ついに「休みだー!嬉しいー!」っと思った反面、「あれ、休日なのに何も予定がない…」という人はいませんか?だらだらと過ごしてしまい、気づいたら「あれ?何もやってないまま休日が終わる…」という経験をしたことがある人も多いかと思います。
そこで、今回は1人でも充実した休日の過ごし方をご紹介したいと思います。「休日、暇だなぁ…」という人は、脳と身体に良いことをして過ごしてみてはいかがでしょうか。きっと清々しい休日なるはずですよ。
もくじ
せっかくの休日なのに何もすることがない…
社会人になると休みの大切さに気づきます。できれば、休日は有意義な時間にしたいものです。ただ、「これといって趣味もない…」「ましてや恋人もいない…」「そもそも、どう過ごせばいいかわからない…」という人もいるはずです。
スマホをいじってたら、いつの間にか休みが終わった…という経験をされたことがある人もいるのではないでしょうか。そこで、今回は1人でも充実した休日を過ごす方法をご紹介します。
①読書
僕は本を読むことが大好きで、時期にもよりますが、だいたい毎月20~30冊は読んでいます。読書は1人でも楽しめて至福のひとときを味わえます。
このブログらしく読書するメリットを学問的な観点からお伝えします。実は本を読む人は読まない人より長生きするという研究結果が報告されているのです。これはイェール大学の研究で3時間半以上の読書で寿命が2年ほどのびる傾向にあると研究報告がされました。
研究では、まったく読書の習慣を持たない人、1週間に3時間半程度までの読書をする人、1週間に3時間半以上の読書をする人の3つのグループに分割しました。1週間に3時間半程度までの読書をするグループは、読書週間を持たないグループより調査以降12年で17%程死亡率が低く、1週間に3時間半以上の読書をするグループに至っては以降12年の死亡率は23%も低かったのです。
こうした結果から、よく本を読む人は読まない人に比べて平均で2年ほど寿命が長いという結論が導かれました。つまり、本を読まない人よりも本を読む人のほうが寿命が伸びるということわかります。
ちなみに、レヴィ教授によると「1日30分の読書をしている人は、読書をしない人にくらべて大幅に延命効果を持っている」とのこと。最低1日30分の読書でも寿命は延びると言われています。
②散歩
ストレス解消や運動不足解消になる散歩。何もすることがなけば、公園などに出かけましょう。
公園など屋外の緑の中を5分間ほど散歩する軽い森林浴でも脳と身体には順分な効果あるのです。これを「グリーンエクササイズ」と言います。散歩は自律神経失調症を改善するのに効果的です。
特に普段、デスクワークが多かったり、外に出る頻度が少ないという人は、積極的に散歩に出かけてみてはいかがでしょうか。きっと、散歩をすると日本の季節を感じるようになるとともにストレス解消にもなります。
また、悩み事があったりするときや、何かアイデアを出したいときにも散歩は有効的です。アップルの創業者スティーブ・ジョブズやフェイスブックのマーク・ザッカーバーグも散歩ミーティングをしていたと言われています。
散歩は脳と身体をリフレッシュしてくれる最高の方法です。「ちょっと散歩にでかけよう」ぐらいの気持ちでいかがでしょうか。
③運動×瞑想=MAPトレーニング
「最近、体の調子がおかしいな」「疲れやすくなった」「もっとメンタルを強くしたいけど…」という人にオススメなのが「MAPトレーニング」というものです。
正式名称は『Mental and physical(MAP)』というもので、有酸素運動と瞑想を組み合わせたトレーニング法です。
米ニュージャージー州ラトガース大学ブランドン・オーダーマン博士らの研究チームによると、瞑想30分+運動(有酸素運動)を週2回行う事で、落ち込みやすい気分が軽減されたとされたという研究報告もあるトレーニング法です。
「MAPトレーニング」の方法は簡単で、基本的に有酸素運動と瞑想を組み合わせるだけで良いのです。ご参考までにラトガース大学の研究で行われたトレーニング内容を紹介します。
(1)あぐらをかいたり、直立したり、自分が快適と思う姿勢で腹式呼吸を行なう。呼吸に集中し回数を数える。息を吸う時にお腹がふくらみ、横隔膜が下がるのを感じる。はじめのうちは、お腹に集中するため、手を当てて行なう。
(2)口からゆっくり息を吐き、お腹がへこんで横隔膜が上がるのを感じる。吐き切ったら息をしばらく止める。
(3)息を吐く時は、吸う時の2倍くらいゆっくり時間をかける。慣れてきたら1回の呼吸時間を長くし、呼吸回数を減らしていく。
有酸素運動は軽めのランニング。
1回のMAP法に瞑想30分と有酸素運動30分の計1時間。
出典:J-CASTヘルスケア
初めは瞑想30分は長く感じるかもしれません。なので5分から初めて10分15分と徐々に増やしてみてはいかがでしょうか。僕も日常的に瞑想を取り入れていますが、確かに初めてやった時は5分ですら長く感じました。最近は、15分~20分ぐらいが丁度いい感じで、休みの日などは30分瞑想をやることもあります。
おそらく、最初から30分とかやると長続きしませんので、自分で無理のない範囲で初めて徐々に時間を長くしていくことをオススメします。
④泣ける映画を観る
映画を見ていますか?僕はわりと映画が好きなので映画館で見たり、家でDVD鑑賞やHULUなどを楽しんでいます。実は映画を見ることによって湧いてくる感情には良い作用があります。特に映画を見て泣くという感情ではストレスが和らげる効果があります。
ストレスが高まることで有害物質が体内に発生するのです。そのストレスによって生まれた有害物質を排出するのに「涙をながす」ということが良いのです。
実際に「泣いたらなぜかスッキリした」という人や、悲しかったり悔しかったりツライ気分が「泣いたら吹っ飛んだ」っという経験をしたことありませんか。
映画は「映像」と「音」など人間の感覚に訴えてきますので感情移入しやすいです。大切なのは思いっきり泣ける環境にする、ということです。映画館だと人目を気にして、涙を我慢してしまうという人は、レンタルして自宅でゆっくりと観るのがオススメです。
一人で過ごす休日は、映画を見てひと泣きしてみませんか。
⑤料理
1人でもできるのが料理です。最近では、男性でも手作りしたお弁当を会社に持っていくという人が増えています。女性も、料理やお菓子作りが趣味という人も多いことでしょう。
外食するとお金もかかりますが、上手に料理をすることで節約にもなります。また、料理ができる人というのは、男女ともにモテる傾向にあります。裏付けるデータとしては、ダイナーズクラブ イタリアレストランウィーク事務局が、会員を中心とする20~40代の男女(各517人)に実施した「食事に関するアンケート」をが興味深いです。
過去6人以上の女性に告白された経験をもつモテ男子に至っては、73.6%が手料理を振舞った経験があることが判明しました!
一方で、過去に一度も女性から告白された経験のない男性の75.4%が、恋人(または妻)に手料理を振舞ったことはないと回答。出典:
このアンケートデータから、料理ができる男子はモテるということを証明されています。ぜひ休日を使って、ここぞというときのために料理の腕を磨いてはいかがでしょうか。
⑥掃除
ここ最近、断捨離という言葉をよく聞くようになりました。どうしても散らかった部屋で過ごすことは不健康です。アメリカのミネソタ大学の研究で、散らかった部屋にいると太りやすくなるという説も発表されています。
どうやら、掃除をするということは脳と身体にも密接に関係があるように伺えます。僕も休日は部屋の掃除をすることが多いのですが、ほんの10分ぐらい片付けるだけでも充実感が得られます。感覚的ですが、気分がスッキリするのも実感しています。
休日、何もすることがないという人は、いらないもの捨てたり、身の回りの整理をしたりしてみてください。きっと気分がスッキリすると思いますよ。
⑦ブログ
自分がいつもやっていることなので、これ個人的にオススメなのですが、ブログを書くということです。基本的にブログは、興味が有ることや好きなことを書く方が多いと思います。ブログを書くという行為は、自分の思考の整理にもなり、文章力の向上にも繋がります。
このブログは「はてなブログ」というブログサービスを使っています。手軽に無料で始められます。また、最近では一般人でもLINE BLOG(LINEブログ・ラインブログ)が登録できるようになりましたね。本当に、自分を表現する方法が身近になってきたと実感します。
パソコンを持っていないという人でもスマホは持っているはずです。ブログをやっていないという人は、ツイッターやフェイスブックなどSNSに自分の考えや好きなモノを投稿するのもありだと思います。自分の考えをアウトプットをすることで、普段、自分が何を考えているのか客観的に見られます。つまり、自分を知るということができるのでオススメです。
⑧のんびり過ごす
「のんびり過ごすなんて不健康じゃないの?」と思われるかもしれません。いえ、そんなことはありません。現代人は忙しすぎます。休日はのんびり過ごすのも一つの方法です?実は、「のんびり過ごす」ことがで記憶力が上がるという研究結果もあります。
それは九州大学高等研究院及び大学院芸術工科研究院准教授の妹尾武治さんの著書「使ってはいけないエセ心理学 使ってもいい心理学」という本の中で以下のように述べられていました。
ネイチャー・ニューロサイエンス誌上に2007年に掲載されたコーマンらの論文では、90分の昼寝が、記憶学習を促進することが報告されている。さらにワグナーらによると2004年のネイチャーの論文では、8時間の睡眠がひらめきを促進することを報告している。
昼寝や睡眠が脳の働きと関係するということがわかっています。つまり、ぼんやりする時間を設けることで、記憶力がより定着するという科学論文として証明されているのです。
当然ですが、人間はぼーっとしっぱなしではダメです。アップルコンピュータの創業者、スティーブ・ジョブズ氏が2005年6月にスタンフォード大学卒業式辞で語った、「Stay hungry, stay foolish」という言葉があります。
直訳すれば、「ハングリーであれ、愚かであれ」というものです。成功をするためにはガツガツと攻めの姿勢になる「ハングリー精神」も大切です。
要はバランスです。攻めるときは攻め、休むときはしっかりと休む。心理学的にも有意義な日々にするためには、これにつきます。
最後に
1人でも休日を有意義に過ごす方法はいくつもあります。せっかくの休み、どうせなら充実したと実感が持てる過ごし方をしたいものです。
今回、ご紹介した過ごし方を全てする必要はありません。もし気になる過ごし方があれば、やってみてください。どれも簡単にできるものばかりです。
もちろん、一日何もしないという日があってもいいと思います。それでも人生は有限です。何もしない日があってもいいように、何かして充実した日があってもいいのです。たとえ「一人で予定がないよ…」としても自分なりの工夫で有意義な休日を作ることは可能です。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
今日のクエスト~LevelUpポイント~
- 脳と身体に良いことしてみよう!
- 攻めるときは攻めて、休めるとき休む!
- 工夫次第で1人でも有意義に休日を過ごせる!
To be continued…