あなたは他人に相談できるタイプでしょうか。
なかなか、他人に相談するのが苦手だという人も一定数いるかと思います。むしろ、かえって他人に相談をしたばかりに状況が悪化したり、人間関係が悪くなるケースもありますよね。
どうも、ねこひげ先生(@dr_catwhisker)です。
今回は『他人に相談できない人は「リトル〇〇」で解決しよう！』というお話です。人に相談するのが苦手という人は読んでみてくださいね！
目次
「心の中のリトル本田が答えた」
日本を代表するサッカー選手の本田圭佑選手の名言があります。
それは本田選手がイタリアの名門クラブACミランへ移籍を決めた会見での記者とのやり取りの中で発せられた言葉です。記者からの「なぜミランへ？」この問いには、本田選手は次のように答えたのです。
本田 心の中で、私のリトルホンダに聞きました。「どこのクラブでプレーしたいんだ？」と。そうしたら、心の中のリトルホンダが「ACミランだ」と答えた。そういう経緯があって、ACミランに来ました。
本田選手の「リトル本田」という発言は面白おかしく「迷言」としても話題にもなりました。ただ、やはり一流アスリート。実は「リトル本田」という発言は、「心の声」と効果的に向き合う方法だったのです。
自分の中の「リトル〇〇」を呼び覚まそう
人生に迷うときもありますし、ネガティブな状況に陥って悩むこともありますよね。そのようなときに大事なのが「自分の気持ちと距離をとる」ことです。
ただ、この「自分の気持ちと距離をとる」というのが意外と難しく、ネガティブ思考な状態のときほど、感情に支配されてしまっています。
そこでヒントになるのが本田選手が発言した「リトル本田」です。本田選手のように自分の「心の声」を誰かに見立てることで感情や思考を客観的に見ることできます。
思考や感情を客観的に見ることができれば、くよくよと悩むことも減り、より建設的に考えることができるようになります。
感情を客観的に見つめるオススメ方法４選
①自分の名前を呼ぶ
もし迷いや悩みに遭遇したら、本田選手のように「リトル〇〇」と自分に向かって話しかけてみてください。
「リトル〇〇」が恥ずかしければ、もちろん「君」や「あなた」などでもいいですし、自分の名前やニックネームで呼びかけてもいいでしょう。他人に話しかけるように自分に話しかけてみましょう。
②友達に語りかけるように自分に声をかける
落ち込んだ友達に言葉をかけるように、自分に言葉をかけてみてください。もし親友から相談されたら厳しい言葉ではなく、優しい言葉でアドバイスをするはずです。
自分に対しても、優しい言葉で話しかけられるようになるためにも「友達に声をかけるふり」をしてみましょう。
③第三者を呼び覚ます
あなたに尊敬する人がいれば、「その尊敬する人ならどう考えるだろう？」と思考するのも効果的です。
たとえば「心の中にいるリトル豊臣秀吉ならどう考えるだろう？」など、尊敬する人物を思い描き、視点を変えて悩みと向き合うのです。有名人やアニメのキャラクターでもいいので、心の中に存在する第三者を呼び覚ましてみてください。
④10-10-10（テン テン テン）
「10-10-10（テン テン テン）」とは、ジャーナリストのスージー・ウェルチさんが開発した意思決定のフレームワークです。
「10分後」「10ヵ月後」「10年後」で、何かしらの決断をした場合、将来のそれぞれの時点において、どのような結果になるかを予測する、というものです。
今回は他人に相談できない人は「リトル〇〇」で解決しよう！というお話でした。
迷いや悩みに遭遇したときには、自分の心の声と距離を取り、自分と見つめ直すことが大事です。もしネガティブ思考になりそうになったときは、今回ご紹介した４つの方法をお試しください。
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今日のクエスト~LevelUpポイント~
●ネガティブ思考なときは視野が狭くなりがち！
●迷ったときは「思考や感情」と距離をおこう！
●自分の中に存在する「リトル〇〇」を呼び覚まそう！