知らないこと「知らない」「わからない」と言えていますか。僕たちは心の何処かで「無知は恥ずかしい」という気持ちがあるのかもしれません。だから、知らないことを認められないのです。ただ、本当に恥ずかしいのは「知らないままやりすごす」ことだと思います。
どうも、ねこひげ先生(@dr_catwhisker)です。
今回は、知らないことを「知らない」と言える人間になった方が人生楽しんじゃないかなというお話です。
もくじ
一流の人は「知らない」ことを認めている
あなたの周りを見渡してみてください。仕事やプライベートの会話で、明らかに「知ったかぶり」で返答をしている人はいませんか。知らないのなら「知らない」と言えばいいのにとは思うのですが、それができないのです。
とくに年齢を重ねていくと、その傾向は強いように感じます。例えば、50代の会社員とフレッシュな新入社員では、仕事上の経験では50代会社員の方が優秀な場合が多いでしょう。ただ、若者だからこそ詳しい分野もあります。例えばLINEやインスタなどスマホは慣れたものですし、ITに関する知識も豊富かもしれません。
新入社員の手前、自分の威厳を保つために、その分野に詳しくなくても「知らない」とは恥ずかしくて言えない人が多いのです。「知らない」という人の心理をまとめると以下のような心理が働いているようです。
知らないを認められな3つの心理
①恥ずかしさ
知らないと言ってしまうと、「無知なんじゃないの?」と思われるという気持ち、つまり「恥ずかしさ」が頭をよぎって知らないことを認められないことが多いようです。知らないのが恥ずかしいのではなく、知らないまま「知ったかぶり」をするのが恥ずかしいということを肝に銘じましょう。
②威厳を保つため
相手よりも立場が上の人ほど、この傾向は強いです。自分が知らないことを認めてしまうと、自分の威厳が崩れてしまうのではないかと考えてしますのです。また、自分はエリートだと思っている人も多いようです。合コンで女性の前で知ったかぶりをする男性いませんか?プライドが邪魔をしてしまうのです。ただ、実際はそんなことはありません。知らないことを認めた方が会話も弾みますし、威厳とは関係ありません。
③自信がない
自分に自信がないと「知らない」「わからない」ということが言えなくなってきます。「こんなこと聞いたら、どう思われるだろう?」という自信のなさが、必要以上に相手のことを気にしてしまうのです。
知らないこと「知らない」と言えるようになろう
知識が明らかに不足しているのに、知らないままで相手を威嚇する態度は、かっこ悪いものです。「この歳になって」「今さら」という気持ちがでてくるのもわかるのですが、学ぶ姿勢は持っていきましょう。
将来的に自分自身が年齢が高くなってきたとき、そのときの若者に「それなんだろう?」「詳しく教えて」といえる人間になりたいと思っています。そのような生き方のほうが、楽しいですよ。知らないことを知るというのは知識欲が満たされます。また、最新の情報に触れることで脳の衰えを防ぎ、若さも保てるかもしれません。
最後に
知らないことを知らないと言えてこそ、本当に成長していきます。知らないことを「学ぶ機会」として捉えましょう。「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」ということわざにもある通り、知らないことを恥ずかしがったり知ったかぶったりせずに、素直に聞いて学んだほうがよいのです。そんな風に年齢を重ねて生きていきたいものですね。
今日のクエスト~LevelUpポイント~
●威厳や恥ずかしさが邪魔をする!
●知ったかぶりこそ恥ずかしい!
●知らないことを認められる人間になろう!