突然ですがトイレって自分だけの空間だと思いませんか。毎日必ず行く場所であり、ほんの少しだけ一人静かに居られる空間です。
どうも、ねこひげ先生(@dr_catwhisker)です。
今回は、もしかすると瞑想する習慣を身につけたければ「トイレ」を利用するというのも手ではないか、というお話です。
目次
忙しい現代人の安らぎの空間「トイレ」
あなたはトイレという空間が妙に落ち着くということはありませんか。僕たちは必ず毎日トイレに行きます。
そんなトイレで用を足す以外の過ごし方として、よく聞くのが読書をするという人です。最近だと、トイレにスマホを持ち込んでニュース記事や電子書籍を読んでいる人も少なくないはずです。
一説によると日本人がトイレに入ってから出てくるまでの平均時間は約6分間と言われています。
6分間あれば、確かに読書もできますね。ただ、それだけではもったいないです。ぜひ、瞑想をする時間にしてみませんか。
トイレで瞑想が向いている3つの理由
科学的にも瞑想が脳やストレス、メンタルに良い効果があるのは証明されています。瞑想って、それほど難しくなくて簡単にできます。分かりやすく説明すると、何も考えずに、ゆっくり呼吸を繰り返すだけで瞑想になります。
時間は1分〜5分間くらいでも良いのです。日本人の、トイレに入って出てくる平均時間が約6分間です。瞑想するのにちょうど良い時間帯じゃないですか！
それでは、トイレという空間が瞑想に向いている理由を3つご紹介します。ぜひ「トイレ瞑想」の習慣を身につけてください。
①個室で邪魔になるものがない
基本的にトイレは誰も邪魔者が入ってきません。まさしく自分一人だけの時間を過ごせるのがトイレという空間です。
また、基本的に静かなのもトイレです。もちろん、公共施設のトイレによっては騒がしいところもあるかもしれませんが、一般的な家庭やオフィスのトイレであれば、基本的に静かな空間です。
このように静かで誰も邪魔者がいない空間というのは、瞑想に向いています。瞑想は「今ここ」に集中します。集中する限り、静かな方が良いのです。
周りに人がいたり、誰かの会話や生活音聞こえてくると、集中が途切れてしまいます。そんな邪魔が入らないのがトイレなので、瞑想するのにとてもオススメです。
②姿勢を正せる様式トイレ
最近だと、和式トイレは少なくなってきました。自宅のトイレでも、ほとんどの家庭が様式トイレを利用しているのでないでしょうか。
このような様式トイレは姿勢を正すのにも良いです。
瞑想をするときは呼吸以外に姿勢を正すことも大切です。瞑想って、床にあぐらをかいてやっているイメージがありますが、イスに座ってやる瞑想もあります。
イスに座っても良いのであれば、様式トイレでも構いません。
瞑想の正しい姿勢としては、座ったら背筋を伸ばすイメージです。おへそを前に出すぐらいのイメージで背筋を伸ばしてください。そして、肩の無駄な力を抜けば瞑想の正しい姿勢となります。トイレでもできることですね。
③瞑想を忘れない「きっかけ作り」
瞑想をやったけど続かないという人が結構な数います。瞑想が3日坊主になってしまったという人にもトイレ瞑想がオススメな理由があります。
習慣化するために、効果的な方法として「アクショントリガー」という考え方があります。アクショントリガーとは、僕たちが毎日することに、関連づけて習慣化させたいことを実行するということです。
例えば、入浴する前に「スクワット」をするというのは、入浴というアクショントリガーを利用して「スクワット」を習慣化できるのです。「そうだ、入浴しなきゃ！！」ということはないですよね。「入浴」と思ったら「スクワット」のことを思い出し実行するのです。
つまり、トイレというアクショントリガーを利用すれば、「瞑想」も習慣化ができます。しかも、瞑想は1分ぐらいからでも良いので、トイレで過ごす時間を有効活用できます。
最後に
今回は、僕たち人間が毎日必ず利用するトイレを有効的かつ安らぎの空間にするために「瞑想」をしようというお話でした。これまでに瞑想が続かなかった人、これから瞑想を習慣化したい人は、トイレという空間を利用してみてはいかがでしょうか。
今日のクエスト~LevelUpポイント~
●日本人のトイレ時間は約6分間！
●トイレは安らぎの時間！
●トイレ瞑想をはじめよう！