何を悩んでいるのかわからない…
もう自分がなんで悩んでいるのかわからなくなることはありませんか。色々ありすぎて、「その色々」がわからなくなり、考えがまとまらなくて悩む人がいます。
どうも、ねこひげ先生(@dr_catwhisker)です。
今回は悩んでいるときは「まず、休んでから考えよう」というお話です。
もくじ
疲れているときに考えても良い解決策は出てこない
色々と起きて悩んでいるときというのは、自分が何で悩んでいるのかすらわからなくなります。このようなときというのは、往々にしてヘトヘトに疲れ切ってしまっていることが考えられます。
精神的にも肉体的にも疲れているときに、解決策を考えようとしもて最適な解決策はでてきません。まずは休むことを先決です。
よく寝ることで翌朝に”ひらめく”!
ここで一つ興味深い研究報告をご紹介します。それはNature誌に報告されたドイツ・リューベック大学のグループがおこなった心理実験です。
この研究では学生66人に、数学的な「ひらめき」を必要とするゲームをしてもらい、その正解率に対する睡眠の影響を調べました。
研究では、彼らをA・B・Cの3つのグループに分けました。
A) 朝に問題を見せて、起きたまま8時間考える
B) 夜に問題を見せて、そのまま徹夜で8時間考える
C) 夜に問題を見せて、そのまま8時間の睡眠を取る
研究結果では、「そのまま8時間の睡眠を取る」Cグループが、もっとも優秀な成績を出すことができたということです。
悩んだら休む!
悩んだら休みましょう。ドイツの大学の研究結果からも分かる通り、寝ていないと良い「ひらめき」は浮かびません。休むというのは、別に会社を休むとかではなく、十分な休息をとりましょうということです。
いや、ヘトヘトになって疲れきっているのであれば、個人的には会社を休んでもいいと思うのです。働いて、疲れて、働いて、疲れて…という状態では、負のスパイラルに陥ってしまいます。やはり休息が必要です。
休む方法としては、以下のことをしてみてはいかがでしょうか。
- とにかく寝る
- 風呂につかる
- マッサージを受ける
- ストレッチをする
- 瞑想
- 散歩
これらを行うことでエネルギーがチャージされることが期待できます。チャージされたら、そこで悩みと向き合いましょう。十分な休息で心にも余裕が持てるようになります。心の余裕さが、適切な解決策を導き出してくれると思います。
最後に
日本人は真面目な人間が多いと言われ、休むことを疎かにしがちです。いや、もしかすると周囲の人たちの「日本人はこうだ!」という同調圧力が、人を苦しめているのかもしれません。
一人ひとりが休息することの重要性に気づき、悩んでいるときには十分な休息を取り、解決策を導き出されるようになれると良いなと思います。心に余裕をもっていきましょう。
今日のクエスト~LevelUpポイント~
●疲れた脳では良い解決策が思い浮かばない!
●悩んだら、まず休息!