あなたはアートが好きでしょうか。アートと言うと難しい感じもしますが、好きなイラストレーターや画家の絵を見たり、自ら絵を描くなどクリエイティブな活動もアートです。
実は、アートは人生のQOL(人生の質)をあげてくれます。
どうも、ねこひげ先生(@dr_catwhisker)です。
今回は『繊細な人ほど「アート」でQOL(人生の質)をあげよう!』というお話です。ぜひ、人生の質を向上させたい人は参考にしてみてくださいね。
目次
繊細な人にこそ「アート」がおすすめな理由
ここ数年、世間的に認知が広まったHSP。Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)の略で、とても敏感で繊細な気質をもって生まれた人たちのことを言います。
そんなHSP気質をもった繊細な人にこそアートをおすすめします。HSPの第一人者であるアーロン博士によるHSPのチェックリストにも「美術や音楽に心を深く動かされるかどうか」が示されています。参考:Are You Highly Sensitive?
つまり、繊細な人はアートへの関心が高く、また感受性が豊かなためアートに触れたときに非HSPに比べても喜びや感動が大きいのです。
さらに、アートが人生のQOL(人生の質)をあげてくれることが様々な研究でわかっています。
アートで幸福度が増す
シェフィールド大学などの調査では「アートで幸福度が上がる!」と結論づけています。参考文献
また、慶應義塾大学文学部川畑秀明教授によれば、アートは心身の健康を高め、社会参加を促すのに有力な方法であることが示されつつあると述べています。
近年、アートの鑑賞が血圧を下げることや不安や抑うつの兆候を改善させ、他者との繋がりを促進し、幸福感や生活満足度などポジティブな影響が量的に示されつつあります。
アートが人生の質を向上させてくれるのは、充分に有り得そうな話です。僕は、もともとアート鑑賞、クリエイティブ活動が好きなので、なんとも嬉しい話です。
そこで、あなたもアートを楽しみましょう!と言いたいところですが「そもそも、どのようにアートを楽しめばいいの?」と思う人も多いかと思います。
巣ごもり需要を加味して、今回は美術館に足を運ぶのではなく、自宅内で楽しむ方法をご紹介します。
家で楽しむアート4選
①オンライン美術館
YouTubeで「美術館」または「Museum」と検索してみてください。世界中にある美術館が動画で見ることができます。
なかには解説付きの動画もあったりして、アート初心者にも嬉しい限りです。飲み物片手に「オンライン美術館」を楽しむのもおすすめです。
②読書
やっぱり読書です。一言にアートといっても種類は豊富です。自分の好きなアートを楽しんでみてはいかがでしょうか。
僕が、最近読んだ中では「ものがたりの家-吉田誠治 美術設定集-」がよかったです。空想の家を33点が収録されていて、「うわーこんな家に住みたい!!」と妄想しながら楽しく読みました(笑)
あとは、先ほどご紹介した川畑秀明教授の書籍「脳は美をどう感じるか―アートの脳科学 (ちくま新書)」で、脳科学や心理学の観点からアートを楽しむのも面白いですよ。
③漫画
「読書はちょっと苦手で……」という人は漫画を読んでみてください。
1巻を読んだら、がっつりとハマって最新刊まで一気読みをしてしまった「ブルーピリオド(1) (アフタヌーンコミックス)」をおすすめします。
2020年マンガ大賞を受賞しただけあって、素晴らしい作品ですね。美術をテーマにした漫画って珍しいですし、こんなに心が熱くなる内容も久しぶりでした。まだ、読んだことない人はぜひ!
④クリエイティブ活動
最後は、クリエイティブ活動です。少し落書きをしてみる、編み物をしてみる、ぐらいの軽い気持ちで始めてみても良いかと思います。
アートは「観る」楽しみもありますが、自ら「創る」楽しみもありますからね。
今回は繊細な人ほど「アート」でQOL(人生の質)をあげよう、というお話でした。アートは確実に人生を豊かにしてくれます。
HSPのような繊細な感受性を生まれ持った人にとっては、アートに触れる喜びがひと一倍大きいため、より一層幸福度も高くなるのではないでしょうか。
ぜひ日常にアートを取り入れてみてくださいね。
今日のクエスト~LevelUpポイント~
●アートは人生を豊かにする!
●繊細な人ほど感動が大きい!
●観てよし、創ってよし!日常にアートを取り入れよう!