人間関係で悩む人は相手の心に敏感な人が多くいます。つまり、人の顔色を伺いすぎて気分が重くなっていしまっているパターンです。そのようなタイプはどのように人間関係を築いていいけばいいのでしょうか。
ついつい人の顔色が気になってしまうという人は読んでみてください。
もくじ
相手の気持ちを汲み取りすぎるタイプ
人間関係で悩む人は必要以上に相手の気持ちを汲み取ってしまう傾向があります。逆に言うと相手の気持ちに鈍感な人は人間関係で悩みません。相手の気持ちに土足で上がるようなタイプは、それはそれで問題はありますが相手の言動で悩むことは少ないでしょう。
ただ、相手の気持ちに敏感な人。このような人は必要以上に相手の顔色を伺ってしまうのです。相手の顔色を伺うのはどこかで自分に不安や焦りがあるからです。そして、顔色を伺うあまりに「勝手に罪悪感を持ってしまう」のです。
「この人が悪口を言ってくるのは自分が悪いから」「上司が機嫌が悪いのは自分のせい」「同僚が仕事をしないのは自分に問題がある」など周囲にいる他人の言動は良くも悪くも自分が引き起こしていると考えてしまうのです。
このようなタイプは他人の顔色を伺いすぎです。感じなくてもいいところで罪悪感を持ったり、他人の気持ちを先読みして気を揉んだりしてしまうのです。
これではストレスも溜まります。人間関係で疲弊してしまうのも無理もありません。
「これって私のせい?」を習慣化
もし自分のせいで他人を嫌な気持ちにさせてしまったというときは「これって本当に私のせい?」と自問自答する習慣を持ってみてください。
例えば「上司が機嫌が悪いのは本当に自分のせい?」と自問自答してみるのです。そうすると、思い込みから一旦距離を置くことができるので「いや、上司が機嫌が悪いのは本人に問題がある。私のせいではない」と自分の心から返答があるかもしれません。
人の顔色を伺いすぎて罪悪感を持ってしまう人は、わりと「思い込み」で気を病んでしまっている可能性があります。その思い込みに気づくために「これって本当に私のせい?」と問いかける習慣を持ってみてください。
ただ、顔色を伺えることもメリットはある
顔色を伺える性格も悪いとは言い切れません。なぜなら、それだけ相手の気持ちを汲み取れるからです。顔色を伺う性格というのは言い換えれば観察力があるということです。それは人間関係で武器にもなります。ただ、観察力があるのはいいのですが、ネガティブな思考が原因で自分のせいにしてしまうのが問題です。
せっかくある観察力は良いように使いましょう。例えば、パートナーが元気がなさそうなときに察してあげて優しくサポートもできるのも観察力があるからこそです。
最後に
人の顔色を伺いすぎると人間関係で窮屈になります。他人の感じなくて良い気持ちまで意識が向いてしまい、心が休まるときがありません。相手の言動で疲れすぎるときは、自分の考え方が少し間違ったり偏ったりしているときです。
その「思い込み」に気づきましょう。そのために「これって本当に自分のせい?」と自問自答するのは有効的です。ぜひ、日々の人間関係で取り入れてみてください。
誰かに悪口を言われたとき
— Dr.キャットウィスカー@ココロクエスト (@dr_catwhisker) 2017年7月1日
自分を責めてはいけない
悪口を言われる自分が悪い
なんて思う必要はない
ただ落ち込んでいるときに
行き場をなくした感情が
自分を責めてしまうのもわかる
だからこそ意識的に
誰かに悪口を言われた自分を
責めないであげて
悪いのはあなたじゃない
今日のクエスト~LevelUpポイント~
- 人の顔色を伺いすぎていない?
- 本当に自分のせい?と自問自答しよう!
- 観察力があるというメリットを前向きに使おう!
To be continued…