「ブログが書けない」「ダイエットができない」「部屋の掃除ができない」など、これまで難なくできていたことが急に億劫になってできなくなったことはありませんか。そのようなとき、どうしていますか。
「そのまま何もしない」というのは勿体無いです。そもそも、なぜできなくなるのでしょうか。今回は「できない原因」から「できるようになる工夫」までお話しようと思います。
もくじ
できない原因の正体
今、行き詰まっていることはありませんか。例えば「ブログを楽しんで書いていたの書けなくなった」「部屋の片付けをこまめにやっていなのに億劫になった」など、これまでできていたことができなくなることがあるでしょう。
それはズバリ言うと「完璧を求めすぎている」からです。「こうしなかればいけない」と考えてしまうと億劫になります。また、「過剰に成果」を求めすぎることもよくありません。成果を求めることで失敗を恐れるようにります。失敗を恐れるあまり、行動しない人間になるのです。
- 完璧を求めすぎていないか
- 過剰に成果を求めすぎていないか
この辺を思い返してみてください。
アメリカで行われた実験では、「人は成果を求めすぎるあまり、失敗を恐れて自由な発言や創造性が減る傾向にある」と言われています。「成果を求める→失敗を恐れる→行動に移せなくなる」となるのです。
ハードルを7割ぐらい下げよう
行動に移せないときは、ハードルを気持ち7割ぐらい下げてみましょう。完璧を求める人や成果を求める人は元々高い目標を掲げていることが多いので、7割ぐらい下げてもそれなりの行動になります。
例えば、ブログが書けないという人は「読者に喜んでもらわなければいけない」「PV数を稼がないといけない」など完璧や成果を求めすぎている可能性があります。そこでハードルを下げて何でもいいので書き始めるのです。簡単な日常のことでも、読んだ本の感想でも、ハードルを7割ぐらい下げて書くようにするのです。
部屋が片付けられなくなったという人も同じです。例えば、「部屋中を片付ける」「夫に褒められるため」など完璧や成果を求めていたことをハードルを下げてみるのです。今日は本棚だけ片付ける、机の上だけ拭き掃除をするなど、難なくできるとこからやってみると良いでしょう。
できるようになってから少しずつハードルを上げればいい
まず、行動できない状態から少しでも前に進むことが大切です。そのためにもハードルを下げて行動に移すことです。ハードルを下げて行動に移してみる「もっとこうしたい」「もっとああした」という気持ちが内から湧いてくるようになります。
無理する必要はありません。気持ちが湧いてきたら、気持ちに従って少しだけハードルを上げるのです。今日は「風呂掃除とトイレ掃除をするぞ」など、今まで億劫だったことができるようになっているかもしれません。 できるようになってから少しずつハードルを上げればいいのです。
最後に
日本人は完璧主義が多いと言われています。小さな頃からの教育や周囲の人たちの影響もあるのでしょう。ただ、大人になったら自分次第です。完璧を求めすぎるあまり動けなった癖を改善する必要があります。
そのために「ハードルを下げる」という工夫は、とても役に立ちます。
「できない…」と悩むときはハードルを下げてみる。例えば、ブログが書けないと悩むときはハードルを下げて書き始めてみるのだ。「こう書かねばならない」と意識しすぎると書くこと自体がとても億劫になる。だから、ハードルを最初から下げて行動に移すことが大切。
— Dr.キャットウィスカー@ココロクエスト (@dr_catwhisker) 2017年5月3日
今日のクエスト~LevelUpポイント~
- 完璧を求めすぎていない?!
- 成果を求めすぎていない?!
- ハードルを7割下げてみよう!