コミュニケーションにおいて「相手の話を丁寧に聞く」ことが人間関係を良好に築くのは、疑いようもない事実です。
ですが、他人の話を聞くとき、どのようなことを気をつければいいのでしょうか。
どうも、ねこひげ先生(@dr_catwhisker)です。
今回は『人の話を聞くときの「心の在り方」』についてのお話です。もし、良好な人間関係を築いていきたい、と思う人は参考に読んでみてくださいね!
目次
相手の話を丁寧に聞くメリット
ご自身のコミュニケーションを振り返ってみてください。あなたは、相手の話を丁寧に聞くことができているでしょうか。
相手の話を丁寧に聞く最大のメリットは「相手に安心感を与える」ことができることです。この「安心感」がとても大事で、仕事や家庭など様々なコミニュケーションの場において安心感があることで、物事もスムーズに進みますし、関係も良好になります。
人の根底には「安心したい」という欲求があり、その欲求を「聞くこと」で満たしてあげることができるのです。
ただ、頭では「聞くこと」が大切なのはわかっているけれども、実際には意外と相手の話を丁寧に聞くことができていない人も多くいます。
話きを聞くスキルとして、一般的に言われているのが「うなずき、あいづち、くり返し、伝え返し、要約」などがあります。
このようなスキルも、とても大事なのですが、その土台として人の話を聞くための「心の在り方」を理解しておくと、よりスキルも活きてきます。
人の話を聞くときの「心の在り方」2つ
①敬意を表する
一つ目は「敬意を表する」です。人は、どこかで他人から「認められたい」と思っています。敬意をもって話を聞くことで相手は「大切にされている」「わかってくれている」「認めてくれている」と味方意識が強くなります。
まずは、相手の話を聞くときは「敬意」を持って聞くようにしましょう。
②好奇心をもつ
二つ目は「好奇心をもつ」ことです。スティーブン・R・コヴィーの著書『 7つの習慣 人格主義の回復: Powerful Lessons in Personal Change』の中に、下記の言葉があります。
「Most people do not listen with the intent to understand; they listen with the intent to reply.」(たいていの人は、理解しようとして聞いていない。返答をするために聞いている)
相手の話に耳を傾け、好奇心をもって聞く人は相手からしても安心感を与えてくれる存在となります。
今回は『人の話を聞くときの「心の在り方」』というお話でした。人の話を丁寧に聞くためには「心の在り方」を意識してみてください。
まずは身近な人(上司や友達、家族など)との会話の中で「よし、敬意をもって聞くぞ」「好奇心をもって聞くぞ」と事前に心の中で決意表明をしてコミュニケーションを図ってみてはいかがでしょうか。
きっと、これまで以上に関係が深まること間違いありません。
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今日のクエスト~LevelUpポイント~
●人の話を丁寧に聞くことで「安心感」を与えられる!
●人の話を聞くためには「心の在り方」が大事!
●人の話を丁寧に聞こう!