勉強やレポートなど面倒なことってどうしてもモチベーションがわきません。頭では「やらなきゃ!」と思っても、ついつい先延ばしにしてしまう人もいるのではないでしょうか。
どうも、ねこひげ(@dr_catwhisker)です。
今回は「嫌い・面倒なこと」を先に片付ける習慣を持とうというお話です。
目次
面倒なことを先に片付ける人間になろう
あなたは「苦手なことや嫌いなこと」があれば、先にするタイプでしょうか。それとも後からやるタイプでしょうか。
日常的なところで考えてみると「嫌いなもの」を先に食べるか、後に食べるか、あなたならどちらでしょうか。
ちなみにツイッターでアンケートを取ると圧倒的に「嫌いなものを先に食べる派」が多かったです。
あなたは嫌いなものを先に食べる派ですか?それとも後から食べる派ですか?💡✨
— ねこひげ先生🐾心理学ブロガー(Mr.NEKOHIGE) (@dr_catwhisker) July 31, 2018
(ツイッターでも、ほんの少し勇気がわくつぶやきをしています。もし、よかったらフォローしてくださいね!)
っで、話を戻しまして食べ物であれば「嫌いなものを食べなければいい」という選択もできます。ただ、生きていく上では1つや2つぐらい「腰が重いけどやらないといけないこと」があるはずです。
結論から言うと「やらなきゃいけないけど面倒なこと」を先に片付けられる人間になったほうが心理学的にも良いと思うわけです。
ニューヨーク市立大の研究
ニューヨーク市立大学のヘファー・ベンベナッティ教授の研究で学生たちを調査したところ、興味深い結果がでました。
「嫌いなもの(勉強)を先にやって、好きなもの(各種観戦)を後にする」とした学生は、「好きなものを先にして、嫌いなものを後にする」とした学生よりも、学業成績がよく、しかも、タイム・マネジメント能力が高いことが明らかにされたという。
ニューヨーク市立大学の研究では「面倒なことを先にやるタイプ」のほうが成績もよく、時間管理にも優れていたことがわかりました。
なぜ、先に面倒なことをすると良いのか?
なぜ、先に面倒なことを片付けるといいのでしょうか。それは、あとの「楽しみ」がご褒美になります。自ずとそれがモチベーションにもなるのです。
例えば、「勉強(苦手)をしたあとにアニメ(好き)をみる」とした場合、アニメという楽しみがあることで「これが終わったらアニメを見るぞ!」という活力になるということです。
しかも、苦手なことをやったあとは「達成感」があります。達成感を味わったあとの「楽しみ」は格別です。一日、忙しく働いたあとに風呂に入った瞬間なんて最高じゃありませんか。
逆に、先に好きなことをやってしまうと「この後、勉強しなきゃ…」という思いもあり、楽しいことも中途半端になる上、先延ばしにした面倒なことはより面倒になってしまいます。
休日、面倒なことは朝一でやろう
あなたは休日をどのように過ごすでしょうか。
昼過ぎまでダラダラと寝て過ごして気づいたら1日が終わったという人もいるかもしれません。休日の朝こそ「面倒なこと」を先にやってしまいましょう。
例えば、ダイエットや勉強、伝票の整理などは朝一で片付けてしまうのがいいのです。もちろん、「勉強こそが自分の楽しみ!」「伝票整理こそが天職!」という人は別ですが、自分なりの面倒なことがあれば先にやってしまいましょう。
僕の場合は、休日の朝にタスクや溜まってる作業を終わらすことができれば、夕方以降はアニメを見たり、本を読んで過ごしています。
もちろん、その日の体調や気分にもよりますが、後回しにしてしまうと「そろそろ手を付けないと…」という思いが強くなり、さらに面倒になってしまいます。そうならないために、休日の朝一の過ごし方が大事です。
最後に
もし、あなたが勉強やダイエットなど「苦手だけど、やらないといけないこと」があれば、先に手を付けてしまいましょう。
そして、あとから好きなことを過ごす時間を持ってはいかがでしょうか。 「嫌い」なことから先に片付ける習慣を持つ、これだけでも日常にメリハリがつくと思いますよ。
今日のクエスト~LevelUpポイント~
●面倒なことを先にやるタイプは成績もよく、時間管理にも優れている!
●楽しみはあとにとっておくとモチベーションになる!
●やらなきゃいけないことは先に片付けよう!