「これ以上幸せになったら罰が当たる…」「幸せに耐えられない…」「私が幸せになっていいはずがない…」このように思ったことはありませんか。
「そんな馬鹿な、幸せであれば幸せであるほどいいでしょ!」と思う人もいるかもしれませんが、実は幸せすぎることに耐えられなくなることがあるのです。
もくじ
「幸せに耐えられない…」アッパーリミット
「幸せに耐えられない」と言って理解できますでしょうか。この感覚には、理解できる人と理解できない人に極端に分かれます。例えば、「人それぞれ耐えられる不幸のレベルが違う」というのは何となく理解できると思います。
それと同じように「人それぞれ耐えられる幸せのレベルも違う」のです。それを心理学で『アッパーリミット』と言います。つまり、幸せな気持ちが高まっているとき、その人のアッパーリミットを超えてしまうと、その幸せを壊す働きをしてしまうのです。
アッパーリミットには個人差がある
アッパーリミットには個人差があります。人それぞれ耐えられる幸せのレベルが違うのです。アッパーリミットが極端に低い人の原因には、子供の頃の家庭環境、両親の影響が関わっている可能性が高いと言われています。
以下のようなことを考えていたらアッパーリミットが低い可能性があります。
- これ以上幸せを望んだら罰が当たる
- 自分は幸せになっちゃいけない
- しょせん自分はこの程度がふさわしい
- 自分は幸せになるはずがない
例えば、恋愛が順調にいっていて幸せなのに、その幸せに耐えられなくなり、相手を傷つけることを言ったり、浮気をしたりして関係を壊そうするのもアッパーリミットが低くなっている可能性があります。
あなたは幸せになっていいのだ
アッパーリミットが極端に低くなってしまうと、自分が思い描く幸福を得られません。本当は幸せでいたいのに、それに耐えられなくて無意識に幸せを壊す行為をしてしまう…というようなことも起こり得るのです。
幸せを邪魔をしているのは、実は自分だったということがあるのです。そうならないためにも、自分自身に今の状況を我慢していないか問いかけてみてはいかがでしょうか。問いかけることで、アッパーリミットの存在に気づきます。
そして、自分自身に「幸せになってもいいのだ」と言い聞かせましょう。アッパーリミットが低い人の特徴は「自己肯定感が低い」というのが考えられます。つまり、褒め言葉を信用していなかったり、必要以上に自分を責めてしまうのです。
自分を褒めましょう。幸せになってもいいと考えましょう。自分が幸せになるこを、自分が許してあげられるまで自分に言い聞かせましょう。
最後に
今回の「アッパーリミット」という概念については理解できない人は全く理解できないことだと思います。それが悪いわけではなく、世の中には「幸せに耐えられなくなり苦しんでいる人もいる」ということを知るだけでも損はしません。
どうしても、アッパーリミットというのは小さい頃の家庭環境などの影響をします。苦しい家庭で育った人ほどアッパーリミットが低くなっており、いざ大人になって幸福度が高まっていたとしても「幸せになっちゃいけない」と不幸を選んでしまうのです。
幸せを自ら邪魔をしようします。それだと、悲しいですよね。まずは、自分を許してあげましょう。そして「幸せになってもいいんだよ」と自分に行ってあげましょう。幸せを邪魔するのも自分かもしれませんが、幸せにするのも自分なんですよ。
今日のクエスト~LevelUpポイント~
- 幸せに耐えられなくなることがある!
- あなたは幸せになっていいのだ!
To be continued…