「何だか今日は元気がでない」「やる気が起きない」というときが誰だってあると思います。やる気が起きないというときこそ、身体から感情をあげてみませんか。
もちろん体調が優れないときや病気のときは、元気がでなくて当たり前ですので、しっかり休みましょう。ただ、何だかやる気が起きないという怠惰からきている感情は身体から動かすことをオススメします。
もくじ
どうしてもやる気がでない
「掃除をしなきゃいけないのにやる気が起きない」「勉強をしなきゃいけないのに元気がでない」など、どうしてもモチベーションが上がらないときってありますよね。そんな無気力なとき、どうすればいいのでしょうか。以下、やる気を取り戻す方法をご紹介します。
すぐにやる気を取り戻す5つの方法
モチベーションが上がらない沈んだ気持ちのときこそ、体を動かして感情を切り替えてみることをオススメします。今回は、沈んだ気持ちが続いて行動できないときに「どうやってやる気を出すか」について、精神論ではなく科学的に検証されている施策について、書いてみたいと思います。
①ガッツポーズをとる
科学学術誌の「SCIENCE」でエルサレム・ヘブライ大学のアヴィーゼールさんらによって発表された実験で、悲しい表情で様々なポーズを取って感情の変化を調べました。そうすると、ポーズをとるうちに表情も自然と楽しげなものになったのです。
つまり、身体の動きが感情をに影響したということがわかります。そこで、オススメなポーズが「ガッツポーズ」です。スポーツ選手がやっている、あのガッツポーズを真似てやってみると沈んだ気持ちから湧き上がってきます。
ガッツポーズにかぎらず、好きな芸人さんのギャグや変なダンスでも効果的でしょう。
②スクワット15回
運動はしていますでしょうか。筋トレをすることで、「アンチエイジングホルモン」ともいわれるDHEA(デヒドロエピアンドロステロン)の分泌を高めます。DHEAは、筋肉をつくり、やる気を出すホルモンや若さを保つ成長ホルモンの材料となります。
そこで、オススメなのが「スクワット」15回です。これぐらいであれば、すぐにできますよね。しかも、スクワットはお腹やお尻を引き締めるダイエット効果もあります。やる気もアップして身体も引き締まる一石二鳥です。慣れてきたら、1日15回のスクワットを習慣化をすることをおすすめです。
③ストレッチ
やる気が起きない人の姿勢をイメージをしてみてください。前かがみの猫背の人をイメージしませんか。そこで、ストレッチをしてみてください。ストレッチは、血行が良くなり、全身のすみずみまで栄養を届けることができるので、やる気アップにつながります。姿勢を正すという意味でもストレッチをすることをおすすめします。
④ウォーキング
晴れて天気が良かったら近所を散歩してみてはいかがでしょうか。とくに緑がある場所を散歩することをオススメします。これを「グリーンエクササイズ」と言います。たった5分の「グリーンエクササイズ」で心身ともに健康になり、前向きな気持ちにさせてくれます。
⑤笑顔
これは聞いたことがある人も多いと思うのですが、人間は楽しいから笑顔になるのではなく、笑うから楽しくなるとも言われています。つまり、笑顔が先で感情が動くということです。とりあえず笑ってみてモチベーションを上げるというのも一つの方法です。
おまけ:とりあえず手を付ける
脳科学者の池谷氏が面白いことを述べています。
◆自分で積極的に動いたときの反応は10倍
「やりはじめないと、やる気は出ません。脳の側坐核が活動するとやる気が出るのですが、側坐核は、何かをやりはじめないと活動しないので。」
引用元:ほぼ日刊イトイ新聞-脳の気持ちになって考えてみてください。 〜「やる気」と「脳」の話を、池谷裕二さんと。〜
つまり、やる気が起きないときこそ「とりあえず手を付ける」ことです。すみやかにやり始めることが最も難しいのですから、意識的にとにかく始めてみてください。例えば、掃除なら身近なところから、勉強なら1ページだけでも、とりあえず手を付けると前に進み始めます。
最後に
誰だって、やる気が起きないときもあると思います。どうしても元気がでない、やる気がでないときは、身体が悲鳴をあげているかもしれませんのでゆっくり休みましょう。
ただ、怠惰からくる「やる気のなさ」は、どれだけ考えるよりも、先に身体を動かしてみることも良いと考えます。ただ歩くことや、伸びなどのストレッチ、ポーズを取る等でも、感情を動かすきっかけになります。
やる気が起きないときこそ、「とりあえず身体を動かす」ということを意識してみてはいかがでしょうか。
今日のクエスト~LevelUpポイント~
- 身体を動かす!
- とりあえず手を付ける!
To be continued…