あなたは姿勢が良いほうでしょうか。もしかして背筋が丸まって猫背にはなっていないですよね?
実は「背筋を伸ばす」ことには心理学にもメリットがありそうです。
どうも、ねこひげ(@dr_catwhisker)です。
今回は『「背筋を伸ばす」と明るい未来を描きやすい』というお話です。
目次
あなたは猫背じゃないですよね?
もしかして、あなたは猫背ではありませんか。
かく言う、僕も猫背気味だったので自戒の念を込めてお伝えしますと、できれば「背筋を伸ばす」ほうがメリットが高いですよ。
ではでは、「背筋を伸ばす」と具体的にどのように良いのでしょうか。
テストの成績がよくなった
コロラド大学のトミー・ロバーツさんの調査によると、大学生に学力テストをだらしない姿勢と、良い姿勢の状態で実施してもらったところ、良い姿勢の状態のほうが成績がよかったとのことです。
コロラド大学のトミー・ロバーツは、大学生に背筋を伸ばし、胸を張り、首をまっすぐにするように求めると、心理的にも自信がつくことを明らかにしている。
学力テストの結果に差が出たのは、おそらくテストに対するモチベーションが変わったからかもしれませんね。
社会人で言えば、猫背で働くよりも、背筋を正して働いたほうが、仕事に対するモチベーションも上がり、なおかつ成果に繋がることも期待できます。
「背筋を伸ばす」と明るい未来を描きやすくなる
また、マドリッド自治州大学の心理学者プリニョール博士らの実験データでは「背筋を伸ばすと明るい未来を描きやすくなる」とも考えられています。
これは博士が学生を募って、姿勢が自己評価に与える影響を調べました。
学生たちにアンケートを採ります。「将来仕事をするにあたって、自分の良いところと悪いところを書き出してください」と問うものです。
これを、背筋を伸ばして座った姿勢、あるいは、猫のように背中を丸めて座った姿勢で、それぞれ書き出してもらいました。 すると、背筋を伸ばした姿勢で書いた内容については、丸めた姿勢で書いた内容よりも、確信度が高いことがわかりました。
つまり、姿勢を正して書いたほうが「自分の答案に自信がもてやすい」ということです。
この実験から学べることとしては、明るい未来を描きたければ、まずは姿勢を伸ばすことからはじめましょう、といういことですね。
でも、どうすれば姿勢を正すことができるのでしょうか。
筋トレをしよう
先ほど、僕も猫背気味だったとお伝えしましたが「筋トレ」をするようになって姿勢がよくなったと自覚しています。
筋トレは簡単なスクワットや腕立てなどです。効率よく短時間でするならタバタ式トレーニングやHIIT 体脂肪が落ちる最強トレーニング」でもいいので、筋トレを習慣化してみてください。
運動をするようになると、自分の体型にも気を配るようになり、意識的に姿勢を伸ばすようにもなってきます。
呼吸を意識しよう
「ねこ背は治る! 」という本でも繰り返し紹介されていたのが呼吸の重要性です。著者によると、ほとんどの人が呼吸が浅く、酸欠状態にあるようです。
呼吸が浅くなると姿勢にも影響が出てくるらしく、深い呼吸を意識することが大事だということです。
深い呼吸って何かというと「腹式呼吸」です。ゆっくりと鼻から息を吸って、ゆっくりと鼻から息を吐き出すようにするといいでしょう。このとき、少しお腹が膨らむ(実際には肺いっぱいに空気が入って膨らむ)ような呼吸ができればオッケーです。
- 作者: 小池義孝,さわたりしげお
- 出版社/メーカー: 自由国民社
- 発売日: 2011/10/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 12人 クリック: 135回
- この商品を含むブログ (24件) を見る
悪い姿勢に気付いた時に背筋を伸ばす
あとは、日頃から猫背になりやすい人は、気付いたときに背筋を伸ばすことを心がけると良いかと思います。
とくに、デスクワークでパソコンに向かって仕事をすることが多い人は、作業に集中するあまり、いつの間にか猫背に……なんてこともありますよね。
もし、作業に集中しすぎて気づかないという人は、背筋が前かがみになるとバイブレーション機能で教えてくれるガジェットなどを活用するのも手かもしれません。
最近、何だかメンタルが落ち込み気味というのは、もしかしたら姿勢が影響していることも考えられます。
意識的に胸を張ってみてください。
ピンとした背筋で歩くだけでも気持ちが変わってくるような気がするはずです。そうすれば、明るい未来を考えやすくなるかと!
今日のクエスト~LevelUpポイント~
●姿勢はモチベーションにも影響があるかも!
●姿勢を伸ばすと明るい未来を描きやすい!
●姿勢が悪いことに気付いたら、意識的に背筋を伸ばす習慣をもとう!