人は苦しみのなかで成長をしていきます。でも、なぜ人は苦しみのなかで成長するのでしょうか。
それは苦しみのなかで問題解決の突破口を探し求めて行動するからです。行動をすれば人は自ずと成長をしていきます。
問題が解決できなかった自分が、行動を繰り返すことで問題が解決できる自分になったということです。これには「伸びしろ」があったとも考えることができます。
どうも、ねこひげ(@dr_catwhisker)です。
今回は『伸びしろを自覚し、伸びしろを楽しめることの大事さ』というお話です。
目次
苦しみのなか「伸びしろ」を自覚できる人間は強い
僕らはよく壁にぶち当たります。その壁は、ときに苦しみを感じる壁になることもあるでしょう。
そのときに「伸びしろ」を自覚できるかどうかで、その後の結果も大きく変わってきます。
サッカー日本代表として活躍してきた本田圭佑選手は、2012年のW杯アジア最終予選のインタビューで以下のように発言しています。
「伸びしろは常にMAX。それがいまの代表の強み」
本田選手は、度々インタビューに「伸びしろ」という言葉を使って応えています。おそらく、伸びしろ、つまり成長余地があると捉えることで諦めるのではなく、次の試合へのモチベーションに変えていたのではないでしょうか。
苦しいとき、伸びしろを自覚しよう
もし、あなたが苦しい壁にぶち当たったときには「俺は伸びしろがある」「私は成長余地がある」と自覚してみてください。
苦しい経験は変わりません。ただ、苦しさをどのように捉えるかは変える事ができます。そのときに用いるのが「伸びしろ」という言葉です。
苦しみを悲観的に捉えるよりも「伸びしろがある」と前向きに捉える事ができれば、目の前の苦しみも自分自身の課題だと捉え直すことができます。
あとは、その捉え直した課題に対してどのようにアプローチしていくべきか手段を考えていけばいいのです。
伸びしろは楽しさにもなる
もし、テストで90点取れた人間が、次は95点を取れるようなったら確かに嬉しいと思うでしょう。たとえ、それが5点アップでも成長しているからです。
ただ、もっと楽しさを実感できるのは最初は30点しか取れなかった人間が、次は90点も取れた場合です。この人の場合、60点も成長ができたのです。
もし今はダメな成績だとしても気にする必要はありません。
とれえ方を変えれば、それは成長する余地があるということです。つまり、自分の努力次第で伸びしろに楽しさを見出すことができるのです。
あなたも「資格試験の成績が悪かった」「会社の営業成績が悪かった」「ブログのアクセス数が悪かった」など思うことはありませんか。自分が思ったよりも数字が伸びないこともあるでしょう。
ただ、現状は数字が少ないというのは、それだけ「伸びしろ」があるということです。一度落ちた資格試験に受かれば楽しいでしょうし、増えなかったブログのアクセス数が増えればそれまた楽しいことです。伸びしろには楽しさがあるのです。
人は、もがき苦しみ徐々に成長していきます。どうしても壁にぶち当たると「自分が悪から」「自分がダメだから」など悲観的になりがちです。
ですが、悲観的になる必要はありません。
何かうまくいっていないというのは、裏を返せばその分大きな伸びしろがあるということでもあります。要は捉え方なのです。苦しいことは苦しい。
ただ、そのときに「自分はダメだ」と捉えるのか「自分には伸びしろがある」と捉えるのかで、おのずと結果も大きく変わってくるでしょう。
今日のクエスト~LevelUpポイント~
●人は苦しみのなか成長をする!
●苦しみのなか、伸びしろを自覚する !
●伸びしろは楽しさにもなる!