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転職したいけど、転職できないという人は必読→「転職の思考法」by北野唯我

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転職したいけど、転職できないという人は必読→「転職の思考法」by北野唯我

「このまま今の会社にいていいのだろうか…」と悩んだことはありませんか。誰だって最初の転職は怖いものです。

 

「転職して今より環境が悪くなったらどうしよう」

「そもそも転職ってどうすればいいのだろう」

「転職したいけど、怖くて転職できない」

 

そんなふうに、転職に関する悩みや疑問は次から次へと湧いて出てきます。

 

どうも、ねこひげ(@dr_catwhisker)です。

今回は、そんな転職に関する悩みを解消してくれる本をご紹介します。

 

 

 目次

 

このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法

 

多様な働き方が認められつつある一方で「このまま今の会社にいていいのだろうか…?」と悩む人も大勢います。

 

誰だって最初の転職は怖いものです。最初の一歩を踏み出すときには「悩み」がつきものです。むやみに転職活動をするのは時間と体力を消耗してしまうだけです。

 

できれば、効率よく転職活動をしたほうが「自分が望むキャリア」につながるはずです。

 

では、どのように効率よく転職活動をすればいいのでしょうか。

 

今回は何気なく読み始めた本が思った以上に素晴らしい本だったのでご紹介します。それが、「このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法」という本です。

 

6月に発売されて以来、Amazonでランキング上位にきている本です!

 

このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法

このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法

 

 

この本の素晴らしいところは転職ノウハウだけじゃないところです。仕事とどう向き合うと人はもっと自由に生きられるかという本質的なテーマになっています。だから、もし転職を考えていなくても、今のキャリアを見直したいという人にもオススメする本です。

 

 

本書の要点

①転職は「判断軸」

転職に必要なのは「情報」でも「スキル」でもなく、確かな「判断軸」である。

 

②ポジショニングは平等である

20代は専門性、30代は経験、40代は人脈をとれ。才能は不平等だが、ポジショニングは平等である。

 

③働く産業を間違えない

いくら努力をしても、そもそも「働く産業」を間違えたら給料は絶対に上がらない。

 

転職を考えるのは生き方を考えること

今の日本では2人に1人が「人生で一度は転職をする時代」と言われています。転職は特殊なことではなく、当たり前になってきているのです。

 

それでも転職には「悩み」がつきものです。ただ、悩みがあるからこそ成長があります。

 

本書を読んでいると転職を考えることとは、生き方を考えることでもあると思いました。それが本書がノウハウ本だけじゃなく、仕事とどう向き合うかというテーマに沿っているからでもあります。

 

あと、本書はストーリー形式で展開していきます。だから一つの物語として読み進めることができますし、自分を投影して読めるので現実味もあります。

ねこひげ読書

それでは気になったポイントを一部だけご紹介します。

 

給与は当たり前にもらえるという勘違い

君が乗っている船は、そもそも社長や先代がゼロから作った船なんだ。他の誰かが作った船にあとから乗り込んでおきながら、文句を言うのは筋違いなんだよ。

給与は当たり前にもらえるという勘違い

 どうしても組織に居続けると給与が当たり前のようにもらえると勘違いしてしまいます。会社の業績が不安定になったときに、社長や上の人間のせいにします。

 

本書では会社を船に例えて「誰かが作った船にあとから乗り込んでおきながら、文句を言うのは筋違い」と話します。この言葉、後ろ向きな発言ではなく、実はとても前向きな発言なのです。

 

不平不満を持ち続ける以上は、しがらみから解放される日はきません。自由になるために必要なのが「自分の人生を選ぶ力」なのです。

 

価値は逆転する

価値のあるものと価値のないものは、長い目で見ると逆転することが多い。若い頃から馬鹿にされてきたが、それでも価値のあることをやり続けた人間は、いずれ輝き出す。一方で、若い頃にすごいとよばれていたやつほど、いい会社に入り、最初こそ楽しそうにしているが、いずれ、会社の愚痴ばかりを語るようになる。

価値は逆転する

転職を成功させたいのであれば伸びるマーケットを見つけることも大事です。すでに人気があるというのは、実はイスの数に限りがあります。今後、伸びていくようなマーケットを見つけ出すことが肝心です。

 

そのためには「業界の非効率を突くロジック」 が重要だと本書では語られています。例えば日本の教育は30年以上前からほとんど変わっていません。「毎年同じ授業をする」というのは非効率なのですが、なかなか変化はしません。

 

伸びるサービスのは業界の非効率を自覚し、まったく違うアプローチでせめていう事業を持つ会社です。

 

会社選びの3つの基準

1.マーケットバリュー

2.働きやすさ

3.活躍の可能性

会社選びの3つの基準 

本書では、伸びる市場の中から、ベストな会社を見極めるために3つの基準が重要だと話ます。それが「マーケットバリュー」「働きやすさ」「活躍の可能性」です。

 

この3つをどう見極めればいいのでしょうか。本書では、これらを見極めるために役立つ面接に聞く質問が紹介されています。

 

  • どんな人物を求めていて、どんな活躍を期待しているか?
  • 今いちばん社内で活躍し、評価されている人はどんな人物か?
  • 自分と同じ中途入った人物は、どんな社内パスを経て、どんな業務を担当しているか?

 

自分の活躍の可能性を確かめるためにも面接では上記のことを質問すると良いとのことです。

 

時代は「やりがい求める人間」に味方している

嫌々ながら仕事をする人間の数は減っていく可能性が高いということだ。好きなことを仕事にするのは、これからの時代、生存確率を高めるために必要なことなんだ。好きなことをやっていない人間から先に消えていく可能性がある。

時代は「やりがい求める人間」に味方している

今の日本で、どれだけの人が「 嫌々ながら仕事をしている」のでしょうか。相当な数がいるように感じます。

 

多くの人が「仕事は我慢してなんぼだ」「仕事はつらいものだ」という価値観を持ってしまっています。でも、この価値観から開放されないといつまでたっても、しがらみからは解放されません。

 

本書では「好きなこと」が重要だと話します。ただ、嫌々仕事をこなしている人がいきなり好きなことを探すのは簡単なことではありません。ましてや、仕事にするなど至難の技です。

 

だからこそ、好きなことがわからないという人は、日頃からアンテナを張り巡らせて「好きなこと」が何かを探すようにすることが大事だと思います。

 

「いつでも転職できる」という交渉のカード

すべての働く人が「いつでも転職できる」という交渉のカードを持てば、今の職場も絶対に良くなると確信している。この国は変わる。

 

「いつでも転職できる」という交渉のカード

転職に一歩踏み出せないのは「いつでも転職できる」という交渉のカードを持っていないからなのではないでしょうか。そのためには現代の転職に関する正しい「判断軸」です。

 

本書には、そのような「判断軸のヒント」が満載です。

 

最後に

本書は、「転職しようかと悩んでいる人」だけでなく、自分のキャリアを見直したい人にも読んでほしいです。本書にある「転職の思考法」は、ビジネスパーソンであれば、身につけておくことで「価値ある人物」になれます。

 

・今の会社が嫌でたまらないけど一歩踏み出す勇気がない

・自分のキャリアを見直したい

・もっと自由な働き方をしたい

 

こんなふうに思っている人は、自分のために、大切な誰かのために、ぜひ手にとって読んでみてください。

このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法

このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法

 
 
どうぞ、よしなにお願いします。

 

 

今日のクエスト~LevelUpポイント~

●このまま今の会社にいて、いいのか?と思ったら本書を読もう!