あなたは「自慢話」を聞かされるようなことはありませんか。世の中には自分のことを一方的に話し続ける人がいます。
どうしても自慢話を弾丸トークされてしまうと、聞かされる側としてはストレスを感じざるを得ません。
どうも、ねこひげ(@dr_catwhisker)です。
今回は、自慢話をする人の心理と賢く付き合う方法について書きたいと思います。
目次
自慢話をする人の心理
あなたの職場や友人関係に「自慢話」を話す人はいませんか。世の中には相手の話を聞くよりも自分のことを話すことが好きな人が多くいます。ただ、中には限度を超えて、自分の話を一方的にまくしたてるように話す人がいます。
このような人は、特に悪気があるわけではありません。
では、どのような心理が隠れているのでしょうか。
自慢話をする人には「優越コンプレックス」という心理が働いていると思われます。
優越コンプレックスとは?
優越コンプレックスとは、簡単にいうと「強がり」です。自分の「自慢話」を話す人は内心では「劣等感」を抱いています。このような状態をアドラー心理学では、「優越コンプレックス」と呼んでいます。
例えば、自分の学歴自慢をしている人がいるとします。「俺は有名大学を出たんだぞ!」と何度も自慢する人は、実は思ったような地位に就けていなかったり、同級生は自分より出世していたりするのかもしれません。
思ったような地位に就けないという「コンプレックス」が、学歴自慢につながっている可能性があるのです。
では、なぜこのように自分のことを誇示し続けてしまうのでしょうか。
それは、周囲から「すごいね!」と言ってもらわないと、自分の存在が認められないと感じるからです。もしかすると、自慢話をする人は実は弱い人なのかもしれません。
ただ、自慢話を聞かされる側になると、なかなか大変です。自慢話をしてくるのが上司であれば、なおさら苦痛に感じてしまう人もいるでしょう。
自慢話と賢く付き合う3つの方法
①勇気を持って話題を変える
自慢話には聞き流すのがいいのですが、「なるほど」「そうなんですね〜」と聞いていると相手はどんどん拍車をかけて自慢話をしてきます。
頃合いを見計らって「話題を変える」ことが大事です。
話題を変えるには、少し勇気が必要かもしれません。ただ、相手も悪気があって自慢話をしているのではないと思うので、話題を変えるぐらいで嫌な思いをすることはないでしょう。
相手の自慢話がしつこい場合は、「ちょっとトイレ言っていいですか?」と、さり気なく席を外すという手もあります。
②あえて相づちを打たない
聞き上手になるコツとして「相づちを打つ」という方法があります。この逆をするのです。
そうです、「あえて相づちを打たない」ようにしてみましょう。
相づちは相手の話に興味があるというサインでもあります。相手に好意的に思われたい場合は有効的な方法ですが、自慢話にうんざりしているときは逆効果です。
「そうなんですね〜」「すごいですね!」と相づちを打っていては、相手も「自分の話に興味があるのか。もっと話してあげよう」と勘違いされてしまいます。
だからこそ、少々不自然になるかもしれませんが相づちをうたないようにしてみてください。あとは、あえて視線をそらしたり、腕組みをするなどもよいでしょう。要は、聞き上手の逆になる聞き下手を演じるのです!
③机に携帯をおく
恋愛で脈アリか脈ナシかを見抜く方法で、相手が机に携帯電話を置いているかどうかを見るという方法があります。
つまり、
机に携帯を置いていれば「脈ナシ」
机に携帯を置いていなければ「脈アリ」
という簡単な方法です。
デートの最中に机の上に携帯電話を置くという動作は、自分よりも携帯電話のほう気になるというサインです。興味があるかどうかが判断できる方法の一つでもあるのです。
自慢話をしてくる相手には、この手法を活用して「携帯電話を机に置く」のです。それだけで、相手には「あなたの話には興味がありませんよ」というサインを送っていることになります。
ときどき携帯電話を触ったり、時間を気にするフリをしていれば、どんなに鈍感な相手でも気づいてくれるでしょう。
最後に
自慢話をしている人が悪いとは思いません。もしかすると自慢話する人の心理は「周囲に認められたい!」という欲求が強い寂しがり屋なのかもしれません。
よく聞き上手な人が、その標的になってしまうのですが、自慢話を永遠と聞かされていてはうんざりしてしまうのも無理もありません。
もし、相手の自慢話に疲れてきたときは、今回ご紹介した方法をお試しくださいね。
今日のクエスト~LevelUpポイント~
●自慢話する人は、実は寂しがり屋?!
●聞き流すと勘違いされ、自慢話に拍車がかかる!
●聞き上手ではなく、聞き下手を演じよう!