職場というのは世代や性別はもちろんのこと、性格や価値観など様々な人がいます。中には苦手に思う人もいることでしょう。
どうも、ねこひげ先生(@dr_catwhisker)です。
今回は、苦手な同僚には頼み事をするとメリットがありますよ、というお話です。もし、あなたが職場に苦手と思う人がいるようでしたら、参考にしてみてください。
目次
職場の人間関係は複雑
職場の人間関係って複雑です。年代や性別だけじゃなく、価値観や性格まで自分とは異なる人たちの集まりです。
これがプライベートや学校であれば、ある程度同世代で、性格も似たような人たちとの付き合いが多いものですが、職場ではそうとはいきません。
だからこそ、おもしろいと思えればいいのですが、中には悩んでしまうほど苦手な同僚や上司がいるかもしれません。
そのような職場の苦手な人とは関わりをもちたくないと思うのが自然な考えです。ただ、そこをあえて近づいてみて、さらには「頼みごと」をしてみてはいかがでしょうか。
苦手な相手に「頼みごと」をするメリットはきちんとあります。それが「フランクリン効果」というものです。
フランクリン効果とは?
アメリカの政治家にベンジャミン・フランクリンさんという人がいます。
このフランクリンさんが、政治家としてのライバルに「本を貸してくれないか?」と頼みごとをして、敵意を友情に変えることに成功したという話があります。これを(そのまんまですが)「フランクリン効果」といいます。
じゃあ、なぜ敵対していた人物に「本を貸して!」と頼みごとをしただけで、仲良くなれたのでしょうか。
「相手へ敵対する気持ち」と「本を貸す好意的な行動」という2つに矛盾が生じ、人はこの矛盾に不快さやストレスを感じてしまいます。そこで、解決させるためにの感情を好意的なものに変化させていくのです。
これは職場でこそ使えるテクニックです。職場の人たちとは、苦手な相手でも毎日顔を合わせるわけですし、同じ部署であれば一緒に仕事もしなければいけません。
だからこそ、敵対したままにするのではなく、味方につけることが後々のことを考えるとメリットがあります。
では、職場に苦手な相手にどのような「頼みごと」をすればいいのでしょうか。
「頼みごと」はちょっとしたことでOK
おねがいしま〜す♪
フランクリンさんも「本を貸してよ」という些細な頼みごとを敵対してる相手にしました。頼みごとはちょっとしたことでOKです。
むしろ、無理難題な頼みごとをしてしまうと関係が悪化する可能性があります。「今日中に私のプレゼン資料作ってね♪」と言われても、「お前がやれよ!」と返されるだけでしょう。
例えば、「少しペン貸してくれない?」「そこのモノ取ってくれない?」など、相手の負担にならない簡単にできる小さな頼みごとをしてみましょう。他にも「どうすればいいですかね?」など相談や質問をすることも有効的です。
最後に
職場は様々な人がいます。中には苦手な人もいるでしょう。だからといって仕事で関わらないいけないので敵対すれば会社に行くのも苦痛になってしまいます。
そこで、苦手な相手にはあえて頼みごとするという「フランクリン効果」を使ってみてはいかがでしょうか。きっと、将来的には良い方向になる思いますよ。
今日のクエスト~LevelUpポイント~
●苦手な相手には頼みごとをしてみよう!
●感情に矛盾が生じると不快になる!
●不快な気持ちを解消させるため好意に変化させる!