あなたは、初対面の人に緊張ってしますか。僕は緊張します。会う前から「なにを話せばいいのだろうか」「変な風に思われないだろうか」など色々と考えてしまうのです。
ココロクエストの読者にも初対面が苦手という人もいるかもしれません。
どうも、ねこひげ(@dr_catwhisker)です。
今回は「次も会いたい」と思わせる初対面で失敗しない9つのコツについて書きたいと思います。初対面が苦手な人は参考にしてみてください。
目次
第一印象が大事
あなたは初対面の相手とどのように接していますか。例えば、初めてむかえる面接やデート、商談など緊張せずにスムーズに会話を楽しむことができるでしょうか。
僕は初対面でめっちゃ緊張します。人と会うことや話すことは好きなのですが、それでも初対面は緊張してしまいます。
できれば、初対面の相手とは失敗せずに「次も会いたい!」と思ってもらえるように接したいですよね。初対面でもグッと距離はを縮める方法があります。
今回は初対面で失敗しない9つのコツをご紹介していきます。
初対面で失敗しない9つのコツ
①笑顔が大事
まずは、何よりも笑顔が大事です。なぜなら、笑顔というのは相手の警戒心を解く効果があるからです。笑顔は人間にだけ許された感情表現の一つです。
「私は、あなたの敵ではありませんよ」というメッセージが笑顔には含まれています。ときどき、笑顔に自信がないという人もいますが、それは自分の顔に自信がないのかもしれません。顔の作りは関係ありません。
どんなにイケメンや美人でも無表情で「よろしくおねがいします」と挨拶されても、こちらとしてはどうしても警戒心を持ってしまいます。イケメンや美人など関係なく、まずは初対面では笑顔をつくり、相手に親近感や信頼感を与えましょう。
②共通点を探す
相手との共通点がないか、探してみてください。人は、共通点がある人に親近感を覚えます。
例えば、似たような服装、似たような考え方、同じ出身地の人だと仲良くなれそうだと思いませんか。または、好きな趣味、好きな音楽、好きな有名人が一緒だと話が弾みそうだと思いませんか。
ぜひ初対面の会話のなかで共通点を探してみてください。無難なところでは出身地です。ただ、初対面の人と出身地が同じになるというのは確率的には低いです。
そこで出身地をネタにする場合のコツがあります。それは出身地を聞いて違ったおしても「今度、旅行で言ってみていと思っていたところです」や「同じ関西出身じゃないですか」など、ちょっと強引にでも広い視点で相手に合わせていくことです。
初対面の人とは「違うこと」からではなく、「同じこと」から会話の糸口を探ることが大事です。
③雑談はポジティブに
初対面の人と雑談するときはポジティブな内容になるように心がけましょう。
もし、あなたがセミナー会場で懇親会に参加したとします。そのとき、初対面の相手にネガティブな会話から入ったらどうでしょうか。
「ちょっと、話長くなかったですか?」「この会場って駅から遠いですよね」「今日、雨で来るか悩みました」などネガティブな印象から話を始めてしまうと、どうしてもその人の印象までもがネガティブになってしまいます。
雑談では、否定ではなくポジティブな会話になることを心がけてみてください。
雑談ネタとしても盛り上がるのが「旅行先」「美味しいお店」「好きな食べ物」などです。初対面で、いきなりは難しいかもしれませんが、自己紹介もして会話にもなれてきたら、相手の好きな「旅行」「お店」「食べ物」の会話してみてはいかがでしょうか。
④身だしなみに気を抜かない
第一印象は話す内容よりも身だしなみが先です。ここで、その人の印象が決まってしまいます。
例えば、初対面の営業マンがボロボロの靴に、シワシワのスーツ、さらに寝癖頭だったらどうでしょうか。おそらく、この人とは仕事をしたいとは思わないでしょう。
とくに男性よりも女性の方が、相手の身だしなみをチェックしています。だから男性諸君、気を抜いてはいけませんよ。また、身だしなが悪いと会話にも集中できません。会話の内容よりもボサボサ頭に目がいってしまいます。
ただ、逆を返せば身だしなみさえきちんとしておけば、第一関門は突破できるということです。人と会う前には、鏡の前で持ち物や手元、襟元など確認しておきましょう。
⑤相手の話を聞くこと
自分ばかりが一方的に話していは印象が悪いです。自分は満足するかもしれませんが、実は相手は不満足な場合が多いのです。
相手の話も聞くように心がけてください。そのときに意識したいのが下記の4つです。
・受けとめ
・共感
・まとめ
・うながす
まずは、相手の会話を「受け止め」ましょう。「そうなんですか!」「なるほど!」など相手の会話を受け止めることで「あなたの会話に興味がありますよ」という意思表示になります。
そして「共感」です。共感のリアクションをしましょう。それは、相手の会話に合わせて大きくうなずくことや目を見開くことでもできます。
3番目が「まとめ」です。「つまり、◯◯ということですか」など相手の会話を要約したり、まとめることで共通認識ができます。相手からしても「この人は理解してくれている」と思ってくれるので、会話の合間で話をまとめてみましょう。まとめることが難しければ、相手の内容や会話のキーワードを繰り返すことも効果的です。
最後が「うながす」です。うながすというのは、会話を深くしていくことです。「それでどうなったんですか?」と質問を繰り返すことで会話は深くなっていきます。
⑥聞く姿勢
身だしなみの話をしましたが、どんなに身だしなみが良くても聞く姿勢が悪いとマイナス評価です。
例えば、僕もよくやりがちなのですが、腕組みもよくありません。腕組みは警戒心の表れでもあるので、相手との距離は縮まりません。できれば腕を組むのは控えましょう。
あとは、足元をブラブラさせる、手元のペンで遊ぶ、髪の毛をいじるなど、ちょっとしたクセも見直したほうがよいでしょう。このような仕草は、話を聞く気がないのかなと思われてしまうので改めることをオススメします。
⑦相手の名前を呼ぶ
コミュニケーションが上手だなと思う人の特徴に「名前を呼ぶ」のが上手な人が多いような気がします。実際、会話のなかで「◯◯さん」と名前で呼ばれると嬉しいものです。
仲が良い関係であれば、名前で呼ぶのも簡単なのですが、初対面だと少し勇気がいることです。ただ、だからこそ印象に残ります。
相手のことを名前で呼ぶことは「あなたに興味があります」「あなたを大切にいています」というメッセージにもなります。ぜひ、会話中に相手の名前を呼ぶようにしてみてください。
⑧自虐ネタは好印象になる
多くの人が初対面の相手には完璧に見せたいと思うことでしょう。でも、実は自分が失敗した話は好印象になることがあります。
例えば、初対面の人に「オレ、この前高級車買っちゃって」「この前、3つ星ホテルに泊まって」「ブランドの時計買って」など自慢話をされるよりも、自分が失敗した話を前向きに話す人のほうが好印象です。
自慢話よりも、しくじりネタです。
心理学的にも「しくじり効果」と言って、失敗した話は人から好かれやすいということがわかっています。
ここで自虐ネタのポイントがあります。
・人の悪口ではなく、自分の失敗話をする
・暗く話すのではなく、ユーモアをもって話す
・しつこく話さない
決して他人をけなしたり、悪口を言わないでおきましょう。あくまでも自分の「ちょっとした失敗した話」を心がけることです。
あとは、暗く話すのもよくありません。どんよりした表情で「この前、人に騙されて…」と話されても笑えませんし、引いてしまいます。暗く話すのではなく、ユーモアを交えて話すことが大事です。その際は笑えないような大きな失敗ではなく、ちょっとした失敗ネタぐらいにしておきましょう。
あと、長々と自虐ネタを話さないことです。しつこく自虐ネタをしてもネガティブな人なのかなと印象が悪いだけです。サラッとスマートに自虐ネタを言えるとよいでしょう。
⑨別れ際が肝心
「この人と次も会いたい!」と思わせたいのであれば、最後が肝心です。心理学では「ピークエンドの法則」というのがあります。
「ピークエンドの法則」とは、ピーク(絶頂期)とエンド(最終局面)が印象に残りやすいということです。
例えば、あなたが外食に行ったとします。メインディッシュを食べているときがピーク(絶頂期)で、帰り際にスタッフの人から丁寧にお見送りされたときがエンド(最終局面)です。
つまり、誰かとあったときは去り際が肝心なのです。去り際に、素っ気なく帰ってしまうと、それまで会話が弾んでいたとしても「あれ?楽しくなかったのかな」と思われる危険性があります。
「今日は楽しかったです」「ありがとうございました」「また、お会いしましょう」など、帰り際に話すだけでも良い印象を残すことができます。
むしろ、思ったよりも会話が弾まなかったとしても、相手と爽やかに別れることができれば挽回することも充分に可能なのです。今まで別れ際を意識していなかったという人は、「別れ際」にぜひ注意してみてください。
最後に
誰だって、仲良くなりたい初対面の人とはスムーズな会話を楽しみたいものです。デートや商談など、今後も関係を築いていきたい相手なら、なおさらです。
今回ご紹介したコツをすべて試す必要はありません。どれも難しいものではありませんので、自分ができそうだと思うものから試してみてください。
今日のクエスト~LevelUpポイント~
●第一印象が大事!
●相手に興味をもって会話楽しむ!
●「また会いたい」と思われるように心がけよう!