ココロクエスト~レベルアップ心理学ブログ~byねこひげ先生

人生が劇的に変わる『ねこひげ』の心を強くする人生案内

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悩んでいる暇があれば「今、目の前にあることをする」

悩んでいる暇があれば「今、目の前にあることをする」

 

落ち込んでいるときに、その落ち込みから脱出する方法はいくつかあるでしょう。今回は、落ち込みから抜け出す方法の一つとして「今、目の前にあることをする」メリットを書きたいと思います。

 

もし落ち込みやすいという人は参考にしてみてください。今を大切にできなければ、未来や過去も大切にできません。「今」について考えてみましょう。

 もくじ

 森田療法でも指導される方法

森田療法をご存知でしょうか。森田療法とは、大正八年に森田正馬という精神科医が創始した精神療法です。森田療法が治療の対象とするのは主に「不安神経症」の人です。この症状が重い場合は入院させて一週間ぐら食事以外はゴロゴロさせて何もさせないという方法をとります。

 

では、症状が重くない人はどうしているでしょうか。それは「今、目の前にある、やるべき仕事や勉強をやりなさい」と指導するそうです。

森田療法 (講談社現代新書)

森田療法 (講談社現代新書)

 

 

もし落ち込んでいたとしても、今目の前のことに集中することで悩みから脱却できるかもしれません。

 

悩む暇があれば動く

悩みは誰にだってあります。悩みながら生きている人は沢山います。悩みは悪いとは思いません。ただ、そこで何も動かなければ何も始まりません。悩んでいるときこそ、意識して行動に移すことは大切だと思います。

 

もちろん、心身がボロボロになるほど悩んでいたら休みましょう。有無を言わさずに休んだほうがいいです。でも、悩みが癖になっていてウジウジしてしまうという人、落ち込みが初期の段階の人は、意識を変えることも大切です。

 

例えば、仕事で悩んでいたら、とりあえず出社して仕事に没頭する、家事で悩んでいたら、とりえあず料理、洗濯、掃除といった作業に没頭するなどです。ただし、これができるのは繰り返しになりますが「落ち込みが軽い段階」です。なぜなら、一種のスパルタなところもあるからです。

 

ひどい落ち込みのときは、先程も書きましたが、無理に行動すると悪化するおそれがありますので、休むことが大切なのはお忘れなく。

客観的な思考を手に入れるために日記を書く

森田療法の話がでたので、もう一つ落ち込みから脱却する良い方法ををお伝えします。それは日記を書くということです。森田療法では日記を書くということもおすすめしています。僕も日記を書くことを習慣化させていますが、本当に良いです。なぜ、自分が落ち込んでいるのか、なぜ悪い方向に考えてしまうのかなど客観的に見ることができます。

1日数行で心をたてなおす森田式ダイアリーのすすめ

1日数行で心をたてなおす森田式ダイアリーのすすめ

 

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最後に 

悩むことすべてがいけないとは思いません。僕たちは悩みと賢く付き合っていくことが必要があります。そのために、早い段階から対処することが先決です。

 

その方法として今回は「今、目の前にあることをする」という方法をオススメしました。厳しいかもしれませんが、悩みを解消する方法って「何かしらの行動」によって解消されるのかなと思っています。

 

そのためにも、今、目の前にあることをするのは有効的です。落ち込むことが問題なのではなく、落ち込みから脱却するための行動に移さないことが問題です。できることからでも、小さな小さなことからでも良いので動いてみましょう。

 

今日のクエスト~LevelUpポイント~

  • 悩んだら、とりあえず目の前のことをする!
  • 日記を書くと良い!
  • 小さなことから動こう!

To be continued…