「好きな人の心を読めたらいいな」「同僚の心理が知りたい」と相手の心を読むことができればいいのにと一度は思ったことがありませんか。
よく「相手の心を読む方法」「好きな人が何を考えているか透視する方法」「嘘を見抜く方法」など、ネットや本で見かけることがあります。
しかし、今回はその方法をお伝えする内容ではありません。
どうも、ねこひげ(@dr_catwhisker)です。
今回は『もしかして「相手の心を読む」ことに疲れていませんか?』というお話です。
目次
相手の心を読むのは意外と疲れる
あなたも「相手の心を読めたらいいのに……」と思うこともあるのではないでしょうか。確かに、ある程度相手の表情や仕草、言葉のニュアンスから相手が何を考えているのかを推測はできると思います。
簡単なところで言えば、笑顔で話しているから「今、楽しそうだな」とか、表情が曇っているから「今は悲しいのかな」など推測することもそうです。
もっと言えば、足のつま先がどこを向いているかで「自分に好意があるかどうかがわかる」とか、腕を組んでいると「心を閉ざしているかも」なども相手の心を読む指針の一つになります。
このような考え方を知っておくことも確かに大事です。本ブログでも人間の心理を取り扱っているので、これまでも「相手の心を読む方法」について書いたこともありますし、これからも書いていきます。
ですが、今回は少しだけ視点を変えてお話していますね。それは、「相手の心を読む」ことに疲れてしまった人向けにです。
相手の心の中を読みすぎるというのは意外と疲れるものです。
人間関係でこじれるのは勝手な推測?
人間関係でこじれる原因の一つが勝手な推測です。
たとえば、相手に話かけると「暗い表情で返事をした」とします。そこで、相手の心を読もうとしました。
・暗い表情で返事された→私、嫌われているかも
このような読み取り方をすることがあります。この場合の事実は「暗い表情の返事」で、推測は「嫌われているかも」です。確かにその可能性もあるかもしれませんが、あくまでも推測でしかありません。
もしかすると「相手は疲れていただけ」ということも十分にあり得るのです。
特にネガティブモードのときは相手の心を読まない
相手の心を読もうとすることが悪いとは思いません。ただ、たとえば毎日仕事やプライベードで100人ぐらいと顔を合わせているとして、全て100人の人間の心を読もうとすると疲れると思いませんか。
とくに自分がネガティブモードのときに相手の心を読むとネガティブな推測になってしまいます。ひどい場合は、相手が笑顔で話しかけていたしても「あの笑顔は作り笑顔で、本当は怒っているにちがいない」など証拠もなく断定してしまうことがあるのです。
もし、あなたが「今日は疲れ気味だな」「今日はネガティブ思考だな」という日は、意識的に相手の心を読まないようにしましょう。
推測ではなく、「事実」のみを捉える
では、相手の心を読まないとはどういうことでしょうか。それは推測しない。つまり、事実のみを捉えることです。
先ほどの例でいうと「暗い表情で返事された」という事実のみを捉えて、そのあとの推測はしません。
勝手な推測をなるべく排除して、事実だけをしっかり捉える努力をしてみてください。推測は真実ではありません。 あくまでも推測は推測でしかないのです。
相手の心を読むことができればいいですよね。好きな人や会社の同僚など身近な人の心を知ることができれば、もっとスムーズにコトが進むのにと思うこともあると思います。
ですが、毎日毎日相手の心を読もうとするのは疲れてしまいます。それだけでなく、ネガティブモードのときに「嫌われているかも」「怒っているかも」「悲しんでいるかも」と推測をしたら、人間関係がこじれる原因にもなります。
もし、相手の心を読みすぎて疲れ気味という人は、推測はほどほどにして、「事実」のみと捉えるようにしてみてください。「相手の心を読む方法」は、また別の機会にブログで書いていきますね〜。
今日のクエスト~LevelUpポイント~
●相手の心を読みすぎると疲れてしまう!
●勝手な推測が人間関係をこじれさせる !
●推測ではなく「事実」のみを捉えよう!