ときどき、経歴詐称で騒がれる人がいます。今の時代、SNS上で嘘を突き通すことが困難になり、いずれバレてしまいます。
そして、何よりも嘘をついているという罪悪感で自分が苦しむだけです。
どうも、ねこひげ先生(@dr_catwhisker)です。
今回は『これからの時代、自然体で生きよう!』というお話です。
目次
自然体の人が輝く時代
僕は、これからの時代で活躍できる人とは「自分のことを大きく見せようとする人」よりも「自然体で生きられる人」だと思います。
今ほどSNSやネットが普及していないひと昔前までは、ある程度「自分を大きく見せる」ことが一つの成功戦略としてあったかもしれません。
現代ではツイッターやインスタが日常に溶け込み、他人との比較が容易になりました。インスタ映えという言葉が流行り、やはりここでも人は自分を大きく見せようとしていました。
今も、まだまだ必要以上に自分を加工して自分を大きく見せようとしている人たちがいます。それが悪いとは思いません。ただ、現実の自分(自然体の自分)とSNS上の自分に解離が生じて、嘘を突き通すことで自分が虚しくなるだけです。
さらに、だんだんとユーザー側も知見が増えて、「この人、無理しているな」「この人、必要以上に自分を大きく見せようとしているな」と気づくようにもなってきました。
そうなってくると、嘘をついて大きく見せることが成功戦略ではなく、むしろ不信感を抱く原因にもなってしまいます。
メンタルに悪い「インスタグラム」
実は、最もメンタルヘルスに悪いアプリは「Instagram(インスタグラム)」ということをご存知でしょうか。
イギリスのRoyal Society for Public Health(RSPH)は14~24歳の約1500人を対象に、ソーシャルメディアアプリが若者の抱える不安・うつ・自己認識・ボディイメージなどにどのような影響を与えているかを調べました。その結果、人々に最もポジティブな影響を与えているのはYouTubeで、逆に最もネガティブな影響を与えているのがInstagramであることが判明。
どうしてもインスタは、言葉ではなく写真を見ることになります。
きれいに加工されたインフルエンサーの画像、楽しそうな人たちの画像を見ることで「自分の見た目は他人よりも劣っている」「私の日常は楽しくない」というネガティブな思考になりがちです。
このように現実とかけ離れた画像に接するうちに劣等感を抱き、メンタルが悪くなってしまうのも無理はありません。
だったら自然体でいい
自分と他人に嘘をつき続けるのは苦しいことです。確かに人は弱い。だからこそ、嘘をついてしまうこともあると思います。
ただ、世の中には弱さを受け入れ、自然体で生きている人もたくさんいます。
「自然体で生きるのは怖い!」そんな気持ちを抱く人もいるでしょう。そんなときは嘘をついて自分を大きく見せようとするのではなく、知識や経験で怖さを乗り越えていきましょう。
たとえば、読書から得た知識がチカラになる人もいます。または、運動を継続しているという経験が自信につながる人もいます。
大事なのは「他人と比較しない」ことです。自分の「できている点」に向けて、過去の自分と比較してみてください。
過去の自分よりも成長しているなと実感ができれば、自分の弱さと向き合う恐怖も薄らいでいくことでしょう。焦らないで、知識と経験を積み重ねて自然体でいきましょう。
今回は「自然体で生きよう」というお話でした。
「自分を大きく見せる」ことは短期的には可能かもしれません。
ただ、これから一生、自分を大きく見せ続けて生きると考えたとき、あなたはどう感じるでしょうか。きっと人生が窮屈に感じ、どこか虚しくなりませんか。
そうならないためにも自然体が一番よい思うのです。
人間、どこか弱さを抱えながら生きています。折り合いをつけることも必要でしょう。自然体の自分が心地よいと思えたとき、人生がより楽しく思えるはずですよ。
おすすめ本
今日のクエスト~LevelUpポイント~
●自分と他人に嘘をつき続けると虚しくなるだけ!
●他人との比較はやめよう!
●自然体の自分を好きになろう!