同じ目標に向かっていたとしてもアプローチ方法は人それぞれです。自分にあったアプローチで目標に挑戦していくことが達成するための近道になります。
どうも、ねこひげ先生(@dr_catwhisker)です。
今回は『「やる気」のフォーカス!戦略的な方法で目標に挑もう』というお話です。達成したい目標がある…という人は参考にしてみてくださいね。
目次
目標達成のアプローチ方法は人それぞれ
目標に挑もうとしても、その目標達成に向けたアプローチ方法は一つではありません。例えば「ダイエット」を目標としている人も、そこに対する動機は人それぞれですよね。
この目標に挑む方法や動機を誤ってしまうと挫折する原因にもなります。
だからこそ、新たに目標に挑むというときは正しい自分にあった方法でアプローチしましょう。
もし、今、目標を挫折しそう…という人も諦める必要はありません。目標設定の見直しをしてみてはいかがでしょうか。正しいアプローチに軌道修正をするればいいのです。
獲得フォーカスと回避フォーカス
社会心理学者のハイディ・グラント・ハルバーソンさん著書『やる気が上がる8つのスイッチ コロンビア大学のモチベーションの科学』で目標に向かうときのアプローチ方法として「獲得フォーカス」と「回避フォーカス」を述べています。
簡単に説明すると「獲得フォーカスの人は称賛を得ることに動機付けられますが、回避フォーカスの人は批判を避けることに動機付けられる」ということです。
また前者は見切りをつけるの早すぎるのに対し、後者はいつまでも続ける傾向があるようです。あなたは、どちらのタイプでしょうか。
「獲得フォーカス」または「回避フォーカス」のどちらか自分にあったアプローチ方法を選択し、目標に挑むことでモチベーションも維持できるでしょう。
では、もう少し詳しくみていきます。
獲得フォーカスの人が力を発揮できる場
- よく褒めてポジティブで楽天的な環境
- 目標をはっきりと持つ
- 自由な思考
- 小さなサブゴール細分化
- 大きな絵を描く
- 決断するときにプラス面を考える
回避フォーカスの人が力を発揮できる場
- 建設的な批判と悲観主義でアプローチ
- 何を得るべきかよりも何を避けるべきか
- 思慮深い面を生かす
- じっくりと取り組む
- 客観的な事実
- 決断するときにマイナス面を考える
自分に合ったフォーカスを理解して、最高の力を発揮できるようにしていく。それこそが目標達成の近道になります。
ロールモデルをもとう
「目標達成にはロールモデルをもつといいよ」と言われたことがある人もいるかもしれません。ロールモデルとは模倣・学習する対象となる人物を指します。
簡単に言ってしまえば「あんな人になりたいなぁ」と上司や有名人、またはアニメのキャラクターなどの理想像を描くことです。
応用編として「獲得フォーカス」「回避フォーカス」を活かし、このロールモデルをイメージしていきましょう。
獲得フォーカスのロールモデル
これはイメージしやすいですね。もし、あなたが獲得フォーカスでアプローチする方が自分に合っていると思えば、「理想像」になる人をロールモデルにしましょう。
先述の通り、身近な上司でもいいですし、有名人、またはアニメのキャラクターでもいいので、その人をイメージしてみてください。
例えば、あなたが英語の勉強をして英会話が上達したいという目標があれば、ペラペラと英語を話す人をイメージします。
回避フォーカスのロールモデル
理想像を描けるような人だけがロールモデルの対象ではありません。回避フォーカスの人にもロールモデルがつくれます。それが「反面教師」になる人です。
「こんな人には絶対になりたくない」というような人をイメージしてみてください。
例えば、あなたがダイエットを目標としていたら、怠けてブクブクに太った人をイメージするのです。自分が今、行動しないと「あんな人になってしまう……」というように反面教師にすることで回避フォーカスのロールモデルになります。
今回は「戦略的な方法で目標に挑もう」というお話をしました。もし三日坊主になりがちという人は方法や動機が自分に合っていなかったのかもしれませんね。
目標に挑むときに方法は人それぞれです。シンプルに考えると「獲得フォーカス」「回避フォーカス」に分かれます。
自分がどちらに向いているか判断をして、正しい方法とロールモデルをもって目標に挑んでみてはいかがでしょうか。
今日のクエスト~LevelUpポイント~
●目標達成に向けた方法や動機は人それぞれ違う!
●「獲得フォーカス」「回避フォーカス」どっちが向いているか?
●それぞれのロールモデルをもとう!