「カワイイはつくれる」って言うけど、どうやってつくればいいの？

カワイイはつくれるの…？

「カワイイはつくれる」どこかで聞いたことがあるキャッチコピーです。確かに、メイクや身だしなみに気を使えば、ある程度「カワイイ」はつくれると思います。ただ、それだけじゃなく、「カワイイ」と思わるためには他に何に気を使えばいいのでしょうか。

今回は、どうやったら「カワイイ」はつくられるのか、書きたいと思います。

顔の造作にはあきらかに、魅力を高める客観的な特性がある。それは、顔と歯並びの対称性、顔の「黄金」比、若さ、性成熟の指標などで、顔のこどもっぽ特徴とおとなっぽい特徴をまぜると、若い特徴だけの顔よりも魅力的になる。

出典：顔を読む―顔学への招待

顔を読む―顔学への招待

作者: レズリー・A.ゼブロウィッツ,Leslie A. Zebrowitz,羽田節子,中尾ゆかり
出版社/メーカー: 大修館書店
発売日: 1999/06
メディア: 単行本
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つまり、平均的な顔や対象的な顔、さらに健康と若さがわかるような顔を魅力的に感じると言われています。顔の作りは生まれ持ったものですが、健康や若さは日々の生活に気を使えば、ある程度は保てるように思います。

さらに面白いことに、こうした顔が魅力的な人は総じて性格の良さや能力が高いと見られます。こえは「威光効果」とも言われ、美人だと性格も良く思われるなど、ひとつのことが全体によく影響する「七光り」の効果があるということです。だから、魅力的な顔の人は、出世もしやすくなったり、助けてもらえやすかったり、さらには罪を免がれる確率も高くなるというデータもあるぐらいです。

生まれ持ったものじゃなく、魅力をつくるにはどうすればいいのでしょうか。

かわいいのはかわいくふるまうから

生まれ持った美人やイケメンではなくとも、「すてきな」振る舞いも人の魅力に影響します。レズリー・A. ゼブロウィッツさんの本の中で記さている、もう一つ興味深い実験をご紹介します。

ある大学、専任講師が親しみのあるあたたかい態度でふるまったところ、学生の70％が講師の容貌を魅力的だと判断したが、これにたいして、同じ講師がよそよそしい冷たい態度をとったときには、講師の容貌を魅力的だと判断した学生はわずか30％だったのである。

出典：顔を読む―顔学への招待

この実験から、人柄がいいと魅力の評価におよぼす効果は大きいということがわかります。だから、親しみよく、誠実な振る舞いを心がければ、魅力アップということです。

つまり、かわいく振る舞えば、かわいい女性と見られる可能性も高くなるかもしれません。メイクや美容も大切なのですが、さらにかわいく思われたければ「振る舞い」でつくるというのも覚えておいて損はないと思います。

健康的な生活をおくる
すてきな振る舞いを心がける

最後に

「人は第一印象で決まる」なんて、よく言われます。確かに、僕たちはその人の顔や身だしなみから「どのような人なのか？」読み取ろうとします。例えば、自分と似たような人には安心感を覚え、親しみを感じます。生まれ持ったものにはかないませんが、健康的な容姿などは日々の生活、食事、睡眠などでつくれると思います。

また、その人の「振る舞い」も魅力に影響すると考えられています。「すてきな」振る舞いをした方が魅力的な人に見られるのは間違いなさそうです。まずは、日々の生活に気を使いながら、人と会うときは「親しみ」を醸し出し「誠実に」接するというところを心がけてみてはいかがでしょうか。