私の仕事って大変なのに、誰もわかってくれないんです……。
あなたも「誰も自分のことをわかってくれない」と思うことはありませんか。仕事だけでなく、家庭やプライベートの友人関係まで思い返して考えてみてください。
どうも、ねこひげ(@dr_catwhisker)です。
今回は、『「誰も自分をわかってくれない」苦しみから脱却する考え方』というお話です。
目次
「誰も自分をわかってくれない」は本当だろうか
あなたは仕事や家庭で「誰も自分のことをわかってくれない!」と思うことはありませんか。「もっと理解してよ!」と思うことが、あなたにも一つや二つあるかもしれません。
たとえば、「こんなに私は頑張っているのに誰もわかってくれない!」「僕ばかり忙しくて誰もわかってくれない!」など、自分のことをわかってくれないと思う人もいるでしょう。
まず、考えてみてほしいことは「本当に」誰もわかってくれていないかということです。
本当に誰もわかってくれていないだろうか?
まずは「本当に誰も自分のことをわかってくれないだろうか」という視点で考えてみることが大事です。
人は思い込みに左右されやすいです。思い込みは自分では気づきにくいものです。「誰もわかってくれていない」と思い込んでいるケースも多分にあります。
たとえば、上司が自分の重労働を理解してくれていないと思ったとしても、もしかすると周囲の同僚はわかってくれているかもしれません。
また、旦那さんが自分の家事の大変さを理解していないと感じていたしても、ママ友である知人は理解を示してくれていることもあるでしょう。
このように「誰も」わかってくれないと思っときに自分に周囲を見渡すことが大事です。もしかしたら、あなたのことを理解してくている人、または理解しようとしてくれる人がいるかもしれませんよ。
そもそも、あなたは周りを理解しているだろうか
それでも「絶対、私は誰にも理解されていない」「絶対、誰もわかってくれていない」と思う人もいると思います。
そこで、もう一歩踏み込んでこう考えてみてください。
「本当に自分は周りの人たち全員を理解しているだろうか」
このような視点をもって上司や同僚、家族など見渡して考えてみてください。あなたが「わかってほしい!」と思うような感覚で、あなたは周りのことを理解しているでしょうか。
僕は誰かに理解してほしければ、自分から理解を示すことが大事なのではないかと思っています。
逆の立場で考えてほしいのですが、もしあなたを理解をしようとしてくれる人がいたとしたら、その人のことをあなたも理解したいという気持ちになりませんか。
「誰も自分をわかってくれない」と感じたときは、「自分は周りの人たちを理解しているだろうか」「理解しようと努力しているだろうか」という視点で考えてもよいかと思います。
アドラーの言葉「誰かが始めなければいけない」
かの有名な心理学者アドラー博士は以下のような言葉を残しています。
誰かが始めなければならない。他の人が協力的ではないとしても、それはあなたには関係がない。私の助言はこうだ。あなたが始めるべきだ。他の人が協力的であるかどうかなど考えることなく。
by アドラー
アドラー博士の言葉からも、自分から他者に協力することが大事だということがわかりますね。
心に余裕がないとき「誰も自分をわかってくれない!」と思うこともありますよね。ただ、「誰にも理解されない」というのはツラいものです。
そのままの状態が続くと心底落ち込んでしまいます。
そうならないためにも、「本当に自分は周りの人たち全員を理解しているだろうか」という視点をもってみてください。
気持ちも楽になり、苦しみから脱却できるようになるはずです。
今日のクエスト~LevelUpポイント~
●本当に「誰も」わかってくれないか考えてみよう!
●自分は周りの人たちを理解しているか考えてみよう!
●まずは自分から相手を理解しよう!