もし、あなたが何か新しいことに挑戦しようと思っているのに、怖くて一歩踏み出せない時というのは、もしかするとプライドが邪魔をしているのかもしれません。「捨ててもいいプライドは思い切って捨てると楽になる」と頭ではわかっているのですが、それができないという人も多いのではないでしょうか。
どうも、ねこひげ(@dr_catwhisker)です。
今回は、プライドを捨てて楽になる方法をお伝えします。新しいことにチャレンジしたいけど、不安で動けないという人は参考にしてみてください。
目次
プライドがある人の特徴
あなたはプライドが高い人間ですか。
下記のようなことに当てはまる人はプライドが高いと考えられます。
・自分の非を認めない
・負けず嫌い
・人に頼るのが苦手
・頑固者
これらの傾向がある人はプライドが高い可能性があります。プライドが高い人は自分を常に身の丈以上によく見せようとします。だから、内心では自信がなかったり、誰かと比較して自分が優れているか確認しながら日々を過ごしています。
では、プライドが高いことは悪いことなのでしょうか。
プライドが高いことが良いこともある
「プライドを捨てて楽になる方法」という記事のタイトルですが、プライドが高いことにもメリットがあります。
それが、プライドが高い人ほど「責任感が強い」ということです。
プライドが高い人は、相手に認めてもらいたいという気持ちも強く、また自分が納得できるまでやり遂げようとする傾向があるので責任感が強く思われがちです。とくに、信頼関係が重要とされるビジネスの場では必要な要素の一つです。
ただ、プライドの高さが邪魔をしてプレッシャーに押しつぶされそうになっている 人ががいるのも事実です。プライドの高さが邪魔するようになると、「自分にできること」しか挑戦もしなくなるのです。「失敗したら周りからの評価も下がる…だったら確実に成功することだけやろう」と楽な道しか選びません。
これが癖になってしまうと、プライドの高さが足かせとなり、新しいことにも挑戦できなくなってしまうのです。ただ、生きていれば新しいことに挑戦することもでてきます。自己実現であれば、なおさらです。
邪魔になるプライドなら捨ててしまったほうがよいのです。
プライド捨てて楽になる4つの方法
プライドを捨てて楽になろう!
①自分のネガティブ要素を受け入れる
誰にでも自分の欠点があるものです。例えば、仕事で「事務仕事は得意だけど、接客が苦手」という人がいたとします。プライドが高い人は、接客が苦手という自分自身の欠点をどうしても許せません。自分のことを許せないから自己否定を繰り返して落ち込んでしまう傾向にあります。
確かに、自分の欠点を改善していくことは重要なことです。ただ、自分を責めてはいけません。自分を責めてしまうと次から行動に移せなくなるからです。むしろ、自分を責めることで行動しなくていい自分を作っているとも考えられます。
「完璧じゃなくていいんだよ」と自分のネガティブ要素を認めてあげましょう。
②とにかくチャレンジしてみる
手っ取り早いのが、とにかくチャレンジすることができます。プライドが高い人の行動は、先ほどにも述べたように「自分にできる範疇」でしかチャレンジしていません。また、他人に認められることが前提で動こうとしています。つまり、自分のために行動をしていないのです。
ぜひ、自分のために行動してください。自分の好きなことを見つけたら、さっさと行動してみるのです。とにかくチャレンジするコツは、100%を目指さないことです。極端な話、最初は30%ぐらいを目指してもいいのです。
もし、失敗したとしても「自分が本当にやりたいことにチャレンジした」という経験がが残ります。決して無駄ではありません。
③「やった場合のメリット」と「やった場合のデメリット」を考える
ココロクエストの記事でも心理学的に「やった後悔」より「やらなかった後悔」のほうが大きいということを書きました。とにかく、やってみることが良いのですが、それでも腰が重い人がいます。
そのようなときは、「やった場合のメリット」と「やった場合のデメリット」を考えてみてください。
例えば、「やった場合のメリット」は
・人の役に立てる
・収入が増える
・人脈が増える
・貴重な経験がつめる
など、あなたがチャレンジしようと思うことで思いつく限り「やった場合のメリット」を書き出してみてください。
これで終わってはいけません。次に「やった場合のデメリット」も書き出してください。
「やった場合のデメリット」は、
・恥をかくかもしれない
・失敗をするかもしれない
など、思いつく限り書き出してください。そして、両方を見比べるのです。おそらく、「やった場合のメリット」が大きく感じられるのではないでしょうか。
もし、「やった場合のデメリット」が大きい場合は、無謀な挑戦でリスクもあるのでやらない方が懸命なのかもしれません。ですが、だいたいは大きなリスクがない限り、「やった場合のメリット」が大きいはずです。
④「どう乗り越えるか」に視点を変える
「挑戦すべきかどうか」という視点で、あなたは悩んでいませんか。この場合、自信がない人は挑戦しなくてもいい「自分都合な情報」を集めようとしてしまいます。
例えば、新しいことに挑戦しようと思うけど自信がない人は、「挑戦したいことがあるけど、これから忙しくなりそうだ…だったら諦めても仕方ない」という風に勝手にやらなくていい理由を見つけてきます。
だったら、「挑戦すべきかどうか」という視点で考えるのではなく、「やるならどう乗り越えるか」で考えてみてはいかがでしょうか。そうすることで、「忙しいけど、早起き30分すれば時間は作れる」など、乗り越え方を考えようとします。
そして書き出した乗り越え方のメモは保管しておくことで、実際にチャレンジして問題にぶち当たったときに役立つ貴重な資料になることでしょう。
最後に
新しいことに挑戦するためにはプライドを捨てることが重要です。すべてのプライドを捨てる必要はありませんが、プレッシャーになり身動きとれなくなるような邪魔なプライドであれば捨ててしまいましょう。
いつも自信がなくて先延ばしてにているという人は、今回ご紹介した方法を参考にして、新しいことにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
今日のクエスト~LevelUpポイント~
●いらないプライドなら捨てて楽になろう!
●とにかく、できることから始めよう!
●「どう乗り越えるか」に視点を変えてみよう!