あなたは新年に立てた目標を覚えていますか。2020年もあっという間に中盤に差し掛かろうとしています。
目標を決めてコツコツと取り組むことは素晴らしいことです。一方、目標にプレッシャーを感じてしまい、挫折する人も少なくありません。
どうも、ねこひげ先生(@dr_catwhisker)です。
今回は『プレッシャーに感じるぐらいなら「目標設定」は1年先までがちょうどいい』というお話です。目標設定のヒントにしていただければ幸いです。
目次
大きな目標は挫折しやすい
「大きな夢をもて!」という人がいますが、実際に大きな夢を持つことが挫折の原因になることもあります。
大きな目標というのは、かなり努力しないと叶えられないような目標です。その目標を叶えるために日々努力しているのであれば問題ありません。
ただ、多くの人は「こんな夢がある」「こうなりたいんだ」と目標を語るのですが、それに行動が伴っていないのです。
例えば「お金持ちになる!」と言いながら、何も努力をしていなければ成長もありません。結果「やっぱり私には無理かも」と挫折することになります。
大きな目標や夢は「努力をしない言い訳」にもなりえます。
夢を追っていれば前進している感覚になるのですが、ゴールまでのプロセス(つまり行動)がないので前進しているように見えて、本当はその場で足踏みしているだけです。簡単にいうと夢を語って自尊心を保ちつつ本当は現実逃避になっています。
将来のことはわからない
結局のところ将来のことはわかりません。
「なぜ投資のプロはサルに負けるのか?」という本がありますが、プロのファンドの運用成績の平均は、サルがランダムに銘柄を選んで投資するよりも悪くなることがあるようです。
プロですら将来を予測するのが困難です。
10年先や20年先がどうなっているかなんてわかりません。今、常識とされることが非常識になっていたり、逆に非常識だと思えることが常識になっていることもあります。
想像力を働かせて生きていくことは大事です。ただ、予想通りにいくとは限らないので、想像力を働かせながらも気持ちにゆとりをもっておく必要があります。
「これしかない!」「これだけでいくんだ!」といったがんじがらめの目標設定では自分や社会で何か起きたときに柔軟に方向展開ができません。
目標設定は1年ぐらい先がちょうどいい
明確な目標をもつのであれば1年先ぐらいがちょうどいいのではないでしょうか。とく目標をもつことにプレッシャーに感じる人なら尚さらです。
その先は「価値観」を大切にして生きよう
とはいえ、1年先の目標設定では人生に張り合いがないと感じる人もいるかと思います。そんな人は目標ではなく「価値観」を大切にした生き方を目指すと良いでしょう。
価値観に沿って「自分が将来どうなりたいか」を考えて生きるようにします。
もしあなたが「ユーモア」という価値観を大事にしているのであれば、どのように日常にユーモアを取り入れるか、仕事でユーモアを活かすべきか、考えてみると良いかと思います。
自分の価値観がわからないという人はこちらも参考にどうぞ。
今回は「目標設定は1年先までがちょうどいい」というお話でした。目標設定って割と悩んでいる人も多く、新年に立てた目標も多くの人が挫折してしまいます。
もともと悲観的な人が将来のことを考えすぎるとネガティブな未来しか想像できません。
目標設定は1年ぐらいにして日々のタスクに落とし込みコツコツ努力をする、その一方で「自分が将来どうなりたいか」という価値観に沿ったビジョンをもって生きていければ人生も楽しくなるでしょう。
将来どうなるかわからないからこそ、ある程度の柔軟性をもった生き方が良いかと思います。
今日のクエスト~LevelUpポイント~
●目標設定は1年先ぐらい!
●価値観に沿った生き方を見つけよう!
●先を見通せない世の中だからこそ柔軟に生きよう!