「なんで毎日こんなに疲れるんだろう」
「仕事って、楽しくなきゃダメなの?」
そんなふうに思ったこと、ありませんか?
まじめに働いているあなたほど、「楽しむ余裕なんてないよ」と感じることがあるかもしれません。
でも実は、ほんのすこしだけ「楽しさの視点」を持つことが、あなたの仕事も、人生も、少しずつ軽くしてくれるかもしれないんです。
どうも、ねこひげ先生(@dr_catwhisker)です。
今回は、「しんどい仕事」と「楽しむ気持ち」が、どう関わるのかを、やさしくお話していきますね。
目次
楽しそうに働く人が、なぜか信頼される理由
「自分からやってる」って、すごく大きなちがい
楽しそうに働いている人って、なぜかイキイキして見えることがありますよね。それって、「やらされてる」じゃなくて、「自分からやってる」ように見えるからです。
たとえ同じ仕事でも、「こうすると面白いかも」と自分の中で見つけられると、少しずつ仕事が「自分ごと」に変わっていくのです。
それがまわりにも伝わって、「あの人、信頼できるな」って思ってもらえるようになるんですね。
「楽しんでるふう」でいいから始めてみよう
心からじゃなくていい。形からで大丈夫
「楽しめって言われても無理」──ぼくもそう思ったことが何度もあります。だから、いきなり楽しまなくていいんです。
たとえば、ちょっと好きなペンを使ってみるとか、コーヒーを入れる時間を大切にするとか。そんな小さな「好き」を、仕事の中にまぜてみる。
それだけでも、ほんのすこしだけ、気持ちが前向きになることがあります。
小さな遊び心が、あなたらしさになる
たとえば、報告書をちょっとキレイに整えるだけでも「自分なりの工夫」が入ります。「わたしらしい働き方」をほんのすこしでも感じられると、仕事が自分のものに感じられてきます。
楽しさは、ちゃんとがんばってる証なんです
楽しい=ラクしてる、じゃない
「楽しいって言ったら、サボってるみたいに思われそう」
そう思ってしまうこと、ありますよね。
でも本当は、楽しさは“がんばりの結果”なんです。
だって、はじめから何でも楽しい仕事なんてありません。すこしずつ慣れて、うまくなって、工夫できるようになって、やっと「ちょっと楽しいかも」と思えてくる。
だから、あなたが仕事で「これだけは得意かも」と思える部分があったら、それはもう立派な“楽しさのタネ”なんですよ。
「楽しいからがんばれる」は、自然な流れ
仕事がつらいとき、たったひとつでも「これだけはちょっと好き」な要素があるだけで、明日もまた踏み出す力になります。
それは「楽しもう」と無理やり言い聞かせることではなくて、自分の中の小さな光を見つけてあげる、そんなやさしい気持ちです。
「楽しさ」を言葉にしづらい理由と向き合おう
苦労してこそ、がんばってる証?の思いこみ
日本には、「がんばってる人はすごい」という価値観があります。だからこそ、「楽しい」と言うのはちょっと勇気がいる。
でも、本当の意味でがんばってる人ほど、実は「どうしたら楽しめるか?」を心のどこかで探しています。だって、楽しくなかったら、続けられないから。
お金と楽しさの間に、壁をつくらないで
「好きでやってるなら、そんなにお金をもらっちゃいけないんじゃ…」
そう思う人も多いかもしれません。
でも、好きでやってるからこそ、人はそれに価値を感じるんです。あなたが自分の仕事に小さな喜びを見つけていれば、まわりはその空気を感じ取り、「この人にお願いしたいな」と思ってくれますよ。
「単純作業こそ楽しめ」という誤解に注意
楽しさが伝わるのは、スキルがある証のとき
注意しておきたいのは、「なんでもかんでも楽しんでます!」と言うと、かえって「それしかできない人?」と思われてしまうことがあるという点です。
だからこそ、「ここはちょっと工夫してみました」とか、「自分なりにやってみたら、思ったより面白くて」など、スキルや創造性が関わる部分に楽しさをのせて伝えるのがコツです。
仕事がしんどいとき、「楽しもう」なんて言われると、かえってつらくなることもあります。
でも、楽しさは、あなたのまじめさや努力を無駄にしないための、大切な力なんです。
今日からいきなり楽しくなくても大丈夫。
あなたが「ちょっとだけ好きなもの」を、毎日の中にそっと置いてあげてください。
それが、これからのあなたを支える小さな光になるはずです。
💡今日のまとめ(メッセージ風)
- 楽しさは「自分ごと」のしるし
- 小さな楽しみを仕事にまぜよう
- 無理せず、自分のペースでOK