あなたは「人と会うと疲れる……」ということはありませんか。もし、「全然、疲れないよ」という人はおそらく外向的な人なのでしょう。
逆に、内向的な性格の人は「人と会うと疲れやすい」傾向にあります。
どうも、ねこひげ(@dr_catwhisker)です。
今回は『内向的な人間が「人と会うとドッと疲れる」のはなぜだろう?の心理』というお話です。
目次
人と会うと疲れる
あなたは「人と会うと疲れる」という経験はありませんか。相手のことが嫌いでもなく、楽しい時間を過ごすことができているのに「何だか、疲れる……」という人がいます。
また、職場で黙々と仕事をこなしているだけなのに疲れるという人もいます。
決して人間関係に問題があるわけでもなく、人が嫌いというわけでもないのに、「人と会うと疲れる」ことがあるのです。このような特徴は、内向的な人に多く見られます。
なぜ、内向的な人は「人と会うと疲れる」のでしょうか。
内向的な人は敏感なセンサーを持っている
これは内向的が良いとか悪いとかの話ではなく、内向的な人は外向的な人に比べてより敏感なセンサーを持っています。
外向的な人からすると「何で、そこまで気にするの?」ということまで気にするのです。
たとえば
「今の上司の表情、怒っていたかな」
「自分の発言が変なふうに思われないかな」
「今日の職場は、いつもよりどんよりしている」
「空調の音が大きくて気になる」
など、敏感センサーがフル回転して周りの「刺激」をキャッチします。
人と話すだけでも声のトーン、身振り手振り、顔の表情、会話の内容、体の向きなどから敏感に相手のことを捉えようとします。
つまり、感じる情報量が多いのです。その情報が許容量を超えたとき「人と会うと疲れる」という状態になります。
苦手な相手は刺激過多になりがち
人が嫌いじゃなくても疲れてしまうのに、緊張する場面や苦手な相手に会わなければいけないときはどうなるのでしょうか。
頭の中で緊張や刺激でなおさら刺激過多になり、ドッと疲れてしまいます。
職場にイライラしている人がいると、「何か悪いことしたかな」「何でイライラしているのだろう」と気になって仕方なくなります。
ただ他人のことを気遣える性格は良い面もあります。困っている人がいたら、敏感にキャッチして助けることもできるからです。
鈍感な人なら、相手が困っていることにすら気づきません。
夫婦関係でも「こんなに困っているのに気づいてよ…」と夫(または妻)に対して思う人もいるのではないでしょうか。これは夫婦でも敏感なセンサーをキャッチする許容量の違いから起こるのです。
敏感なセンサーを利用して、相手が困っていることをいち早く気づいてサポートするのもよいでしょう。
ゆっくりと一人の時間を大事にしよう
もし内向的で「人と会うと疲れやすい」という人は、ゆっくりと一人の時間を大事にしましょう。
外向的な人と会うことでエネルギーをチャージしますが、内向的な人は一人の時間にエネルギーをチャージします。
生まれてからずっと身につけてきた敏感なセンサーを取り替えることは容易ではありません。ほぼ半自動で周りの情報をキャッチします。どうしても刺激過多になりやすいのです。
であれば、前もっと消耗したエネルギーをチャージするための時間を持っておきましょう。それが一人の時間を大事にするということです。
内向的な人は外向的な人に比べて敏感なセンサーを持っています。キャッチする情報も多いので、すぐに許容量を超えてしまうのです。
リラックスする時間を作るなりして、消耗したエネルギーを回復する時間を持つようにしてはいかがでしょうか。
今日のクエスト~LevelUpポイント~
●内向的な人は敏感なセンサーを持っている!
●情報が許容量を超えると刺激過多になり疲れる!
●一人の時間を持とう!