会社で信頼されるような人間になりたいです…
誰からも信頼されないよりは、信頼されるような人間になりたいと思うのが普通です。ただ、良い人なんだけど信頼されにくい人もいれば、人望も暑く周囲から信頼されている人もいますよね。
この人たちの違いはどこにあるのでしょうか。
どうも、ねこひげ先生(@dr_catwhisker)です。
今回は『信頼される人になるには?人間的な温かみと能力が重要』というお話です。信頼されるような人物になりたいと思う人はヒントにしてみてください。
目次
周囲から信頼される人の特徴
信頼されるような人間になりたい…と思うことはありませんか。
自ら「嫌われたい」という人は少数派だとは思います。周りの人と良好な関係を保つためには信頼されるような人間であることが望ましいと思われます。
とはいえ、信頼される人ってどんな人物なのでしょうか。
人間的な「温かみ」と「能力」
ハーバード大学の心理学者エイミー・カディさんは「人が肯定的に見られるか、否定的に見られるか、その約90%が『温かみ』と『能力』にかかっている」と言っています。(参考文献:だれもわかってくれない)
つまり、もしあなたが「信頼される人になりたい!」と思うのであれば、「温かみ」と「能力」のイメージを発信できるようなることが大事なのです。
人間的な温かみって?
それでは人間的な温かみとはどのようなものでしょうか。
親切さ、誠実さ、思いやり、親しみやすさを示してください。これらは相手を大事に思うからこそできる行為です。
具体的にどのようなことをすれば人間的な温かみが向上するか見ていきましょう。
- 相手に関心を払う
- こちらが先に相手を信用する
この2つが大事です。
「相手に関心を払う」というのは、目を合わせること、うなずくこと、微笑むことで相手に「関心がありますよ」とアピールができます。傾聴スキルを磨いておくとよいでしょう。
「こちらが先に相手を信用する」とは、心理学でいうところの自己開示をするとよいでしょう。
自己開示とは“プライベートな情報を相手に伝えること"です。例えば、自分の弱くて人間味のある面を相手に知ってもらうことで、「この人も同じ人間なんだ」と思ってくれるようになります。親しみもわきますよね。
能力を伝えるには?
どんなに温かみがある人でも能力がなければ信頼はされません。
極端な例ですが、とても優しくて親切なお医者さんだけど、ものすごく医学の知識(能力)が乏しければ信頼はできませんよね。これが「あの人は良い人なんだけどね……」と思われてしまう人の原因です。
これら3つのことを意識することで能力をアピールできます。
- 目を合わせる
- 背筋を伸ばして自信をアピール
- 自慢はよくない。謙虚なぐらいがいい
まず自分に能力があることが前提で、その能力をどのようにアピールすればいいかを考えていきましょう。(もし能力がない人は、先に能力を向上させる勉強をしてくださいね)。
能力をアピールすときは自信過剰になってはいけません。間違っても「俺ってすごいんだぞー!」という態度はNGです。このような態度は「この人、ちょっと嫌だな…」と信頼も薄らぐでしょう。
あくまでも謙虚な態度でいきます。
その上でオススメの方法としては「目を合わせる」ことです。相手と視線をあわせ、しっかりアイコンタクトをしながら会話をしたほうが、相手に好かれるということは、いろいろな心理学のデータでも支持されていす。(参考文献:「話し方」で人を動かす「超」心理術)
できるだけ、相手と話すときはアイコンタクトを意識してみてください。ちなみに、相手に言いにくいこと(相手が気にしているようなこと)を伝えるときは、アイコンタクトを外すほうが良いと言われています。
今回は人から信頼されるためには人間的な温かみと能力が大事だよというお話でした。
明日からできることとしては、「相手に注意払う」「目を合わせる」「微笑む」「うなずく」ことを意識してみてはいかがでしょうか。
この中でも信頼されるには「目を合わせる」というのは重要なようですね。
おすすめ書籍
だれもわかってくれない
「話し方」で人を動かす「超」心理術
マンガでやさしくわかる傾聴
今日のクエスト~LevelUpポイント~
●信頼される人は「温かみ」と「能力」が大事!
●自分から相手に関心をもつこと!
●アイコンタクトは能力を示すのに有効!