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人生の幸福度のあげ方!良いことは十分に味わう

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人生の幸福度のあげ方!良いことは十分に味わう

誰だって人生の幸福度はあげたいものです。

 

でも、どうすれば幸福度があがるのでしょうか。まずはポジティブ感情に目を向けてみましょう。

 

 

どうも、ねこひげ先生(@dr_catwhisker)です。

今回は『人生の幸福度のあげ方!良いことは十分に味わう』というお話です。今よりも人生の幸福度をあげたいという人はヒントにしてみてくださいね。

 

 

 目次

 

ポジティブ感情に注目しよう

 

人生の幸福度をあげたいのであれば「ポジティブになろう!」というと、かなりあやらしい自己啓発っぽくて苦手なので、最初に断っておくと決してネガティブ感情を全否定する必要はありません。

 

よくあるギラギラしたポジティブシンキング信者は「泣き言を言うな!」「否定的な言葉を使うな!」「とにかく感謝だ!」と全うそうな言葉で、実はどこか無理があります。

 

なぜかと言うとネガティブを全否定しているからなんですね。ネガティブを否定してポジティブに振舞うとメンタルにも悪影響です。

 

人生で嫌なこと、落ち込むこと、疲れることは誰にだってあります。そんな中でもネガティブな出来事を受け入れつつ、ポジティブな面にもきちんと目を向けられることが、本来の自然体なポジティブ思考だと考えます。

 

生活の中にある「良いこと」を十分に味わおう

生活の中にある「良いこと」を十分に味わおう

仕事で難しい商談が成功した時や資格試験で合格した時など、何かあなたの身の回りで「良いこと」があったときに十分にその達成感を味わっていますか。

 

幸福度の高い人は、良いことはきちんとお祝いしたり、自分にご褒美を与えたりしています。いっぽう、幸福度の低い人は良い出来事はさらっと流して、失敗にフォーカスしたり、「もっとよくできたのでないか……」と思いがちです。

生活の中にある「良いこと」を十分に味わおう


・よいことは十分に味わう
・恵まれている点を数える
・自分のした親切を認識する

 

まずは、これらを意識してみてはいかがでしょうか。

 

「私って結構がんばっている」「こんな状況だけどよく乗り切った」「今日は年配の方に席をゆずった」と自分の努力・成果を認める習慣を持つことで人生の幸福度もあがります。

 

ロサダの法則(3対1の法則)

ロサダの法則(3対1の法則)

一昔前に、心理学でロサダの法則(3対1の法則)というものが話題になりました。

 

2005年に心理学者のバーバラ・フレデリクソン博士とマーシャル・ロサダ氏によって、「人間が幸福を感じる転換点は、ポジティブな感情とネガティブな感情の比が2.9013のバランスにある」と結論付けたのです。

 

簡単に説明するとポジティブな感情がネガティブな感情を、3:1の比率を上回っていれば、人生がうまくいくというものです。(ちなみに後に「3対1の法則」に数学的根拠がないと否定をされています)。

 

ロサダの法則(3対1の法則)

3:1の比率は否定されていますが、ポジティブな感情がネガティブな感情を上回っておくとよいのは間違いありません。しかもネガティブ感情もゼロではなく、1あるのがポイントです。

 

つまり、ネガティブを無視する(なかったことにする)のではなく、減らすことが大事なのです。人はネガティブな方向に考えがちです。これを心理学ではネガティビティ・バイアスと言います。人によっては「ポジティブ1:ネガティブ10」という人もいるのではないでしょうか。

 

ネガティビティ・バイアスではネガティブな出来事に対してフォーカスして、それをより強く記憶に留める傾向にあります。

 

そうならためにも日常の「良いこと」にフォーカスし、ポジティブな感情を高めておきましょう。さらっと流していた「日常の良い出来事」を、きちんとお祝いすることで強く記憶に留め、幸福度をブーストさせることが大事です。

 

ねこひげ的まとめ

 

今回は人生の幸福度のあげたければ日常の良いことにフォーカスしようというお話でした。

 

簡単に言ってしまえば、やはり良いことはきちんとお祝いしたほうがポジティブな感情もわきやすく、結果的に幸福度もあがるということです。参考にしてみてくださいね。

 

おすすめ書籍

ポジティブな人だけがうまくいく−3:1の法則

 

今日のクエスト~LevelUpポイント~

●自然体のポジティブ思考を目指そう!

●人はネガティブ思考になりがち!

●日常の「良いこと」を十分に味わおう!