嫌いな相手のことが気にならなくなると良いと思いませんか?それで、人間関係の悩みも解消すれば理想です。
人間関係で悩んでいる人の多くが自分と相手の「境界線」を意識できていません。この「境界線」を設定することで、相手との間に起こる問題が解消されることがあります。
もしちょっと人間関係で疲れているな、ストレスが溜まっているな、という人は読んでみてください。何かヒントになればと思います。
もくじ
境界を設定しよう
嫌いな相手のことが気になって仕方ないということはありませんか?同僚の態度にイラッとする、上司の言動にムカッとする、恋人とすれ違いで喧嘩になるなど、人間関係がストレスになっているときというのは、自分と相手の境界が曖昧になっている可能性があります。
自分と相手との境界が曖昧というのは、自分側の敷地(問題)なのか、相手側の敷地(問題)なのか、はっきりとさせずに混合させてしまっていることがあります。
例えば、恋人が機嫌が悪かったときに、「なんで、そんなに機嫌が悪いだよ!こっちまで気分が悪くなるだろ!」とか言ったりしていませんか?
この場合は、「相手の敷地」に自分から突っ込んでいると考えられます。人間なので機嫌が悪くなることもあるでしょう。機嫌が悪いのは相手の問題であって、自分の問題ではありません。
境界線を超えてしまう弊害
境界線を超えて相手の「敷地」に入ってしまうと、本来自分が引き受けなくてもよい問題や悩みまで抱え込む原因になります。
逆に、自分の敷地に相手を入れてしまうと、相手の言動に振り回される恐れがあります。いずれも、人間関係のストレスという形で返ってきます。
どっちの敷地か見極める視点を持とう
人間関係がストレスになっているときは、起きている問題が相手の敷地なのか、自分の敷地なのかどうかを考える視点を持つようにしましょう。
例えば、上司の悪口が酷いというのは悪口を言う上司の問題であって自分ではないなど、自分なりの視点で境界線を見つけましょう。
これが悪口を言われている自分に問題があるなどと悩みを抱え込みすぎると、必要以上にストレスとなり心身ともに疲弊します。
逆に、恋人に振られて落ち込んでいる友達がいたとしても、相談に乗ることがいいのですが、必要以上に相手の敷地に入り込まないことです。
相手のことを心配しすぎるあまり、自分自身の生活にも影響してきます。(友達をないがしろにしようという話ではありません、抱え込まなくてもいい問題をわざわざ抱え込んでしまうことが問題なのです)
最後に
人間関係のストレスは「境界線」を意識することが大切だと思っています。自分の問題と相手の問題を混合させないことが重要です。
嫌いな相手のことが気になって仕方ないというときは、もしかすると相手の敷地に入りすぎているのかもしれません。また、逆に自分の悩みについて必要以上に批判してこれるときは、相手が自分の敷地に入ってきているのかもしれません。
自分の敷地はしっかりと守りましょう!
人間関係では距離感が大切です。そのために、境界線を意識してどちらの「敷地内」の話なのかを考える視点を持ってみてください。もしかすると、「境界線」を意識できるようになれば、ちょっと違った感覚でコミュニケーションが取れるようになるかもしれませんね!
今日のクエスト~LevelUpポイント~
- 相手との間に境界を設定しよう!
- 問題を混合させない!
- 自分の敷地は自分で守ろう!
To be continued…