「学校に馴染めない」「職場に馴染めない」など、感じたことはありませんか？どこか居づらい、どこか違和感がある、と感じながらも「そのコミュニティ」の中で生活している人もいると思います。
そして、「どうして馴染めないだろ」「馴染めない自分が悪いのかな」と悩む人たちがいます。今回は、一つのコミュニティに馴染むだけがコミュニケーションじゃないというお話を書きたいと思います。
もくじ
今のコミュニティは居心地いいですか？
学生なら学校、会社員なら職場、主婦ならご近所付き合いなど、それぞれの立場でそれぞれのコミュニティに所属していることでしょう。
これらコミュニティは居心地いいですか？もしかして違和感があると感じながらも、生活をしている人もいるかもしれません。
理由は人それぞれあると思います。例えば、「学校に意地悪するヤツがいる」「職場に気が合わない上司がいる」「近所に悪口が酷い人がいる」など、各々にコミュニティの中で悩んでいることがあるはずです。
その人たちに、一番、伝えたいことが、「一つのコミュニティが全てじゃない」ということです。
一つのコミュニティが全てじゃない！
今いるコミュニティが全てだと感じていませんか？意外と自分では気づかないものなのですが、今いるコミュニティが全てだと感じている人も少なくありません。
例えば、「なんで馴染めないんだろう？」「自分はコミュ障なのかな？」「自分に問題があるのかな？」と自分を責めていたら要注意です。
今、所属する環境で上手くいかないからといって自分を責めることはやめてあげてください。「コミュニティに馴染めない自分に問題がある」と思わないようしてください。
なぜなら、一つのコミュニティに馴染めないからといってコミュニケーションができないとは簡単に言えないからです。
例えば、たまたま悪い環境にいるのかもしれません。その環境の中で馴染もうとする、空気を読もうとすること事態が無理あることだってあるのです。
つまり、一つのコミュニティで馴染むことがコミュニケーションじゃないということです。
別のコミュニティを持つことも大切！
今、自宅と職場、または自宅と学校の往復だけになっていませんか？世の中には自宅や職場(学校)以外にもコミュニティは沢山あります。一つのコミュニティしか知らないと、一つのコミュニティが全てだと思ってしまいがちになります。
第三(サード・プレイス)の場所を探そう！
「第三の場所(サード・プレイス)」という言葉を聞いたがありますでしょうか。実は「第三の場所」を持つことで、心にゆとりが生まれると言われています。
「第三の場所(サード・プレイス)」というのは、アメリカの社会学者レイ・オルデンバーグが提唱した考え方です。第一の場所は自宅、第二の場所が職場、そして交流の場を“第三の場所”と言っています。
サード・プレイスとは、コミュニティにおいて、自宅や職場とは隔離された、心地のよい第3の居場所を指す。サード・プレイスの例としては、カフェ、クラブ、公園などである。
自宅 と職場(学校)以外に自分がくつろげる場所を見つけましょう。例えば、語学が趣味ならスクールに通う、運動不足だと感じていたらジムに通う、月に何度か仲の良い友達と集まる、など自分が心から満たされる場所があることが大切です。
心が満たされる場所があることで、別のコミュニティが上手くいってなくても落ち込みすぎることが防げます。つまりは、第三の場所がストレスを発散場所であり、心を癒やしてくれる場所になるのです。
最後に
もし「今のコミュニティ」で上手くいっていなくても自分を責めすぎないでください。それは、必ずしも自分に問題があるとは限らないからです。
一つの場所で空気を読んで馴染もうとすることだけがコミュニケーションではありません。もちろん、馴染もうと努力することは素晴らしいことです。ただ、上手くいかないときに自分は駄目だと卑屈になってしまうのはよくありません、
実は、別の場所を探すこともコミュニケーションです。
自分が居心地がいいなと思える場所を探しましょう。学校や職場は、色んな人が所属します。この中で居心地が良いというのは珍しいことかもしれません。であれば、自ら居心地が良いと思える場所を見つけてみてはいかがでしょうか。
今日のクエスト~LevelUpポイント~
- 一つの場所に馴染めなくても自分を責めない！
- 第三の場所(サード・プレイス)を見つけよう！
To be continued…