなおさらです。そうです。職場には面倒な人がいるのです。
たとえば、「足を引っ張る人」「ネチネチと言う人」「バカにしてくる人」などです。こんな面倒だと思われやすいタイプの前でも、誠実さを持つ必要があるのでしょうか。
できれば誠実であり、正直でありましょう。
「それは納得できない！」「ムカつく！」と思う人もいるかもしれません。でも、考えみてください。職場にいる面倒な人と対等な会話が成立しますか。言っても聞いてもらえない、わかってもらえないということが多々あるのではないでしょうか。
残念ながら不条理なことです。ですが、まともに取り合ってもらえない人を相手にすることはストレスを無駄に抱え込む原因にもなります。
あなたには「今」という時間を自分のために使ってほしいのです。自分を見失わない人になりましょう。つまり、周りの人に流されないで人生を歩める人を目指すのです。
それでも面倒な人が面倒だと……？
ここまでで誠実であることが大事だし、面倒な人への時間を割くことが無駄になるということがわかったかと思います。それでも、面倒な人はやっぱり面倒ですよね。
そこでオススメなのが面倒な相手が目の前に表れたら「したたかに相手を立てる」ことです。
「えっそれって誠実なの？」と思う人もいるかと思います。ここで大事なのは「誠実に見える」ことです。つまり周囲からは誠実な人だなーと思われていればOKだとします。
たとえば、面倒な人が上司だとして、その上司の無茶な話に正論で返したとします。その場で気分はスッキリとするかもしれませんが、上司は拒絶されたと感じてのちのちの仕事もやりにくくなります。
上司からすると、あなたのことを「間違い正してくれた人」と思うのではなく「反発する生意気な人」と烙印を押されます。
そうならないためにも、相手と対立するよりかも「したたかに相手を立てる」ことのほうが賢明です。敵対しているわけではないということを、それとなく表情やしぐさで伝えるのも良いでしょう。
敵対しているわけではないと伝えているので周囲には誠実な人だと思われます。言うは易しで、最初は難しいかもしれませんが相手と衝突し続けるよりかは心の安定が保てると思います。
ただし、あなたのことを脅かすようなことを言ってくる相手には反論することも必要です。身体的な侮辱、強いストレスを感じる命令、道徳的に間違っていることなどには我慢するのではなく適切な対処を取ることもお忘れなく。
カリフォルニア州立大学の研究からも「職場で信頼される人は誠実で正直な人」だとわかっています。
確かに「この人と仕事したい」とか「この人なら任せられる」と思う相手って誠実で正直な人が多いですよね。正直者はバカを見るという言葉はありますが、ときに「したたかさ」を兼ね備えれば総体的にみたとき正直者は得をするのではないでしょうか。
今日のクエスト~LevelUpポイント~
●誠実で正直な人ほど職場で信頼されやすい！
●面倒な相手は、したたかに相手を立てる！
●今ある自分の時間を大切に使おう！