こんな風に何度も同じことを考えてしまうことはありませんか。これは「ぐるぐる思考」に陥っている状態です。
この「ぐるぐる思考」は放っておくとよろしくありません。
どうも、ねこひげ先生(@dr_catwhisker)です。
今回は「何度も同じ事を考え続けてしまう「ぐるぐる思考」の打開策5つ」まとめてお話したいと思います。
目次
不安なことで頭がいっぱいになる
「一度失敗したら、そのことばかり考えてしまう」「気がかりなことがあると頭から離れなくなる」「不安で夜も眠れない」など、ぐるぐると同じことを繰り返し考えてしまうことはありませんか。
このように同じことを考えてしまう「ぐるぐる思考」はメンタルによくありません。
なぜ「ぐるぐる思考」がよくないのでしょうか。
それはネガティブが増大するからです。
例えば「失敗をした」ということを繰り返し考えていくうちに、そのときに感じた不安や心配、怒り、恥ずかしさというネガティブな感情が最初は小さいはずだったとにぐるぐると考えていくうちに増大していくのです。
「あのとき失敗したの自分が悪い」「失敗したから〇〇からの評価も下がる」「もう自分が最低だ」と徐々に失敗した行動や原因からかけ離れてしまい、歯止めが効かない状態でネガティブなループに陥っていきます。
この「ぐるぐる思考」が続くとメンタルが悪化してしまいます。できるだけ早く気づき、メンタルが悪化してしまう前に対処することが大事です。
今回は、何度も同じ事を考え続けてしまうときの打開策を5つご紹介しますね。
①誰も気にしていない
失敗したときや嫌なことが起きたときというのは、必要以上に「気にしすぎ」なんです。とくに他人からの評価を気にして落ち込むわけです。
実は他人の失敗や恥な事はほとんど覚えていません。
他人は自分の失敗を思ったほど厳しくは見ないし、そもそもそれほどの関心もないということを改めて知ることが大事です。
②失敗から学ぶ
ぐるぐる思考に落ちっている「原因」があると思います。その原因となった行動について思い返した時に「学べることは何?」と考えることが大事です。
例えば失敗して悩んでいるのであれば、「失敗から学べることは何だろう?」と自分に問いかけてください。
実際に声に出してもいいですし、紙に書き出してもいいので行動から学べることを列挙してみてください。
学べることが見つかれば、その行動(失敗)も無駄ではなかったと受け入れるきっかけになります。
③別のことをする
「ぐるぐる思考」の状態では、四六時中そのことで頭がいっぱいになっています。
その思考から離れるためには「別のことをする」といいでしょう。
例えば僕の場合は「筋トレをする」「掃除をする」「猫と遊ぶ」など、気持ちが上昇するような行動を取るようにしています。
人によっては「友達と会う」「好きな物を食べる」「マッサージを受けにいく」などあるかもしれません。自分なりに気持ちが上向く別の行動をしましょう。
④思考停止法(ストップ法)
思考停止法(ストップ法)は多くの心理学者により推奨されています。
やり方は簡単です。「ぐるぐる状態」に陥ったときに自分で「ストップ!」といったかけ声をかけるだけです。
例えば
- スマートフンのアラームを3分後にセット
- 3分間は悩んでもいい(ぐるぐる思考OK)
- アラームが鳴ったら、大声で「ストップ!」と叫ぶ。
根拠のない不安や極端に悲観的な思考を停止し、頭を空っぽにすることで安心感やリラックス感を取り戻すことができるというわけです。
⑤根拠を問い詰める
最後は落ち込む原因の根拠を明確にすることです。
「ぐるぐる思考」のときには「自分を責めてしまう自分」がいます。このように責める自分に対して、根拠を問い詰めていくのです。
「そこまで自分をダメだと思う根拠があるのか?」
「失敗したけど失敗の根拠はあるのか?」
「他人が気にしているという根拠があるのか?」
自分をいじめる自分に対して、味方になる自分が現れて反論していくイメージです。
そうすると、「そこまで責める必要もないかも」「ちょっと自分をダメだと思いすぎてたかも」と客観的に理解できるようになります。対等に自分と向き合うための方法です。
失敗すると「ぐるぐる思考」になることもあります。でも、「ぐるぐる思考」は何も解決に結びつきません。
むしろ悪化してしまう原因にすらなります。
もし、あなたが「ぐるぐる思考」に陥ったら今回ご紹介した方法を試してみてください。打開策となることを願っております。
今日のクエスト~LevelUpポイント~
●ぐるぐる思考はネガティブが増大する!
●意識的に抜け出すことが大事!
●自分に合った方法を常に持っておこう!