職場の人間関係って本当に難しいです…
職場の人間関係で悩んでいる人も多いと思いますが、付箋を活かすことで、少し職場の人間関係が良好になるかもしれません。
どうも、ねこひげ先生(@dr_catwhisker)です!
今回は「付箋」で職場の人間関係をうまく乗り切りましょう、というお話です。
もくじ
コミュニケーションツールとして使える付箋
普段、職場で付箋(またはポストイット)を使っている人も多いと思います。例えば、ちょっとしたメモ書きやしおり代わり、備忘録のためPCにペタペタ貼り付けたりしている人も多いのではないでしょうか。
それだけの利用ではもったいないです!
ぜひ、付箋を職場でのコミュニケーションツールとして利用してみてください。デジタル全盛期だかこそ、手書きの良さが出る付箋は職場のコミュニケーションに効果的です。
付箋は「おねがい」を聞いてくれやすい?
名著「影響力の武器 実践編」で紹介されている付箋を利用した実験が興味深いです。
それは、テキサス州ハンツビルにあるサム・ヒューストン州立大学のランディ・ガーナーの実験で、「調査票の記入をお願いします。」と手書きで記された付箋をカバーレターに貼ったものと、付箋をつけずに送ったもので実験をしたところ、付箋をつけたグループの75%は記入して返送してくれたのに対し、付箋を貼らなかったグループは36%しか返送してくれませんでした。
- 付箋をつけたグループ:75%が返送
- 付箋を貼らなかったグループ:36%が返送
付箋を貼るか貼らないかだけで、これだけの差が出てきます。これは、メッセージを手書きで書いてくれたということに、相手が手間と心遣いを感じとり、「自分も何か答えてないといけない」という、返報性の原理が働くからだと言われています。
だから、職場でのお願いは付箋付き!
職場でお願いをするときは、ぜひ付箋にメッセージを書いてお願いをしてみましょう。
例えば、上司にお願いするときに「資料のチェックをお願いします!」とか、同僚にお願いするときに「入力作業お願いします」など、資料と一緒にメッセージを書いた付箋を貼ってお願いしてみてはいかがでしょうか。
おそらく、相手も手書きで付箋にメッセージを書いてくれたという一手間に、答えたいと思うようになるでしょう。
付箋での「お礼メモ」がちょっとした心遣いで好印象
例えば、同僚に資料を借りたとしましょう。返すときに、「資料を貸してくれてありがとうございます!」という感じで、お礼メモを書くだけで好印象です。
貸した方も、手書きのメッセージの心遣いに気分も良くなると思います。本の一手間で人の心理に響きます。
最後に
職場での連絡はメールやメッセンジャーを利用することが主流です。そこで、あえて付箋を使うこと相手には印象的に映ることでしょう。この方法、実は女性はすでにやっている人も多いと思います。
十代の頃から、男性よりも女性のほうが交換日記や手紙などに慣れ親しんでいるからかもしれません。ぜひ、今までに試したことがないという人も、コミュニケーションツールとして付箋を活用してみてくださいね。
今日のクエスト~LevelUpポイント~
●デジタル時代には手書きの良さが際立つ!
●人は相手の気遣いに答えたくなる!
●付箋はコミュニケーションツールとなる!