日頃「あいつには負けたくない!」とか「なんで、あの子は私より優秀なの!?」などと思うことはないでしょうか。
あなたは、ひょっとして相手よりも勝っている、または相手よりも負けているという「勝ち負け」という基準を持ってしんどくはなってはいませんか。
どうも、ねこひげ(@dr_catwhisker)です。
今回は「勝ち負けフィルター」を取っ払ってみようというお話です。
目次
「勝ち負け」の基準を持つと不満が募る
自分の性格を紹介するときに「俺って負けず嫌いなんです!」という人がいます。確かに負けず嫌いな性格の持ち主の人は向上心も強く、積極的な人が多いかと思います。
ただ、この「負けず嫌い」が周囲の人に対して敵意むき出しの競争心に変わってしまうと要注意です。
このような人は、物事すべてを「勝ち負けフィルター」で見ています。
たとえば「あの人は年収1000万円の良い旦那を見つけて結婚もしている。それに比べて私は独身の負け組……」とか「同僚のあいつは仕事もできてスピード出世。それに比べて俺は平社員。負けている…」など、他人と比べて勝ち負けをジャッジしています。
これだと、ストレスが溜まってしまい不安が募るのも無理はありませんね。
「勝ち負け」の枠組みをつくっているのは自分
誰かに比べて勝っている、誰かに比べて負けているという判断は、勝手に自分が「勝ち負け」という枠組みをつくっているだけです。
この枠組を持って生きると、とても窮屈になってしまいます。
なぜなら、常に誰かと競争をしている状態だからです。そして、勝手に負けて(負けたと思い込んで)不機嫌になっている場合が多いのです。
「勝ち負けフィルター」を取っ払ってみましょう。少しだけでもいいので。
幸せの基準を決めるの常に自分
僕らが、もっとのびのびと生きていくためにには「勝ち負けフィルター」を取っ払う必要があります。
このときに考えたいのは「幸せの基準を決めるのは常に自分自身だ」ということです。他者と比較して幸せかどうかを決めるのではありません。
「何に幸せを感じ、何にときめくのか」は自分の軸で決めればいいことなのです。
自分に優しくすることも大事
競争心が強い人は自分に厳しい節があります。
自分に厳しいことも立派なことではありますが、厳しすぎるとそれはそれでストレスになってしまいます。場合によってはメンタルが悪化してしまう原因にもなるでしょう。
適度に優しくしてあげてくださいね。
そこで自分を思いやることも大事です。過去に書いた、こちらの記事など参考にしてみてください。面白いですよ。
もしかすると、長年「勝ち負け」の思考癖が付いている人にとっては、すぐに「勝ち負けフィルター」を取っ払うことは難しいかもしれません。
徐々にでもいいので、勝ち負けから解放されるように意識してみてください。
そうすると、むやみに一喜一憂することもなくなるでしょう。またメンタルも安定してきます。今回は「勝ち負け」はほどほどに、というお話でした。
今日のクエスト~LevelUpポイント~
●物事すべてを勝ち負けで判断すると不安になりやすい!
●勝ち負けフィルターを取っ払おう!
●勝ち負けはほどほどに!