ココロクエスト~レベルアップ心理学ブログ~byねこひげ先生

人生が劇的に変わる『ねこひげ』の心を強くする人生案内

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「生理的に嫌い」に注目して自分がどうありたいかを考える

「生理的に嫌い」に注目して“自分がどうありたいか”を考える

あなたには、生理的に嫌いな人が存在するでしょうか。「嫌い」とは言わずとも「何となく苦手」という人が一人や二人いるのではないでしょうか。

 

「生理的に嫌い」 という言葉、なかなか手厳しい言葉です…。

 

ただ、この“嫌い”という感情に、あえて注目することで「自分がどうありたいか」が見えてくると思うのです。

 

どうも、ねこひげ(@dr_catwhisker)です。

今日は「生理的に嫌い」に注目して“自分がどうありたいか”を考えてみよう、というお話です。

 

 

 目次

 

あえて「嫌い」に注目してみる

 

あなたにも一人や二人ぐらい「生理的に嫌い」や「なんとなく苦手」という人がいるのではないでしょうか。

 

この「嫌い」「苦手」ということに、あえて注目してみてはいかがでしょうか。

 

「なんで、わざわざ嫌いな人のことを考えなきゃいけないんだ!!」「ふざけるな!ねこひげ!と思う人もいるかもしれません。確かに大切なあなたの時間を使って、嫌いな人のことを考えるのなんて、時間の無駄遣いだと思われることでしょう。

 

ただ、ちょっと待ってください。

「あえて」思い切って好き嫌いに向き合ってみてください。

 

人生を心穏やかに過ごすのであれば、好き嫌いを言うべきではない。しかし、嫌いという感情を無理やりなくそうとするよりも「好き」と「嫌い」をはっきりさせたほうがよいのです。

 

あなたが特定の人に対して嫌いと抱く感情には「嫌いになる原因」があるはずです。つまり、「この人のここは好きだな」とか「この人のここが嫌いだな」という自分の感情を大切にしてみるということです。

 

じゃあ、なぜ「嫌い」に注目するとよいのでしょうか。

 

「嫌い」に注目すると「自分がどうありたいか」が見えてくる

「嫌い」に注目すると「自分がどうありたいか」が見えていくる

結論から言うと、「自分がどんな人生を歩みたいか」「どんな人物でありたいか」を考えるときに特定の「嫌いな人物の存在」がヒントとなります。

 

誰にだって何となく嫌悪感を抱くことがあるはずです。苦手な人物の「ある行動」「ある言動」「ある態度」など、何かが原因で嫌悪感を抱いてしまいます。

 

もし、あなたの周りに苦手な人物がいたら「自分がどこに嫌悪感を抱いているのだろうか」と分析してみてください。何かしらの理由があるはずです。

 

例えば、僕は「権力に身を任せて偉そうに上から言ってくる人」が苦手です。これは、おそらく新卒で入社したときに「年齢が上というだけで、上から偉そうに説教をしてくる人」がいたからかもしれません。

 

若かった僕は、それを受け入れることもできず「なんで、ガミガミと言われないといけないんだ!」と内心思って我慢していました。

 

ここで大切なのは、「器な小さな僕にも問題がある」と無理やり考え直すのではなく、「自分がどこに嫌悪感を抱いているのだろうか」と分析をしてみることです。

 

なぜ、そんなに嫌いなのか。

 

例えば、「一方的な決めつけで意見を聞いてくれない」「呑みの席で偉そうに言われても信憑性がない」「たんに会社の悪口を言っているだけ」など浮かんできます。

 

このように自分の「嫌い」という感情を掘り下げていくと、「自分がどうありたいか」が見えていきます。

 

つまり、「他人に偉そうにはしない」「後輩には優しく接したい」「無駄な説教はせずに、意義ある会話を楽しみたい」「呑みの席など無駄な時間を過ごしたくない」など自分のありたい姿が見えてくるのです。

 

生理的な「嫌い」を言葉にしよう

生理的な「嫌い」を言葉にしよう

わかりやすいようにまとめます。

 

生理的に嫌いになるのには理由はあるはずです。無理やり「嫌い」を「好き」に考え直そうというわけではありません。あえて「嫌い」に注目してみるのです。

 

嫌いに注目することで、これからの自分の人生やあり方のヒントが見えていきます。

 

日本には「反面教師」「人のフリ見て我がフリ直せ」という言葉が存在します。本当にそのとおりで、否が応でもぶち当たってしまう「嫌いな人物」という存在からも学べることあるのです。

 

そう考えると、苦手な人物という存在は変わらないかもしれませんが、徐々にとてもありがたい存在としても感じられるようになってきます。

 

最後に

「嫌いな人のことを好きになりましょう」と言われる抵抗を感じます。なぜなら、嫌いだからです。それが生理的に嫌いな人であれば尚更です。

 

極端に言ってしまえば嫌いな人物は嫌いなままでよいと思います。あえて、「好き」と「嫌い」をはっきりと深掘りさせていくことで「自分がどうありかのか」や「これからどんな風に生きていきたいのか」など思考を変えてみてはいかがでしょうか。

 

嫌いという負の感情は、好きという感情以上に根深い理由があるはずです。

 

 
どうぞ、よしなにお願いします。

 

 

今日のクエスト~LevelUpポイント~

●あえて“嫌い”に注目してみよう!

●嫌いな相手には嫌いになる理由があるはず!

●嫌いな感情を掘り下げる、自分がどうありたいかが見えてくる!