余暇の過ごし方：休みの日でも効率を求めてしまうあなたへ

より良く幸せに生きるためには「休み方」を学ぶ必要があります。あなたは休日、どのように過ごしていますでしょうか。

どうも、ねこひげ先生(@dr_catwhisker)です。

今回は『余暇の過ごし方：休みの日でも効率を求めてしまうあなたへ』というお話です。もし効率化や仕事のことを考えすぎる人は参考にしてみてくださいね。

◉ 休日や退社後に少しでも仕事について考えた人は有意にストレスレベルが増える
◉ 仕事について考えたストレスは運動やマッサージなどの対策では軽減できない
◉ 大半の人は、体にはストレス反応が出ているにも関わらず、「私はストレスを感じていない」

出典：幸福な仕事選びのポイントは「時間の乱れ」を取り除くこと | セラピストプラス | 医療介護・リハビリ・療法士のお役立ち情報

休日に仕事のことを考えるだけでもストレスが溜まる

休日に仕事のことを考えてしまうだけで、知らず知らずのうちにストレスで心身を削り取られてしまうのは怖いですね。ついつい「あの書類どうだったっけ？」「あの件、上司に相談しないと」なんて考えてしまう人もいるのではないでしょうか。

プライベートで仕事のことを「考えただけ」でも幸福度が激減してしまいます。そうならないためにも余暇の過ごし方を考えていきましょう。

余暇と効率や現在価値を切り離す

「ＴＩＭＥ　ＳＭＡＲＴ（タイム・スマート）―お金と時間の科学」という本を読んでおりました。そこに以下のような文章が記されておりました。

スケジュールの中の活動を楽しむためには、自分がしていることの価値をはっきりと示してはくれない、お金その他の測定基準から切り離してほしい。この投資はどれほど効率的だったかなどと考えるのをやめ、今この瞬間に意識を向けよう。現在の余暇の喜びから私たちを遠ざけるものはなんであれ、余暇の価値を台無しにし、将来またその活動をしたいという気持ちを削いでしまう。

　要するに、休暇にいくらかかったとか、ハウスクリーニング業者が金銭的投資に見合う働きをしたかどうかとか、考えないことだ。その代わりに、友人や家族ともっと時間を過ごせて、あるいは、大切なパートナーといっしょに布団にくるまりながら映画を楽しめて、どれだけ素晴らしいか、考えるといいだろう。

出典：ＴＩＭＥ　ＳＭＡＲＴ（タイム・スマート）―お金と時間の科学

あなたは常に脳内をフル稼働させて「次に何をしたらいいか」「どうすれば効率的か」などと考えることはないでしょうか。家にいても効率の良さばかりを求めてしまい、脳が疲れてしまっている人も少なくありません。

休日に効率化を求めすぎるのは、余暇の価値を台無しにしてしまう可能性があります。「この時間があれば、もっと稼げたのに」「この時間があれば、もっと勉強ができたのに」と余暇を犠牲にしてしまっている感覚をもつのはメンタルにも悪影響です。

余暇や遊びは犠牲ではありません。生きていく上で必要不可欠なものです。