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意志力で誘惑に打ち勝ってダイエットを成功させる方法

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意志力で誘惑に打ち勝ってダイエットを成功させる方法

 
ダイエットするつもりが、ついついスイーツを食べてしまいます…

 

 

どうしても人間には欲求があります。目先の欲求に負けてしまう人もいれば、打ち勝つ人もいます。ダイエットに失敗してしまう原因でもある誘惑は、どのようなメカニズムになっているのでしょうか。

 

どうも、ねこひげ先生(@dr_catwhisker)です。

今回は意志力で誘惑に打ち勝ってダイエットを成功させよう、というお話です。いつもダイエットで失敗しちゃうという人は参考にしてみてください。

 

 

 目次

ダイエットの失敗は誘惑に負けてしまうから

 
誘惑に負けてダイエットに失敗してしまいます。

 

 
 
目先の欲求は魅力的に見えますよね。

 

 
 
はい、ダイエットを誓ったはずがスイーツに手が…

 

 
 
誘惑に打ち勝つには、心理学者ケリー・マクゴニガル先生の「意志力」の研究が参考になりますよ。

 

 

ダイエットに限らず、僕たち人間は目先の欲求に負けそうになることがあります。例えば、「勉強をしないといけないのに漫画を読んでしまう」「起きないといけないの布団から出られない」など日々、魅力的な誘惑と戦っています。

 

このような誘惑には「意志力」のメカニズムの研究が興味深いです。心理学者ケリー・マクゴニガルさんの「DVDブック 最高の自分を引き出す法 ~スタンフォードの奇跡の教室 in JAPAN~」で、つい目先の誘惑に負けてしましそうな衝動を、いかにコントロールしていくべきか、参考になる内容が記されています。

 

意志力で誘惑に勝てる

意志力でダイエット成功!

意志力で誘惑に勝てる

ケリー・マクゴニガルさんは 以下のように述べています。

脳にはふたつのモードが存在し、それらが切り替わることによってまったく異なる自分になってしまうのです。ひとつはとても衝動的です。

 

脳のふたつのモードのうち、ひとつが衝動的なモードで、こちらに切り替わると人は、ひたすら快楽の方向に進んでしまうのです。

 

人間には、「闘争・逃走反応」という状態が起こります。「闘争・逃走反応」とは、昔で言うとクマのような敵から逃げたりすることによって危険を回避する状態です。現代では、クマのような敵に襲われることはありませんが、過去の失敗や未来の不安が影響してストレスがかかることがあります。このようなストレス反応を「闘争・逃走反応」といいます。

 

また、「闘争・逃走反応」の状態では脳の前頭前皮質は機能しておらず、理性的な判断が困難になってしまうのです。つまり、意志力(やる力・やらない力・望む力)が停止するということです。

 

もしダイエットをしている人であれば、目先の甘いお菓子はダイエットを妨げる敵でもあります。甘いお菓子を見たとたんに闘争・逃走反応が起こると理性的な判断ができず誘惑に負けてしまうのです。

 

また、ケリー・マクゴニガルさんは、自己コントロール」の状態にある時には、私たちは目先のことにとらわれず、もっと大きな視野で人生を見据えることができると述べています。ありがたいことに、闘争・逃走反応とはまったく逆の本能「休止・計画反応」というものも備わっていて、脳がまとまな判断ができるようにもなっているということですね。

 

そのために意志力を鍛えることが重要です。それでは、どのように意志力を鍛えていくのか見ていきましょう。

 

意志力を鍛える方4つの方法

①睡眠をとる 

おやすみなさーい♪

①睡眠をとる 

まずは睡眠です。睡眠って本当にバカにできません。ケリー・マクゴニガル先生も「寝不足になると、誘惑がいつもより強烈に感じられ、衝動を抑えにくくなると述べています。

 

全く同感で睡眠不足が続くと、パフォーマンスが落ちますし、人に接するときも少し雑になってしまいます。冴えた脳を手に入れるためには、まずは睡眠です。とてもシンプルですが大切なことですね。

 

②血糖値をコントロールする

血糖値のコントロールも大切です。ジャンクフードを食べ過ぎたり、糖分たっぷりの飲料を飲んだりすると血糖値は急激に上がります。また、逆に食事を抜きすぎると血糖値が下がりすぎてしまいます。

 

できるだけジャンクフードや添加物など血糖値の上下が激しいものを避けるのと、野菜を多めに食べること、そして適切な量の糖質・脂質をとることが重要です。僕は、よくカット野菜を食べるようにしますし、炭水化物はサツマイモやジャガイモなどから摂取するようにしています。

③小さな一歩

今日できることをコツコツと!

③小さな一歩

大きな目標をもつことはいいのですが目標が大きすぎると、それだけ挫折する可能性も高くなります。目標だけではダメで、日々の行動ステップまで落とし込みましょう。大きな目標を掲げたあとは、今できる小さなことを確実にこなすことです。意志力を鍛えるためにも小さな一歩をコツコツとやっていくことが肝心なのです。

 

④将来を見据える

スタンフォードの研究によると、将来の自分を身近に感じる状態が良い意思決定をできる状態らしいです。

 

将来はどのような人になっていたいか、今のような状態を続けていたらどうなるかなどしっかりと考えてみましょう。毎日お菓子を食べ続けたら将来どうなるのか想像してみてください。逆にダイエットを成功させた自分を想像してみてください。今の自分が何を選択するべきか見えてくると思います。

 

周りの人の影響を受ける

私たちって似てない?

周りの人の影響を受ける

人は良くも悪くも他人の影響を受けます。あなたも実体験から、とくに身近な家族や恋人、親友の影響は受けやすいと感じたことはありませんか。これは、人間の脳にあるミラーニューロンと呼ばれる細胞が、他人が考えていることや感じていることに対し、つねに注意を払っているためです。

 

太ったカップルや親子がいます。もちろん同じような食生活という理由もあると思いますが、もしかするとこのようなカップルや親子は意志力の感染も関係しているのかもしれませんね。

 

なかなか身近な人を変えることは難しいと思いますので、まずは自分が影響を受けている人、また逆に自分の影響を受けやすい人は誰だろうか、そしてどんな人の影響を受けたいか考えていてはいかがでしょうか。このような人を思い浮かべるだけでも意志力が強くなると言われています。

 

最後に

意志力でダイエットに挑戦してみてください。結構、ダイエットって「心の持ちよう」が影響していると思います。そこで、ケリー・マクゴニガル先生の「意志力」の研究は参考になると思います。もちろん、ダイエットをしていない人でも意志力は肝心なことなので、今回ご紹介した意志力を鍛える方法をご参考に!

DVDブック 最高の自分を引き出す法 ~スタンフォードの奇跡の教室 in JAPAN~

DVDブック 最高の自分を引き出す法 ~スタンフォードの奇跡の教室 in JAPAN~

 

 

今日のクエスト~LevelUpポイント~

●脳には2つのモードが存在する!

●人は周りの人の影響を受けやすい!

●意志力を鍛えよう!