一部では「3組に1組の夫婦が離婚をする」と言われています。昔に比べて離婚をする夫婦も珍しくなくなりました。
どうも、ねこひげ先生(@dr_catwhisker)です。
今回は、離婚する夫婦が出している兆候をご紹介します。「うちは大丈夫!」という人も、離婚の兆候がないか、チェックしてみてください。そして、どうすればずーっと仲がいい夫婦でいられるか、一緒に考えていきましょう。
目次
離婚する夫婦には兆候がある
誰しもが「この人と一生一緒にいたい!」と思って結婚するのですが、時が経つにつれて新婚時代の初々しさは消え、「どこが好きだったのか?」と疑問に感じる人も珍しくありません。
結婚5年未満の夫婦が一番離婚する確率が高いとも言われています。あなたは大丈夫ですか。
離婚する夫婦が突如別れることになるわけではありません。必ず「離婚する兆候」があるのです。今回は離婚する夫婦が出している4つの兆候をご紹介します。
離婚する夫婦が出している「4つの兆候」
もう、あなたとは離婚よ
科学的に夫婦の観察を行い、研究した人物がいます。それが、心理学者のジョン・ゴットマンさんという人です。離婚する夫婦には、自分たちでも気づかないうちから、共通する行動パターンが見られたのです。
ちなみに、ジョン・ゴッドマンさんによると「夫婦の会話を15分見れば離婚の確率を91%の確率で当てられる」とのことです。
つまり、夫婦がどのような会話をしているかで長続きするのか、離婚してしまうのか、判断ができるということです。
ゴッドマンさんが提唱する以下のような4つの兆候がある夫婦は要注意です。できれば、どれも夫婦生活では避けておきたい兆候です。
①相手を繰り返し批判する
相手を注意することは、もちろん大切です。ただ、「いつも、あなたは…」「本当に駄目な人ね…」「もっと、しっかりしろよ」など繰り返し相手を批判している夫婦は離婚する可能性が高いのです。
ついつい、相手の駄目なところが気になって批判・避難することもあるかもしれませんが、言い過ぎはよくありません。
②相手にのせいにする
自分が悪かったとしても認めようとせず、相手のせいにする人も要注意です。
「君が悪いんじゃないか!」など相手のせいにしたり、言い訳をして正当性を主張するばかりではいけません。自分から非を認め、謝ることも大切です。
③話し合いの場から逃げる
そもそも会話をしなくなると問題です。喧嘩しているうちは、まだお互いに解決策を見出すこともできますが、どちらかがふてくされて黙り込んでしまうと、状態は悪化するばかりです。
会話がなくなってしまっている人も離婚の兆候があらわれています。喧嘩したときに黙り込んでいませんか?
④相手を軽蔑する
相手をバカしたり、軽蔑することもよくありません。例えば、皮肉げに笑ったり、手で払いのけるようにしたりするのは軽蔑のサインです。
ゴッドマンさんによれば、この兆候がもっとも危険な兆候だと言われています。
夫婦で会話する時間を持とう
生活のなかに二人だけで会話する時間を持ちましょう。例えば、ディナーのときはテレビを消して夫婦の会話を楽しむ、寝る前に軽くお茶を飲みながら会話をするなど、あらかじめ生活のなかに会話をする時間を持つとよいでしょう。
工夫次第で夫婦ふたりだけで会話する時間は持てると思います。
また、会話する内容は何でもよいでしょう。今日あったこと、週末のデートのこと、好きな映画のことなど、好きなことで会話をしてみるとよいと思います。
夫婦の会話で心かげること
会話するにあたって、以下のような点に注意して会話を楽しむとよいと思います。
- 悩みを聞く場合は、おせっかいなアドバイスをしない
- 相手の話を聞く態度を示す(うなずきやアイコンタクト)
- 相手の話を否定しない
- 楽しいや面白いなど感情を共有する
最後に
離婚する夫婦は、自分たちでもわからないうちに「離婚する兆候」が出ているのです。「うちは大丈夫だから!」と思っている人も、これから先、何が起こるかわかりません。ぜひ、生活のなかに夫婦で会話する時間を持ってくださいね。それが長く一緒にいられる秘訣です。
今日のクエスト~LevelUpポイント~
●離婚する夫婦には兆候がある!
●相手を軽蔑しない!
●夫婦で会話する時間をもとう!